「オノマトペ」は、大きく3種類に分けられる。1つは物事の状態を表す擬態語(たっぷり、つやつやなど)、そして音を表す擬音語(カリカリ、シャキシャキなど)、3つめが人や動物の声を表した擬声語(ワンワン、ニャーニャーなど)だ。日本では以前から、味や風味などお…続きを読む
「朝食を食べない家庭や子どもの増加」「朝食と脳の関係性」「一日三食の推奨」など、朝食に関する食卓環境の課題に対して国が指針を出すようになって久しい。一日の活動範囲の拡大や、学習意欲の向上、生活習慣の改善など、朝食がもたらす効果があるとされ、一食100円…続きを読む
今夏は、アイスクリームをひんぱんに食べた人が多いのではないだろうか。今年は7月の時点で真夏日(30度C以上の日)が続いた。長期で猛暑が継続し、アイスクリームで手軽に涼を得る需要も高かったと推測できる。なお、気温30度Cを超えるとアイスクリームから氷菓子…続きを読む
客の迷惑行為に飲食店は長年頭を悩ませている。迷惑行為をやめなかった客に対して店への入店を断わる、いわゆる「出入り禁止」を宣言する店も少なくない。店は本来、一人でも多く来店客数を増やしたいものであり、客としても居心地の良い店には長く通っていたいはずだ。需…続きを読む
「ハンバーグ」が熱い。ハンバーガーはブームが来て以来、今も人気だが、今回取り上げるのはハンバーグである。ひき肉で作るハンバーグは、家庭の定番料理になり、今では国民食のひとつといえるだろう。洋食として日本に入ってきたメニューだが、国内で独自にアレンジされ…続きを読む
前回、消費者視点から見た「おにぎり」ブームの背景を書いたが、おにぎりは外国人にも人気が高い。外国人訪日観光客には、コンビニエンスストアの商品で食事を済ますケースも少なくない中で、安価で腹持ちが良いおにぎりは人気が高いと聞く。海外ではおにぎりは「ONIG…続きを読む
おにぎりがブームである。おにぎりがブームである。2度書いてしまった。そのくらいある意味においてインパクトをもつ現象だ。おにぎりという地味でありながらも馴染み深いメニューがブームとは。しかし、日本の料理の原点ともいえる「おにぎり」だからこそ、日本人の食卓…続きを読む
トラック運転手の働き方改善にともなう「物流の2024年問題」は日本の食品業界において危機感のある重要テーマの1つであるが、労働者の権利が強く守られているオランダは状況が異なる。筆者が住むオランダの食品物流事情をお伝えしたい。 「在庫切れ」の張り紙にも来…続きを読む
ノンアルコール市場が広がりつつある。欧州では、ノンアルで食事や生活を楽しむライフスタイルの「ソバーキュリアス」という言葉も大衆化されており、パンデミックを契機に世界各国でアルコールへの価値観の変化が加速したようだ。日本でも、アルコールをウリにする“居酒…続きを読む
「欧州が、粉砕したコオロギをピザ等に必ず入れると決定」という事実でないツイッター投稿が1月下旬に日本国内で大きく話題になった。欧州委員会は2021年以降、段階的に「EU域内でのコオロギ粉入り食品の販売を許可」をしており昆虫食の注目は高まっている。今回は…続きを読む