醤油単品売上げランキング(KSP-POS、24年11月~25年10月)
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産人気は拡大。今冬は甘辛味の代表格のすき焼き提案をキッコーマン食品が深め、王道メニューでスムーズに消費を回復する。(吉岡勇樹)
大手メーカーが育成する密封・鮮度ボトルは開封後も常温で品質を保ち、潜在的な消費ニーズに対応。2010