醤油市場、甘口・国産の人気拡大 密封・鮮度は高止まり
2025.12.05
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産…続きを読む
●「ちゅ~る」2品強化 いなばペットフードの前期(25年3月期)の売上げは前年比で2桁近く伸長。数量ベースでも微増と堅調に推移した。一部値上げ効果もあったが、ウエットパウチフードの新商品100アイテムを投入したことも奏功した。特に、ネコ用、イヌ用と…続きを読む
ヤマキ名古屋支店の今期(26年3月期)上期(4~9月)、白だし商品群の売上げは「割烹白だし」(内容量500ml)の高い汎用(はんよう)性への評価が進み、前年比2桁増で着地した。下期は炊き込みご飯や鍋での活用を訴求するTVCM(10月放映)やSNSへの…続きを読む
キッコーマン食品中部支社の上期(25年4~9月)醤油部門の家庭用売上げは前年比増で推移し、東海地区では市場シェアを伸ばしている。特に「いつでも新鮮 あまうまいだししょうゆ」をはじめとするだし入り醤油や、「いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ」、PETタ…続きを読む
森永乳業が今秋発売した「森永ラクトフェリン200 ドリンクタイプ」=写真=が好調だ。10月7日の発売以来、約1ヵ月半で早くも累計出荷本数100万本を突破した。また、11月25日からはTVCMの全国放映も開始して、ロケットスタートからさらなる好調の波に…続きを読む
【中国発】井村屋中四国支店は、11月29日の「いい肉まんの日」を含む11月17~30日の期間、JR広島駅の南北自由通路にあるLEDビジョンで「井村屋の肉まん・あんまん」のおいしさをPRするTVCMと連動した映像を放映し需要増に向けたアピールを強化して…続きを読む
日本アクセスは11月から26年1月までの期間に、乾物商品の販売支援「レンジで作れる“新おせち”」の販促企画を展開する。店頭とデジタルの連動販促を行い、乾物の露出を高めるとともに売場を盛り上げていく。 同企画は20年から乾物の最需要期となる年末年始に…続きを読む
【九州】霧島酒造は16日、本格芋焼酎「KIRISHIMA No.8」で新TVCMの放映を開始した。今回も俳優の波瑠を起用。テーマには「No.8を、みんなのものへ。」を設定した。 CM内では、波瑠らがアウトドアで女子会に興じるシーンを描写。友だちと楽…続きを読む
サトウ食品グループのもち専業メーカー・うさぎもちの24年度の包装もち売上高は、前年比で約10.2%増となる約65億円と好調だった。昨年夏には店頭での主食用米の不足による代替需要や災害食需要の高まり、年明けの主食用米高騰と特需の影響が大きかった。10月…続きを読む
越後製菓の今シーズンは、10月に実施した大規模な価格改定の影響などを注視しながら取り組む。また、原料の国産水稲もち米の在庫状況や市場動向が不透明なこともあり、無理な拡販はせず既存の取引先への安定供給を重視していく考えだ。商品では、引き続き同社のロング…続きを読む
ファミリーマートは、おにぎり専門店ぼんご監修で豊富な具材の「ごちむすび」と「直巻おむすび」に、ふっくらとした食感を実現した「ふわうま製法」を追加導入し、18日から順次発売する。アンバサダーに起用の大谷翔平選手による新たなCMとキービジュアルも公開する…続きを読む