【この人とマーケティング】「サラダスティック」シリーズ(一正蒲鉾) -売場を…
2025.09.22
新潟県で誕生した一正蒲鉾は、25年1月22日に創業60周年を迎えた。創業者の野崎正平氏は、近代的な経営手法の導入を目指し、科学的な技術に基づいたかまぼこ製造をスタートさせた。冷凍すり身の採用や生産体制の変更、ニーズの変化を見据えた調理済食品の導入、健…続きを読む
1926年に「明治ミルクチョコレート」が発売され、以来チョコレート事業は同社の基幹事業である。発売当時からレシピを守り続け、高品質なピュアチョコレートを提供してきた。原料の選定や加工技術を向上させ、時代ごとに変化する嗜好に合わせて味わいを調整すること…続きを読む
「シーチキンⓇ」でお馴染みのはごろもフーズは、パスタジャンルの製造販売でも50年以上の実績がある。そんな同社は、生活習慣病への認識の広がりや糖質制限の高まりに着目し、糖質オフパスタ「CarboffⓇ」シリーズを17年8月に発売した。従来のパスタと比較…続きを読む
1645年、ヤマサ醤油は、初代濱口儀兵衛氏が千葉県・銚子で創業した。銚子は、沖合で黒潮と親潮がぶつかり合うため、夏冬の気温差が少ない温暖多湿な気候が特徴だ。この温暖な気候が醤油醸造に欠かせない麹菌の働きを活性化させ、豊かな風味やおいしさを生み出してい…続きを読む
昭和初期、日本は慢性的な食糧不足に加え、凶作によって極めて厳しい食糧難に直面していた。こうした状況に対して、創業者の伊藤英夫氏は“食を通じて日本を豊かにしたい”と考え、昭和産業を立ち上げた。肥料、製粉、製油、製飴、化学薬品、紡績、製麦など幅広い分野で…続きを読む
カゴメの歴史は、1899年に創業者の蟹江一太郎氏が西洋野菜の栽培に着手したことから始まる。当時日本で馴染みが薄かったキャベツ、パセリ、レタス、白菜、トマトなどを栽培・収穫し、料理店や青果店に売り込んだが、トマトの売れ残りが目立ったのだ。こうした状況を…続きを読む
1946年、キャラメルの製造販売事業を目的として、カバヤ食品は岡山県で誕生した。終戦直後、日本は深刻な食糧不足・栄養不足に悩まされていた。こうした社会背景に対して、「日本の会社が作ったもので日本を元気にしたい」という想いを掲げて製造されたキャラメルは…続きを読む
1949年、魚の内臓から天然由来のビタミンAを抽出する事業を主軸として、理研ビタミンは設立された。“天然物の有効利用を図る”という方針のもと、ビタミンAで培った抽出・精製・濃縮技術から事業を多角化。この技術は現在も商品開発に生かされている。ドレッ…続きを読む
1932年、アヲハタはミカンの缶詰加工やオレンジママレードなどジャム類の製造を主な事業とし、広島県竹原市で誕生した。多くの人に親しみが深いミカンの缶詰も、創業者である廿日出要之進氏らが中心となって開発に着手し、世界各国に輸出された。 そんなアヲハ…続きを読む
ふりかけ「是はうまい」の発売からスタートした丸美屋食品工業。その後も数多くの商品を世に送り出し、日本の食卓を支え続けている。そんな同社が、現在の総合食品メーカーとしての礎を築くきっかけとなったのが、1971年に発売した「麻婆豆腐の素」シリーズだ。…続きを読む