【この人とマーケティング】「ごはんにかけるスープ」カゴメ 忙しい日々に“ 特別感”を
カゴメの歴史は、1899年に創業者の蟹江一太郎氏が西洋野菜の栽培に着手したことから始まる。当時日本で馴染みが薄かったキャベツ、パセリ、レタス、白菜、トマトなどを栽培・収穫し、料理店や青果店に売り込んだが、トマトの売れ残りが目立ったのだ。こうした状況を打開すべく、トマトソース加工に乗り出す。 創業から18年後、1908年にトマトケチャップを発売する。戦後に西洋文化が広がり、食文化も欧米化の後押しでチキンライスやオムライス、ナポリタンなどが一般家庭でも親しまれ、ケチャップは日本
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