ふりかけ・お茶漬け特集:日本海水 「チュモッパ」がけん引
2025.04.28
日本海水は、24年のふりかけ・お茶漬け部門全体の売上げが前年比20%増と好調だった。中でも「まぜこみチュモッパ」が前年比3桁増でけん引した。23年の発売以来、首都圏・西日本を中心に導入が増加し、棚落ちせずに伸長した。昨秋には「まぜこみチュモッパ キム…続きを読む
RTDアルコール飲料が元気だ。24年は前年比3~5%増での着地とみられ、2年連続のプラス。コロナ下での突発的マイナスから持ち直し、長期と見込まれる成長軌道への復帰を果たした。メーカー各社は商品開発を活発化しており、躍進が続く中でも新たな需要開拓への旺…続きを読む
主要製粉7社は7月10日納品分から、業務用小麦粉を値下げする。輸入小麦の政府売り渡し価格が5銘柄平均で4.6%引き下げられた一方、輸送費・人件費などが上昇していることを踏まえて価格改定する。 各社の改定額(25kg当たり・税別)は次の通り。 〈日…続きを読む
日清製粉ウェルナは14日、家庭用の一部製品の価格改定を発表した。業務用小麦粉の価格改定や一部の原材料コスト変動に加えて、包装資材代、物流費、人件費などのコストが継続して上昇しており、為替の円安傾向も続く中、同社ではこれらのコスト上昇への対応として、さ…続きを読む
【関西】業務用酒類食品卸の名畑は、4月のビール類の一斉値上げへの対応に努め、価格ではなく価値訴求への転換に期待を込める。酒販事業以外の取組みも強化。NPO法人の都市養蜂プロジェクトをサポートしており、プロジェクトで採れたはちみつを使ったスイーツなどを…続きを読む
はごろもフーズは6月2日出荷分から、海苔および包装米飯の製品値上げを行う。主原材料である海苔とコメの価格が高騰しているため。さらに包装資材や物流費などの継続的な値上がりによって、製造原価が一段と増加している。 対象製品は次の通り。 ▽海苔製品(家…続きを読む
サトウ食品は4月8日、25年4月期通期業績予想の上方修正を発表した。ニーズの高まり、コメの価格高騰を背景にパックごはんや包装もちの利用機会が拡大し販売金額・数量ともに増加、さらに価格改定の実施で売上高・利益ともに想定を上回る見込み。 修正後の予想は…続きを読む
越後製菓は7日、包装米飯製品・コメ製品の価格改定と新規格製品の発売、一部製品の休売を発表。価格改定は7月1日出荷分からとなる。同社は昨年12月にも原料コストの上昇などを受け価格改定を行ったが、その後も原料米高騰が続き、さらに物流費や包材費・人件費など…続きを読む
◆外国人向け価値提案も鍵に 国内スイーツ・ベーカリー市場は、コロナ下からの一時的な大幅減から急速に回復、さらなる人流増やスイーツ世界大会の連覇などに伴い、25年も拡大基調が予想される。食品屈指の嗜好(しこう)産業としてさまざまな形での情緒的価値の発…続きを読む
◇要注目の一押し製品 三栄源エフ・エフ・アイはスイーツ・ベーカリー市場のニーズに対応した香料や日持ち向上剤、酸化防止剤などを展開している。 同社は近年、高騰が続く食品原料の代替が可能な香料の開発に注力し、用途別にエッグフレーバーを展開している。卵…続きを読む
◇要注目の一押し製品 昭和産業の24年度のスイーツ・ベーカリー向け小麦粉およびプレミックスの販売実績は、数量ベースで前年比1桁増、金額で前年並みとなった。外食関係や一部中食で、新規獲得や既存が好調に推移したことが要因だ。 NBブランドではドーナツ…続きを読む