主要製粉7社、業務用小麦粉を値下げ 7月から
2025.04.18主要製粉7社は7月10日納品分から、業務用小麦粉を値下げする。輸入小麦の政府売り渡し価格が5銘柄平均で4.6%引き下げられた一方、輸送費・人件費などが上昇していることを踏まえて価格改定する。 各社の改定額(25kg当たり・税別)は次の通り。 〈日…続きを読む
◇要注目の一押し製品 不二製油はカカオ価格高騰に対して、業務用チョコレート・植物性油脂事業両方を手掛けることを強みに、チョコレート製品のラインアップを拡充。おいしさとコスト上昇抑制を両立する製品を揃え、新たなトレンドへの対応など、幅広い提案を行う。…続きを読む
◇要注目の一押し製品 日油の「プルミエソフト」は焼きたてのソフトさやしっとりさを長期間維持し、食べやすい食感にする製パン用改質剤。同社の加工技術により乳化剤の効果を最大限高め、さらに酵素を配合することで強い老化抑制効果を発揮する。 同品は液糖をベ…続きを読む
◇要注目の一押し製品 ミヨシ油脂は今春、カカオ豆高騰や調達難化に対応する「ココアップ」を製品化。製品名の通りココアやチョコレートの風味を自然に底上げするマーガリンで、厳選素材を独自技術で組み合わせ、パンや菓子などにチョコ独自のビター感やナッティー感…続きを読む
日本のコメが過剰から不足へと加速度的に変化する中、端境期の昨年8月、売場からコメが消えた。新米が出てその状態は解消されたものの、年が明けて春になっても価格高騰が続き、令和の米騒動は現在も続いている。小売価格で長年、5kg2000円割れは当たり前、特売…続きを読む
湖池屋は7月から、一部製品について価格と規格を改定する。同社ではこれまでも原材料・配送費・人件費の高騰に伴い、価格・規格改定をこれまでも段階的に実施。合理化と効率化を図ってきたが、今後もさらなるコスト増加が予想される中で、自助努力だけではコストを吸収…続きを読む
日本ハムは6月1日から一部商品の納品価格を改定する。対象商品は家庭向け商品および業務用商品約220品目。改定率は約3~25%。原材料費や人件費およびエネルギー費の上昇が継続しており、企業努力だけでは、コスト上昇分を吸収することが極めて困難な状況に至っ…続きを読む
日本海水は7月1日納入分から業務用塩製品の価格改定を実施する。値上げ幅は現行価格からおおむね10%以上。コストの増加や工場老朽化への対策のほか、脱炭素化の取り組みを進めるための措置として同社は理解を求める。 世界的に物価上昇の中、塩業界でも石炭価格…続きを読む
「RDS」=マーチャンダイジング・オン社が運営するスーパー、ドラッグストアなど、325企業6325店のPOS情報から集計された市場データサービス * マーチャンダイジング・オン社は独自のロジックで、RDSスーパー業態の全収集店舗197企業約4…続きを読む
私市醸造は国内外の赤酢人気に対応し、家庭用商材を広げている。酒かすを全量用い、3年以上発酵、熟成させた赤酢の豊かなうまみ、香りが支持されている。赤酢ベースの「木桶の一滴」「熟寝(うまい)」といったNBを拡充。業績は遅らせてきた価格改定を前3月期に行っ…続きを読む
桃屋は7月から「ごはんですよ!」などの海苔佃煮17品を値上げする。改定は24年4月の値上げ以来1年3ヵ月ぶり。海苔原料が減産し、菓子などの需要増もあって高騰。企業努力を超えた。 7月1日出荷分から「ごはんですよ!お徳用」「江戸むらさき」などすべての…続きを読む