農水省、備蓄米で新ルール設定 「買戻し条件付売渡し」可能に
2025.02.07農林水産省は1月31日、有識者でつくる審議会の食糧部会を開き、長引くコメの高騰と流通の停滞を解消するため、政府備蓄米の放出に向けた制度の見直しを決めた。放出の新たな手法として「買戻し条件付売渡し」を運用ルールに定めた。主食用米の流通に支障が生じている…続きを読む
過剰から不足へと急速に変化する日本のコメ。端境期の昨年8月、売場からコメが消え、新米が出て解消したものの年明けもまだ価格高騰が続き、令和の米騒動に終止符は打てない。これが、順調に拡大中の日本米海外輸出や米粉などの原料米にも影響するのは必至で、コメ余り…続きを読む
【関西】旭食品の24年12月までの業績は、売上げ、利益とも前年を上回る実績の進捗(しんちょく)となっている。ただ人件費が上がってきており、1月以降は物流費のさらなる上昇も見込む。高知市内で開催した自社展示会「フードランド2025」の会場で22日、会見…続きを読む
長引くコメの高騰と流通の停滞を受け、農林水産省は24日、政府備蓄米の放出に向けた準備に入っていることを明らかにした。実施されれば熊本地震発生時の16年以来となる。凶作が原因でなく、流通の停滞を解消する目的で放出するため、食糧法に基づく基本指針など運用…続きを読む
ベルギーを代表するショコラティエのピエール・マルコリーニ氏は、近年のカカオの価格高騰について、「労働負荷を考えたら現在の市場相場の倍でもおかしくない。チョコレートは、決して日常の安い食品ではないと認識するべき。カカオの真の価値について、あらためて考え…続きを読む
●家計への食品値上げの影響(N=1000) 女性は半数以上が強く実感 インフレ環境が常態化 1000人調査ではまず、食品の値上げが続いた2024年の日本で、消費者がどう感じ、行動しているかを確認した。9割近くが食品値上げの影響が家計に「かなり」「…続きを読む
フロイント産業は販売後のアフターフォローを強化し、製菓・製パン業界の鮮度保持に関する課題に寄り添う。2024年は主力のアルコール蒸散剤「アンチモールド・マイルド」などが堅調に推移。水分活性測定器の需要も、海外を中心に伸びた。25年はコスト増に伴う価格…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年も引き続き値上げに対応する年となった印象だ。人件費や物流コストの上昇などを考慮するとさらに適正な価格にする必要があるため、今後も価格の適正化に向けた取り組みを推進していく。前期(2024年7月期)を振…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 2024年は、新型コロナウイルス感染症まん延後の日本経済の見通し・進むべき方向を見極める意味でも重要な年であったと思う。 政治的にも既成政党への厳しい声が聞かれる中、日本自体の今後の立ち位置、またどうあるべき…続きを読む
◇中部有力メーカートップインタビュー 今期(25年3月期)11月まで、主力製品であるチョコレートや粉末飲料の売上げは値上げの影響や原材料の高騰で苦戦はあるものの前年はクリアできている。 9月には一部の商品について価格改定および内容量変更を行った。…続きを読む
雪印メグミルクは16日、市販用(市乳・乳食品)・業務用商品の価格改定を発表した。原材料・包装資材価格や最低賃金の上昇、人手不足の深刻化、物流費コストの増加などがサプライチェーン全体に影響。家庭用はロングセラーアイテム「6Pチーズ」や「雪印コーヒー」な…続きを読む