サトウ食品は4月8日、25年4月期通期業績予想の上方修正を発表した。ニーズの高まり、コメの価格高騰を背景にパックごはんや包装もちの利用機会が拡大し販売金額・数量ともに増加、さらに価格改定の実施で売上高・利益ともに想定を上回る見込み。 修正後の予想は…続きを読む
越後製菓は7日、包装米飯製品・コメ製品の価格改定と新規格製品の発売、一部製品の休売を発表。価格改定は7月1日出荷分からとなる。同社は昨年12月にも原料コストの上昇などを受け価格改定を行ったが、その後も原料米高騰が続き、さらに物流費や包材費・人件費など…続きを読む
◆外国人向け価値提案も鍵に 国内スイーツ・ベーカリー市場は、コロナ下からの一時的な大幅減から急速に回復、さらなる人流増やスイーツ世界大会の連覇などに伴い、25年も拡大基調が予想される。食品屈指の嗜好(しこう)産業としてさまざまな形での情緒的価値の発…続きを読む
◇要注目の一押し製品 三栄源エフ・エフ・アイはスイーツ・ベーカリー市場のニーズに対応した香料や日持ち向上剤、酸化防止剤などを展開している。 同社は近年、高騰が続く食品原料の代替が可能な香料の開発に注力し、用途別にエッグフレーバーを展開している。卵…続きを読む
◇要注目の一押し製品 昭和産業の24年度のスイーツ・ベーカリー向け小麦粉およびプレミックスの販売実績は、数量ベースで前年比1桁増、金額で前年並みとなった。外食関係や一部中食で、新規獲得や既存が好調に推移したことが要因だ。 NBブランドではドーナツ…続きを読む
◇要注目の一押し製品 不二製油はカカオ価格高騰に対して、業務用チョコレート・植物性油脂事業両方を手掛けることを強みに、チョコレート製品のラインアップを拡充。おいしさとコスト上昇抑制を両立する製品を揃え、新たなトレンドへの対応など、幅広い提案を行う。…続きを読む
◇要注目の一押し製品 日油の「プルミエソフト」は焼きたてのソフトさやしっとりさを長期間維持し、食べやすい食感にする製パン用改質剤。同社の加工技術により乳化剤の効果を最大限高め、さらに酵素を配合することで強い老化抑制効果を発揮する。 同品は液糖をベ…続きを読む
◇要注目の一押し製品 ミヨシ油脂は今春、カカオ豆高騰や調達難化に対応する「ココアップ」を製品化。製品名の通りココアやチョコレートの風味を自然に底上げするマーガリンで、厳選素材を独自技術で組み合わせ、パンや菓子などにチョコ独自のビター感やナッティー感…続きを読む
日本のコメが過剰から不足へと加速度的に変化する中、端境期の昨年8月、売場からコメが消えた。新米が出てその状態は解消されたものの、年が明けて春になっても価格高騰が続き、令和の米騒動は現在も続いている。小売価格で長年、5kg2000円割れは当たり前、特売…続きを読む
湖池屋は7月から、一部製品について価格と規格を改定する。同社ではこれまでも原材料・配送費・人件費の高騰に伴い、価格・規格改定をこれまでも段階的に実施。合理化と効率化を図ってきたが、今後もさらなるコスト増加が予想される中で、自助努力だけではコストを吸収…続きを読む