大寅蒲鉾は創業以来培ってきた伝統技術を生かしながら、常により良い品質を目指して取り組んでいる。10月6日の中秋の名月に向けて発売する数量限定の「お月見うさぎ」は、第76回全国かまぼこ品評会で水産庁長官賞(細工かまぼこの部)を受賞。今秋も栗、カボチャ、…続きを読む
堀川は原料やエネルギー、物流コストや人件費が継続的に高騰する中、3月に練り製品の価格改定に踏み切った。一方の今秋冬は、冬の主役であるおでん関連で使い勝手の良い詰め合わせ商品や単品おでん種、味噌味のレトルトおでんなどを発売する。 また、ユーザーからの…続きを読む
越後製菓は10月1日価格改定を行い、全商品15%から27%の値上げとなる。値上げ幅が大きくメーカー、流通ともども販売施策は難しい。仙台支店の売上構成比はもち55%、米菓40%、その他5%。柱商品のもちは、昨年のコメ高騰で需要が高まり、PI値(レジ通過…続きを読む
食肉加工品業界では原材料や副資材、原油などの高騰の影響で2022~24年春秋にかけて計6回の価格改定を行った。25年も原材料価格の高止まりや、物流費高騰などのコストアップの状況に変わりはないことから、メーカー各社は今春も7回目の価格改定を実施している…続きを読む
瓶詰市場は主力のジャムの消費回復が進み、パン食とヨーグルトの需要増に応じている。値頃感のある紙カップとともに大瓶に消費が集中し、瓶詰が伸長。海苔佃煮は昨秋からのコメ高騰が悪影響を及ぼし、ジャムと明暗を分けた。ジャム、海苔佃煮ともに原料高、価格改定は続…続きを読む
食品缶詰業界(飲料を除く丸缶)は、21年からの長い値上げラッシュを経て、厳しい減益のトンネルを脱しつつある。ただ明確な回復軌道に入ったとは言い難い。コメ価格高騰などで節約志向の逆風は強く、多くが収益バランスの不安定化に直面。カテゴリーによっては今春ま…続きを読む
缶詰・瓶詰・レトルト食品業界は今期も、厳しい事業環境下に置かれている。円安や原材料・包材価格の高騰に加え、国内外の人件費、物流・エネルギー費の上昇などを背景に2025年上期も値上げが続いた。他方で、コメの価格高騰が消費者の節約志向を加速させ、特にご飯…続きを読む
はごろもフーズは11月1日出荷分から、家庭用パウチ製品「Home Cooking(ホームクッキング)」シリーズのうち5品を値上げする。これらの主原材料である、うずら卵・マッシュルーム・銀杏・鶏ササミの価格が、飼料や原料・エネルギー価格などの上昇により…続きを読む
野菜摂取が不足しがちな一番の理由は「価格が高いから」--カット野菜最大手のサラダクラブが一般生活者を対象に行った意識調査で、野菜の摂取量と価格の関係性があらためて浮き彫りになった。調査期間がキャベツなどの高止まりが続いていた2月だったことも影響した可…続きを読む
森永乳業は10月1日から、スキムミルクなど一部商品の価格改定を行う。生乳生産コストの高止まりによる生乳取引価格(乳価)の引き上げや、原材料・包装資材価格の上昇、人手不足の深刻化などもあり、値上げに踏み切る。 対象商品は「森永スキムミルク」など8品で…続きを読む