穀粉・製菓原材料業界は、23年産、24年産と続いているコメ不足の影響によって、穀粉製品の大幅な値上げを2年続けて行っている。25年産もさらなる原料価格の高騰が見込まれており、加工用米、米粉用米、もち米について生産者サイドは生産意欲がなく、原料確保が難…続きを読む
はごろもフーズは、フルーツデザート(缶詰・パウチ)や缶詰などの惣菜製品合わせて62品を4月1日出荷分から値上げする。10日発表した。デザートは主原料の中国産ミカン・黄桃・白桃、タイ産パインアップルの価格が原料状況の悪化や円安の影響によって上昇。また国…続きを読む
極洋は25年春の新商品として、家庭用4品・業務用31品の計35品を3月1日から順次発売する。開発テーマは「手軽に満足!魚をもっと好きになる」。主力の業務用冷食では深刻化する人手不足への対応を重視。魚料理にありがちな調理の手間や調理後の片付けのわずらわ…続きを読む
サトウ食品は、25年6月出荷分からパックごはん全商品の価格を改定する。2月17日に発表したもので、同社は昨年12月にも価格を改定。今回、原料米がさらに急騰していることからコスト吸収が困難になり、やむを得ず価格改定に踏み切った。(細山真一) ※詳細は後…続きを読む
「コメが当たり前に食べられる未来が揺らいでいる」と某有力コメ卸社長の新年のあいさつ▼昨年8月に売場からコメが消え、新米が出回り、品薄状態は解消されたものの価格が大幅に高騰している。要因について「集荷業者の分散化により、あるべきはずのコメが消えた」と一…続きを読む
農林水産省は14日、政府備蓄米21万tを放出すると発表した。江藤拓農相は同日会見で「主食であるコメが、投機の対象だと一部で言われている。健全ではない」と流通の停滞や価格高騰の背景に触れたうえで、放出のタイミングが遅れたとの批判は「甘んじて受け止める」…続きを読む
関東漬物協議会(関漬協)は6日、ホテルラングウッド(東京都荒川区)で「令和7年新春懇談会」を開催した。1都8県の理事長をはじめ、漬物業界の関係者30人ほどが参加し、歓談と情報交換を行った。会場では特に原料の高騰と、長期化した猛暑の影響への懸念が語られ…続きを読む
テーブルマークは4月1日納品分から、パックご飯22品の希望小売価格を約11~36%引き上げる。 1月納品分から約9~18%引き上げたが、その後も原料米価格の高騰が継続しているため、今年2度目の価格改定となる。(山本大介)
【関西】六甲バターは10日、家庭用商品62品目と業務用商品99品目の価格改定を行うことを発表した。原材料価格や包装資材価格の高騰に加え、人手不足による人件費や物流費の上昇などを理由とする。家庭用ナチュラルチーズは3月1日納品分から、そのほかは4月1日…続きを読む
【北海道】Aコープチェーン・北海道の「令和7年緑友会新年交礼会」がこのほど札幌市内のホテルで開かれ、会員企業ら約200人が参加した。 交礼会では、ホクレンの購買事業を担う資材事業本部とAコープ店舗などに商品を供給している生活事業本部を統合する組織変…続きを読む