UCC上島珈琲は4月1日出荷分から、業務用コーヒー製品の価格を改定する。1月29日に発表した。昨年12月に約半世紀ぶりに過去最高値を記録し、今年1月も記録を更新するなど、コーヒー生豆国際相場(アラビカ種)はここ1年間で約2倍まで高騰していることに加え…続きを読む
サラダクラブは3月1日店着分からパッケージサラダ(カット野菜)20品目の販売価格を引き上げる。天候不順による原料野菜の高騰とコロナ禍以降の肥料ほか生産コスト・物流費・人件費・エネルギーコストの継続的な上昇により、自助努力によるコスト吸収が限界に達した…続きを読む
マルハニチロは1月29日、家庭用すり身製品60品の出荷価格を4月1日納品分から値上げすると発表。「原材料価格の上昇、動燃料費・包装資材費・物流費・人件費の増加に加え、円安が続く厳しい環境下にある」と背景を説明している。同社のすり身製品値上げは23年2…続きを読む
森永乳業は3月1日および4月1日出荷分から、87品を対象に価格改定・メーカ出荷価格改定を行う。価格改定商品は80品で、改定率は2.5~9.1%。メーカー出荷価格改定商品7品については、同約2.7~5.8%としている。「マウントレーニア」は現行の希望小…続きを読む
過剰から不足へと急速に変化する日本のコメ。端境期の昨年8月、売場からコメが消え、新米が出て解消したものの年明けもまだ価格高騰が続き、令和の米騒動に終止符は打てない。これが、順調に拡大中の日本米海外輸出や米粉などの原料米にも影響するのは必至で、コメ余り…続きを読む
【関西】旭食品の24年12月までの業績は、売上げ、利益とも前年を上回る実績の進捗(しんちょく)となっている。ただ人件費が上がってきており、1月以降は物流費のさらなる上昇も見込む。高知市内で開催した自社展示会「フードランド2025」の会場で22日、会見…続きを読む
長引くコメの高騰と流通の停滞を受け、農林水産省は24日、政府備蓄米の放出に向けた準備に入っていることを明らかにした。実施されれば熊本地震発生時の16年以来となる。凶作が原因でなく、流通の停滞を解消する目的で放出するため、食糧法に基づく基本指針など運用…続きを読む
ベルギーを代表するショコラティエのピエール・マルコリーニ氏は、近年のカカオの価格高騰について、「労働負荷を考えたら現在の市場相場の倍でもおかしくない。チョコレートは、決して日常の安い食品ではないと認識するべき。カカオの真の価値について、あらためて考え…続きを読む
●家計への食品値上げの影響(N=1000) 女性は半数以上が強く実感 インフレ環境が常態化 1000人調査ではまず、食品の値上げが続いた2024年の日本で、消費者がどう感じ、行動しているかを確認した。9割近くが食品値上げの影響が家計に「かなり」「…続きを読む
フロイント産業は販売後のアフターフォローを強化し、製菓・製パン業界の鮮度保持に関する課題に寄り添う。2024年は主力のアルコール蒸散剤「アンチモールド・マイルド」などが堅調に推移。水分活性測定器の需要も、海外を中心に伸びた。25年はコスト増に伴う価格…続きを読む