24年の加工ごま市場は、為替や原料の高騰、人件費をはじめとした各種コスト上昇によって、多くのメーカーでは家庭用・業務用とも数回にわたって値上げを実施。金額べースでは価格改定の効果が表れたが、値上げによる数量の落ち込みが目立つ。一方で、新商品の投入や、…続きを読む
缶詰記者会はこのほど、会員投票による「2024年缶詰業界10大ニュース」を選定、トップには「能登半島地震、豪雨など災害激甚化」が選ばれた。年始発生の能登半島地震では缶詰・瓶詰・レトルト食品業界でも、多くのメーカーが政府によるプッシュ型支援に呼応し、多…続きを読む
日本紅茶協会はこのほど、2024年紅茶業界10大ニュースを発表した。 (1)2024年世界紅茶生産量は、安定推移=世界の紅茶生産量は23年359万tと微増。主要生産国の近況(24年1~9月)は、インドは干ばつの影響で約8%減少、スリランカは横ばい、…続きを読む
全日本コーヒー協会(全協)と全協記者会は、2024年コーヒー業界重大ニュースを決定した。 (1)国際コーヒー相場が47年ぶり高値、アラビカ300セント/ポンド超え、ロブスタ5000ドル/t超え(2)コスト高騰と円安の影響で各社価格改定も、国内消費は…続きを読む
キリンビバレッジは13日、紙パック容器の一部商品の価格改定を発表した。原材料や容器包装材の価格の上昇に加え、エネルギーや物流などの関連費用の高騰も継続するとの見通しから値上げに踏み切る。25年4月1日納品分から実施。希望小売価格を7~29%引き上げる…続きを読む
【関西】宝酒造は輸入販売する紹興酒全29アイテムと、桂花陳酒〈麗白〉500ml瓶の価格改定を25年4月1日出荷分から行う。22年1月に「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」が発効したことにより、関税が41年まで毎年、段階的に撤廃されることに伴うも…続きを読む
マルハニチロは缶詰・カップゼリー・冷凍食品の計138品を2025年2月1日から順次価格改定する。原材料・副原材料価格の上昇、包装資材費・物流費の増加に加え、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状態が続く厳しい環境のため、値上げに踏み切る。 缶詰…続きを読む
日清食品チルド、日清食品冷凍は13日、製品価格を改定することを発表した。原材料や包材の価格、エネルギー費、物流費、人件費などの大幅な上昇が要因。 チルド品は約4~8%、冷凍品は約5~12%の値上げで、2025年3月1日の納品分から実施する。
まるか商事(まるか食品)の4~10月の即席麺販売状況は、堅調に推移している。特に上期(4~9月)においては、5年ぶりに実施した価格改定の影響があったものの、看板商品の「ペヤング ソースやきそば」「同 超大盛」の安定的な売上げにより、前年比2桁増で着地…続きを読む
【関西発】食肉加工業界は、原材料や副資材の高騰を各社自助努力だけでは吸収し切れないことから、3年連続で年2回(春・秋)の価格改定を実施するなど、引き続き厳しい環境下での経営を強いられた一年となった。関西ハム・ソーセージ記者クラブが選んだ2024年の食…続きを読む