醤油市場、甘口・国産の人気拡大 密封・鮮度は高止まり
2025.12.05
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産…続きを読む
●環境と利便性を両立 モスバーガーを展開するモスフードサービスは、テークアウト用のホットドッグ容器を刷新した。パッケージメーカーのクラウン・パッケージと協業し、環境負荷の低減と作業効率の向上を両立した新容器を開発。素材や形状を一から見直すことで、紙…続きを読む
日本包装技術協会(JPI)は10月3、4日の2日間、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンkaze光の広場で「暮らしの包装商品展2025」=写真=を開催した。包装業界関係者と生活者が交流し「暮らしにやさしい包装」について考える場として隔年で開かれており、多…続きを読む
サトウ食品は10月29日、新潟県新発田市の同社新発田工場で「サトウの鏡餅出発式」を開催した。地元神社の神主がおはらいをし、運送トラックの交通安全や無病息災、商売繁盛を願う毎年恒例の同行事だが、今年は業界の受注締め日となる10月末を前に挙行。約2800…続きを読む
明治は10月20日の「リサイクルの日」から、「明治ブルガリアヨーグルト」の紙カップを回収し、リサイクルする実証を開始した。万代の運営するスーパーマーケット9店舗で、TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANと共同し、11月30日まで…続きを読む
昨シーズンから引き続き「脱プラスチック」「減容化」が大きなトピックになりそうだ。大手各社がそれぞれ取り組む中、サトウ食品が一足飛びで大きくコンセプトを前進させファーストペンギンとなった。今シーズンは、同社グループのもち専業メーカー・うさぎもちもサトウ…続きを読む
24年シーズンの鏡もち市場は、近年の傾向通り数量で前年を下回るものの、金額では前年同程度を維持したメーカーが多かった。本紙推計の市場規模は金額ベースでは昨シーズンから微減の約105億8000万円だった。 一方、利益率については各社が明らかにしていな…続きを読む
近年の鏡もち業界は、市場が緩やかに縮小する中で各社がさまざまな施策に取り組んでいる。23年に業界を挙げてスタートした10月末の受注締め日は流通関係の中でも理解され定着した。24年は脱プラや環境配慮を目的に、大手を中心にプラスチック窓の廃止や縮小などの…続きを読む
クラウン・パッケージは1日納入分から段ボール製品の価格を改定した。原材料である段ボール原紙の値上げに加え、燃料費や副資材、物流費、人件費の上昇が続き、企業努力だけでは吸収できないと判断した。 改定幅はシートで8円以上/平方m、片面で5円以上/平方m…続きを読む
【中部発】折兼グループは10月29日から30日にかけて、名古屋市の吹上ホールで「FOODBIZ SUMMIT NAGOYA 2025」を開催する。食品包装資材の専門商社である同グループの専門分野である「のせる、包む、運ぶ」をテーマに、現在、来場者登録…続きを読む
●リユース・リサイクル事業の実装に向け 東洋製罐グループでプラスチック容器事業を手掛けるメビウスパッケージングは10月から、シーバイエス(横浜市)、鈴与エコプロダクツ(静岡県袋井市)との3社共同で、業務用小型プラスチックボトルのリユース・リサイクル…続きを読む