酒類流通の未来を探る2025

酒類 2025.08.09
酒類流通の未来を探る2025

 酒類市場は健康志向や節約傾向を背景に、量から質への転換期にある。ノンアル飲料は家庭用で前年比6.5%増、業務用でも8.8%増と成長した。酒税改正でビール需要が回復する一方、アルコールとの付き合い方も変化し、適正飲酒の発信が課題となっている。国内需要縮小の中、インバウンド向けに日本酒やウイスキーなど高付加価値品の提案が活発化。日本酒は輸出国数が80ヵ国に拡大し、金額も伸び高価格帯の需要が増加している。

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