酒類流通の未来を探る2025

酒類流通の未来を探る:外食最前線 飲酒業態もプレミアム消費 昼飲み拡大か

酒類 特集 外食 2025.08.09 12978号 03面
「世界の山ちゃん」は、客単価が倍の「ワンランク上の世界の山ちゃん」の出店を拡大中。写真は24年12月に東京初進出した「山ワンランク上の世界の山ちゃん 有楽町店」

「世界の山ちゃん」は、客単価が倍の「ワンランク上の世界の山ちゃん」の出店を拡大中。写真は24年12月に東京初進出した「山ワンランク上の世界の山ちゃん 有楽町店」

 日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると、2024年の外食需要はコロナ禍のダメージからの回復傾向がみられ、外食全体の売上げは前年比8.4%増、飲酒主体のパブレストラン・居酒屋業態では同5.5%増で引き続き伸長した。利用客数も前年を上回り、外食全体では同4.3%増、パブレストラン・居酒屋業態でも同3.0%増に。客単価は外食全体では同3.9%増で、パブレストラン・居酒屋業態が同2.4%増となったが、原材料費などのコスト高騰による値上げの影響が大きい。

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