鏡もち特集:越の舞本舗 「結餅」シリーズ 新体制で販路拡大
2025.10.20
阿部幸製菓グループの越の舞本舗は、中期計画に盛り込んだ販売目標達成を目指し、今年度から同社として新しい営業体制で鏡もち商戦に臨む。商品では21年発売以来、モダンなデザインが人気の「結餅(むすびもち)」シリーズの販路を拡大していきたい考えだ。 同社の…続きを読む
24年シーズンの鏡もち市場は、近年の傾向通り数量で前年を下回るものの、金額では前年同程度を維持したメーカーが多かった。本紙推計の市場規模は金額ベースでは昨シーズンから微減の約105億8000万円だった。 一方、利益率については各社が明らかにしていな…続きを読む
近年の鏡もち業界は、市場が緩やかに縮小する中で各社がさまざまな施策に取り組んでいる。23年に業界を挙げてスタートした10月末の受注締め日は流通関係の中でも理解され定着した。24年は脱プラや環境配慮を目的に、大手を中心にプラスチック窓の廃止や縮小などの…続きを読む
伊藤忠食品は24年9月から取り扱いを開始した韓国産ウイスキー「キウォン」の育成に力を入れる。韓国初のシングルモルトウイスキーとして、ウイスキー愛好家を中心に認知を広げている。近年は国際的な酒類品評会で最優秀賞を獲得するなど品質への評価も高い。12月に…続きを読む
世界初のジャパニーズウイスキーボトラーズ事業を手掛けるT&T TOYAMAは17日、自社熟成を経た商品を初めて発売する。21年の設立以降、国内各地のクラフト蒸留所から原酒(ニューポッド)を購入し、自社貯蔵庫で熟成させた。国内外で販売し、ジャパニーズウ…続きを読む
サッポロビールは主力スコッチ「デュワーズ」ブランドのプレミアム品「デュワーズ 12年」を主軸に提案を強化する。年末に向けては体験型の企画などを打ち出しブランドの価値向上につなげる。25年年間の販売はブランド計で過去最高を更新する見込み。 1~9月の…続きを読む
キリンビールは富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒を使用した「キリンウイスキー 陸」と「キリンジャパニーズウイスキー 富士」の提案を強化する。陸は、年末に向けてハイボール缶を発売しブランド接点を創出。富士は免税店を含め国内での展開を加速する。 1~8月のウ…続きを読む
ウイスキーの拡大基調が続いている。物価高の影響で上期は微減だったが、国産・輸入品ともに依然として需要が高い。節約志向と高額でも銘柄にこだわる「品質志向」へと消費の二極化が進む。今秋冬にかけて、新商品の投入や体験型企画の実施、高級路線を強化する動きが目…続きを読む
日本アクセス北海道は北海道の魅力を伝えるため、道産原料を使用した開発商品を20年に発売し拡売を進めている。現在のアイテム数は冷凍食品やアイスクリーム、スイーツなど20品目で、売上げ規模は5億円。 今年の新商品は「とろーりチーズコーンまん」や、道産生…続きを読む
日本アクセス北海道は7月30日、札幌市内ホテルで「2025年秋季展示商談会」を開催、247社が出展し、道内外から得意先1554人が訪れた。テーマは「未来へつなぐ、北海道の力」で、食を通じて北海道から次世代につながる新たな価値創造に取り組むことが狙い。…続きを読む
◇社員とのコミュニケーション密に 意欲的に働ける環境を 日本アクセス北海道は、2000年に旧北海道雪印販売と旧杉野商事が合併して設立した「杉野雪印アクセス」発足から今年で25周年を迎えた。05年現社名に変更、13年には日本アクセスの完全子会社となる…続きを読む