缶詰・瓶詰・レトルト食品特集:大塚食品 新ボンカレーは和だし
2025.09.12
大塚食品が展開する「ボンカレー」は、「麺」と「ご飯」両方で楽しむ新たなカレー体験を提案する。1日に、3種の和だしとコク深いカレーの調和が楽しめる「旨みを味わう和のボンカレー こだわりだしの和風カレー」を新発売した。レトルト食品のパイオニアとして、多様…続きを読む
ハウス食品のレトルトは昨年度で全体が同4.2%増の216億円となった。昨年度の市場はマイナスで推移しており、同社のレトルト類は好調に推移した。レトルトカレーは同4.6%増。レトルトカレーは主力の「〓〓(カリー)屋カレー」が同7.0%増、「プロクオリテ…続きを読む
マルハニチロの缶詰事業は今期、4~7月期累計の売上数量が前年同期を上回って推移し、特にサバ缶は好調、イワシ缶も伸長した。サンマ缶も同様で、不漁期が続く中でも調達を安定化して増産。利益面も改善している。レトルト事業も主力の「金のどんぶり」シリーズが好調…続きを読む
永谷園のレトルト惣菜は野菜相場の影響、前3月期までの好業績の反動で苦戦している。「麻婆春雨」「広東風かに玉」を中心に展開し、野菜安で麻婆茄子などの野菜メニューに需要が移った。卵価格も上昇して悪条件が揃った。苦境だが、縦型パッケージに刷新し、売場への展…続きを読む
桃屋は一般家庭用製品で初めて減塩商品を発売し、健康志向の高まりに応える。25年8月25日から「塩分40%カットのごはんですよ!」を導入し、おいしさも両立した新たな原料バランスが好評を博している。既存品は「ごはんですよ!105g」を発売。凶作続きで暴騰…続きを読む
はごろもフーズの缶詰・レトルト食品主体の家庭用製品は今期4~6月期、主原材料費や容器包材の価格上昇などによる価格改定の影響を受け、前年同期比では売上げ微減だった。ただ前年同期が好調であったため、ほぼ横ばいの推移ととらえている。主力のツナはパウチ入り「…続きを読む
ニッスイの缶・瓶詰を含む常温食品事業は今期、4~7月期売上高が前年同期比微減で推移した。水産缶詰は値上げの影響が大きく、主力のサバ缶が苦戦、サンマ缶は回復傾向にある。好調を維持していたサケほぐし瓶詰は、コメの価格高騰に伴うご飯関連商品の販促減少の影響…続きを読む
レトルト食品市場は、調理の簡便化や節約志向により全体として好調を持続している。日本缶詰びん詰レトルト食品協会による24年(1~12月)の生産量は49万9247tとなった。今年から同協会が集計方法を変更したことで比較はできないが単純に前年と比べると33…続きを読む
瓶詰市場は主力のジャムの消費回復が進み、パン食とヨーグルトの需要増に応じている。値頃感のある紙カップとともに大瓶に消費が集中し、瓶詰が伸長。海苔佃煮は昨秋からのコメ高騰が悪影響を及ぼし、ジャムと明暗を分けた。ジャム、海苔佃煮ともに原料高、価格改定は続…続きを読む
食品缶詰業界(飲料を除く丸缶)は、21年からの長い値上げラッシュを経て、厳しい減益のトンネルを脱しつつある。ただ明確な回復軌道に入ったとは言い難い。コメ価格高騰などで節約志向の逆風は強く、多くが収益バランスの不安定化に直面。カテゴリーによっては今春ま…続きを読む
缶詰・瓶詰・レトルト食品業界は今期も、厳しい事業環境下に置かれている。円安や原材料・包材価格の高騰に加え、国内外の人件費、物流・エネルギー費の上昇などを背景に2025年上期も値上げが続いた。他方で、コメの価格高騰が消費者の節約志向を加速させ、特にご飯…続きを読む