節約志向が進み、牛肉価格が高騰する中、家庭での焼肉登場頻度が減少している。焼肉のたれは、コロナ禍の「おうち焼肉」需要で市場が伸長。22年には底をついたが回復し、その後も大きな増減なく推移している。一方、新規参入企業の登場や精肉売場での販売などもあって…続きを読む
Mizkanは家庭で再現しにくい味にフォーカスした万能調味料の新ブランド「LOVERZたれつゆ」を2月に発売。気温の上昇により夏にかけて喫食頻度が高まる麺類をはじめ、和食以外のメニューの味付けにも使える汎用性をアピールすることで新規顧客の取り込みを狙…続きを読む
ヤマサ醤油仙台支店は手軽にそうめんが楽しめるストレートつゆを春夏商戦の主役に位置付け、新規顧客の掘り起こしを狙う。気温の上昇やコメ不足の影響から麺需要の高まりが想定される中、多彩な食べ方を提案し市場の活性化に取り組む。 業界トップシェアの「そうめん…続きを読む
宮城県仙台市のだい久製麺の24年4月~25年3月までのつゆの販売実績は濃縮、ストレートつゆが金額ベースで前年を維持したものの、秋冬商品の鍋つゆが前年を割り込んだ。白菜や大根、ネギなどの鍋物野菜の高値が続き鍋需要が落ち込んだことが影響した。万能調味料と…続きを読む
ヤマキ東北支店の24年4月~25年3月までのつゆの販売実績は濃縮つゆや白だしの好調により金額、物量ともに前年を上回った。好調の要因となったのが中容量を軸とした適量の提案だ。人口や世帯人数が減少する中、世帯ごとの使用量に合わせた使い勝手の良さが支持を集…続きを読む
青森県十和田市のワダカンの25年2月期決算は売上高57億円(前年比6%増)と過去最高額を見込む。安全・安心、安定した品質、価格の良さを軸とする販売戦略が物価の上昇局面で強さを発揮。醤油、つゆ、発酵調味料などのカテゴリーで金額、出荷量ともに前年を上回っ…続きを読む
キッコーマン食品はうどん用ストレートつゆの「具麺」をフルリニューアル。個食タイプのつゆ市場を支えてきた人気シリーズを具材感を大幅に高めたラインアップで展開する。立ち上げから4月までの東北エリアでの販売状況はリニューアル前の昨年、一昨年の実績を上回った…続きを読む
秋田県大仙市の東北醤油はECによる販路開拓に活路を見いだした。秋田県内の5月1日時点の人口は89万人を割り込み、世帯当たりのつゆ使用量も頭打ちの状態が続く中、EC上での商品の露出を高めている。首都圏や仙台といった都市部の消費者を新たなターゲットに位置…続きを読む
急速な人口減少に抗い、つゆカテゴリーの新市場創出につなげられるか--。東北エリアで事業を展開するメーカー各社は岐路に立たされている。「国立社会保障・人口問題研究所」が発表した将来の世帯数の推計によると、2033年には全世帯の平均人数が2人を下回る見通…続きを読む
◇惣菜市場は11兆2882億円 24年は物価高も2.8%伸長 日本惣菜協会の「2025年版惣菜白書」によると、2024年の惣菜市場規模は物価高の中、11兆2882億円(前年比2.8%増)で、過去最高となる11兆円を突破した。コロナ禍からの本格回復、…続きを読む