代替食・プラントベースフード特集2025

◆代替食・プラントベースフード特集:地球を救う次世代食 環境・人口・食糧問題を解決

特集 総合 2025.11.25 13034号 01面
サステナビリティ性を最大意義とするプラントベースフード。多彩なジャンルを包括することからコース料理などでも楽しめる(フォションホテル京都で提供するメニュー)

サステナビリティ性を最大意義とするプラントベースフード。多彩なジャンルを包括することからコース料理などでも楽しめる(フォションホテル京都で提供するメニュー)

次世代食として若者層の支持は高い。接点強化は認知に重要な機能を果たす(10月6日から2週間、青山学院大学青山キャンパスで開催したキユーピーと同大学生の販売イベント「Try! Plant Based Foods」)

次世代食として若者層の支持は高い。接点強化は認知に重要な機能を果たす(10月6日から2週間、青山学院大学青山キャンパスで開催したキユーピーと同大学生の販売イベント「Try! Plant Based Foods」)

中核分野である大豆ミートは小売精肉コーナーでも定番の一角を占める。選択肢提供面で今後も重要となるだろう

中核分野である大豆ミートは小売精肉コーナーでも定番の一角を占める。選択肢提供面で今後も重要となるだろう

素材開発は目に見えない形を含め、さまざまな軸で進んでいる(写真は月島食品工業の生地によって作られた困難とされる1枚皮のプラントベースシュークリーム)

素材開発は目に見えない形を含め、さまざまな軸で進んでいる(写真は月島食品工業の生地によって作られた困難とされる1枚皮のプラントベースシュークリーム)

 ◆市場モデル、筋肉質化へ 定着への助走期間
 肉や魚介類、チーズやミルク、バターやヨーグルトなどの乳製品、さらには卵(鶏卵)や動物性だし(フォンやカツオだし、豚骨など)などの幅広い「動物性」食品を、大豆やエンドウ豆、海藻、野菜・果実などの「植物性」食品で再現するプラントベースフード(PBF)は、地球規模で課題となっている環境・人口・食糧問題を解決する次世代食品として世界的な注目を集めている。
 PBFは技術により食にまつわるさ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら