代替食・プラントベースフード特集:模倣から独自価値へ 再現性、近年中に臨界点…
2025.11.25
◆最大意義はサステナビリティ性 高まる「おいしさ」目的 国内PBFでは、第2成長期へ向けた助走段階にあり、素材・技術開発を通じたレベル向上が第1成長期以上に進んでいる。製品先行によるブームから成熟期へ向けた下地を構築している段階といえ、再現性競争は…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●企業連携で普及に進化を 丸大食品はプラントベースフード・代替食(大豆ミート商品など)の現状について、サステナブルな食材への関心は一般的に高いものの、日常の買い物で追加費用を払って買うという消費者となると、味やコスト的な要因…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●野菜のおいしさ強みに カゴメは、「カゴメプラントベース」シリーズにて、「おいしさ」と「健康価値」を訴求し、さらなる浸透拡大に取り組む。野菜と豆から作った同シリーズによる、おいしく・手軽かつヘルシーな食事提案により、生活者の…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●拡販で認知拡大図る ケンコーマヨネーズは乳製品や卵、肉類を使わず、植物性原料を中心に仕上げたプラントベース商品「HAPPY!! with VEGE」シリーズを展開している。24年7月に発売した同社初の魚系代替品「お豆でつく…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●サラダのノウハウ生かす キユーピーは23年春から“サステナブルな食”を揃えるPBFブランド「GREEN KEWPIE(グリーンキユーピー)」を国内外で展開、着実に育成を進めている。25年10月現在、「植物生まれのごまドレッ…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●開発者へ情報も発信 ミヨシ油脂は動物性油脂のおいしさをプラントベースで創り出す食用油脂ブランド「botanova(ボタノバ)」を展開している。25年度上期は同ブランドに加え、プラントベース仕様の新商品を3品目展開。多様な機…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●輸出向け商品開発貢献 月島食品工業は8月、プラントベースのメニュー作りを支援する「Poff(ポフ)」ブランドから自然なバター風味のマーガリン「ラブールイーリス/MB」を発売した。通常商品に加え、ビーガン向けやプラントベース…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●カレーなど広範囲で 創健社は40年以上にわたり、PBFの特徴を持つ植物由来食品を展開。25年10月現在、取扱商品数は実に50を超え、市販用商品では国内最多(本紙調べ)の品揃えを誇る。18年2月からはプラントベース商品にロゴ…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●インドネシア産浸透を 明治フードマテリアは、インドネシア産ココナツでPBFに新たな提案を行う。PBF・植物性ミルク市場の拡大に伴い、日本市場におけるココナツ(ミルク)の需要は拡大。輸入量は2001年の約3000tに対し、2…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●ラインアップ拡充も 不二製油はおいしさの多様な選択肢を提案する植物性ブランド「GOODNOON(グッドヌーン)」から新ブランド「Melavio(メラビオ)」を立ち上げた。動物性油脂が担っている肉汁感やコクといった特徴を植物…続きを読む
◇注目企業の取り組み ●トレンド対応素材も くらこんは動物性原料、調味料(アミノ酸等)を一切使わず、豆や海藻を主体とした全品がビーガン対応のヘルシー商品ブランド「Good for Vegans」を展開している。 PBFとして業界でいち早く商品化…続きを読む