代替食・プラントベースフード特集2025

代替食・プラントベースフード特集:模倣から独自価値へ 再現性、近年中に臨界点か

特集 総合 2025.11.25 13034号 10面
日本発の世界食・ラーメンでも完全PBF化が可能となった。国内はもちろん海外でのプレミアムジャパン示威につながりそうだ =不二製油「MIRA-Dashi」使用のプラントベースラーメン

日本発の世界食・ラーメンでも完全PBF化が可能となった。国内はもちろん海外でのプレミアムジャパン示威につながりそうだ =不二製油「MIRA-Dashi」使用のプラントベースラーメン

ホテル・旅館ではビーガン向けメニューの用意が目立つ。PBFの活用の場が広がりそうだ =写真左がビーガン向け料理。Zoey106氏撮影

ホテル・旅館ではビーガン向けメニューの用意が目立つ。PBFの活用の場が広がりそうだ =写真左がビーガン向け料理。Zoey106氏撮影

市販用メニュー製品も続々登場。カレーやスープなど身近な形での提案で市場を支える

市販用メニュー製品も続々登場。カレーやスープなど身近な形での提案で市場を支える

植物性ミルクはPBFを代表する伸長分野。豆乳を核にカフェ分野の視線も熱い =写真はマルコメの米麹ミルク

植物性ミルクはPBFを代表する伸長分野。豆乳を核にカフェ分野の視線も熱い =写真はマルコメの米麹ミルク

 ◆最大意義はサステナビリティ性 高まる「おいしさ」目的
 国内PBFでは、第2成長期へ向けた助走段階にあり、素材・技術開発を通じたレベル向上が第1成長期以上に進んでいる。製品先行によるブームから成熟期へ向けた下地を構築している段階といえ、再現性競争は近年中に臨界点に達するとの見方が強い。当然ながら今後は代替性に加え、PBFならではの独自価値が積極発信されることが予想される。「模倣から独自価値」へ。レベル上昇に伴い、特にトレンド発信ジャンルでもある外食

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