VOICE:佐藤雅俊・日本乳業協会会長 山積の課題、地道に
2025.06.04
2024年度の生乳生産量は737万tだったが、自分が入社した1985年は738万tとほぼ同等だった。しかし、当時と現在では環境が違う。85年以降、最も生産量が多かった96年の865万tまで伸長トレンドだったが、2025年度は728万tと予測される。 …続きを読む
母船式捕鯨会社共同船舶の所英樹社長は22日、東京ビックサイトで開催された「国際食品素材/添加物展(ifia JAPAN 2025)」セミナー会場で講演し、「海のSDGs『鯨』と鯨肉の機能性」を来場者にアピールした。 冒頭、所社長は「地球上でクジラが…続きを読む
全日本漬物協同組合連合会(全漬連)は、漬物の日本一を決める「漬物グランプリ2025」を4月17~19日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催した。19日に最終審査を経て各賞の発表と表彰式が行われ、法人の部でグランプリを受賞した新進の「Long Sh…続きを読む
●食品ロス削減例など紹介 農林水産省の五十嵐麻衣子氏(大臣官房新事業・食品産業部外食・食文化課長)は「食品ロス・食品容器包装等をめぐる国内外の情勢と対応~食品産業×SDGs~」と題したセミナーを行った=写真。食品および容器包装のリサイクルの現状や企…続きを読む
国分北海道は16日、北海道北斗市と同市の活性化を支援する包括連携に関する協定を締結したと発表した。市の特色ある食材や地域資源の発掘や地域における食産業の未来を支える人材育成などを通じ、北斗市の活性化と持続的な発展を支援する。 国分北海道は、北斗市の…続きを読む
【関西】業務用酒類食品卸の名畑は、4月のビール類の一斉値上げへの対応に努め、価格ではなく価値訴求への転換に期待を込める。酒販事業以外の取組みも強化。NPO法人の都市養蜂プロジェクトをサポートしており、プロジェクトで採れたはちみつを使ったスイーツなどを…続きを読む
◇コメ関連機械・資材企業 猛暑の影響はじめ、複数の要因が重なり全国に広がったコメ不足。自給率ほぼ100%のコメが担う「食料安全保障の要」としての役割が揺らぐ中、米袋専門メーカーのアサヒパックは業界全体の連携によりコメ流通の安定化を推進。生産者・流通…続きを読む
◇コメ関連機械・資材企業 精米機の世界シェアが約70%の世界的な精米機メーカーのサタケが、同社のオリジナル技術を結集して開発したSDGsに対応した次世代向けの加圧式IH炊飯機「SILK(シルク)」が好調だ。 同機は、釜内を1.2気圧まで加圧し、釜…続きを読む
月島食品グループ(月島食品工業、東京フード、ホーライ)は、持続可能で安心した選択肢として「人にやさしい製品」、環境に配慮しプラントベースのニーズに応える「環境にやさしい製品」をテーマに開発した計3品を4月から順次発売する。「もっとカンタンにおいしい」…続きを読む
明治は8日から、新たな乳飲料などのブランド「明治乳ヘルシーボトル」をスタートさせる。SDGsの浸透などを背景に、無駄なく飲みきれる新容量700mlのキャップ付き容器で展開する。近年、酪農乳業界で課題となっているSNF原料(脱脂粉乳)の有効活用の面でも…続きを読む
水耕栽培と養殖を掛け合わせた次世代の循環型農業「アクアポニックス」事業を展開するアクポニは、4月から神奈川県藤沢市の自社農場「ふじさわアクポニビレッジ」で、産業ガスメーカーである日本エア・リキードとエア・リキード・ラボラトリーズ(以下、2社を総称して…続きを読む