榎本酒類、廃油回収を開始 SAF・せっけん原料に

 業務用酒販大手の榎本酒類は、取引先の飲食店から出る使用済み食用油を回収し、せっけんや持続可能な航空燃料(SAF)などに再資源化するサービスを東京都内の一部地域(大田区・品川区・目黒区・港区)で始めた。7月1日から居酒屋や天ぷら店など約50店舗を対象に試験導入し、首都圏全域での展開も視野に入れる。
 同社は酒類や飲料を配送すると同時に、空き瓶やケースを回収する「双方向型」の物流網を持つ。この既存インフラを活用し、商品を店に届ける際に廃油も同時に回収する

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