炎暑を駆ける夏の清涼飲料業界:各社、需要喚起へ切り口多彩 4年連続4兆円超え…
2025.06.27
清涼飲料業界が最需要期を迎えている。昨年に続く夏の猛暑に加え、訪日外国人のインバウンド需要増加や価格改定の浸透などから市場の拡大が期待できそうだ。中東情勢の行く末や国内の物価高など生活者の購買行動につながる影響があるものの、メーカー各社はバラエティー…続きを読む
キユーピーと味の素は使用済みマヨネーズ容器の回収実証実験の進捗状況を発表した。両社は多層構造でリサイクルの難しいマヨネーズ用PE容器の再資源化に向けて24年から協働。同年7月からイトーヨーカ堂の協力を得て神奈川県川崎市のイトーヨーカドー溝ノ口店で回収…続きを読む
ZACROSは、軟包装向け積層フィルム(異なる機能を持つ各種フィルムを貼り合わせたもの)から接着剤と印刷インキを同時に除去する技術を開発した。これにより、積層フィルムから高品質なリサイクル材の製造が可能となる。(涌井実) ※詳細は後日電子版にて掲載い…続きを読む
日本缶詰びん詰レトルト食品協会は9日、東京都内で定時総会を開き、役員改選で浦上博史会長(ハウス食品グループ本社社長)に代わり、池見賢氏(マルハニチロ社長)を新会長に選任した。浦上氏は副会長として新任され、ほか3人の副会長には山口聡氏(カゴメ社長)、高…続きを読む
食品容器大手のエフピコと遠鉄ストアは、小学生が環境やリサイクルについて学習し、SDGsへの理解を深めることを目的に、静岡県浜松市の小学校全校(96校)に学習まんが「食品トレーのひみつ」を計300冊寄贈した。 「食品トレーのひみつ」は、Gakkenが…続きを読む
【関西】加藤産業はネスレ日本、フジと、店頭回収・アップサイクル活動における協業に合意し10日、フジグラン広島(広島市)で調印式を行った。中四国エリアにある19店舗のフジの店舗に常設しているネスレ日本製品の紙パッケージ回収ボックスを、加藤産業中四国支社…続きを読む
【関西】ダイドーグループホールディングス(GHD)は5日、23年から制定している6月の「ダイドーグループ『環境強化月間』」を25年度も実施することを発表した。3年目の今年も清掃活動とSNS連動施策を実施。事業を通じた環境への貢献活動を推進していく。 …続きを読む
日本冷媒・環境保全機構(JRECO)は、東証プライム上場企業のホームページに掲載されている環境関連の報告書を検索し、各社のフロン排出抑制法に対する理解や認識、取組みや情報発信の状況をA~Eの5段階で評価する「フロン対策格付け」を実施しており、5月26…続きを読む
【関西】生活協同組合コープこうべは6月から、宅配の仕組みを活用した廃食油回収の取り組みを開始した。地域担当が週に一度の宅配訪問時に廃食油を回収し、油脂会社が回収した廃食油をせっけんや燃料などに再利用する。リサイクルで生じた売却益は全額、子育て支援に活…続きを読む
雪印メグミルクとライオンは5月29日、2社連携による新たな資源循環モデル創出を宣言した。雪印メグミルクの宅配用瓶商品に使用するプラスチックキャップを、ライオンが展開する日用品の詰め替えパックにリサイクル。2026年秋の発売を目標にしており、宅配・詰め…続きを読む
全国清涼飲料連合会は23日、東京都千代田区の経団連会館で25年度定時総会を開催した。25年度の事業戦略のビジョンは「サーキュラー(資源循環)&エコロジカル(地球との共生)・エコノミーの確立」を引き続き掲げ、自動販売機課題への対応のほか、「30年ボトル…続きを読む