マヨネーズ容器の水平リサイクルに向けてライバル・味の素と協働
◇わが社の取り組み
今年、マヨネーズ発売100周年を迎えたキユーピー。1925年、創業者の中島董一郎氏は日本人の体格向上を願って栄養価の高い卵黄タイプのマヨネーズを世に送り出す一方、製造過程で残る卵白を無駄なく使い切ることに力を注いだ。当初は一升瓶に詰めて売り歩き、1935年には菓子などの原料に適した乾燥卵白の製造販売に乗り出している。こうした創業者の姿勢は、後年、業務用液卵などのタマゴ事業や鶏卵由来の素材を扱うファインケミカル事業へと発展していく