サステナビリティ特集2025
サステナビリティ特集:米穀業界リポート=持続可能性問われる日本のコメ
●支援・提案などで新たな動き
長期化する“令和の米騒動”、今、日本人一番の関心事はコメだ。昨年8月の端境期に売場からコメが消えたことから、この騒動は端を発し、24年産米の大幅高値で現在も継続している。端境期対策として政府は備蓄米を放出したものの、その手法が政府備蓄米が競争入札から小売業への随意契約へと変化し、農林水産大臣の交代劇とともに大きな話題となっている。価格はもとより、売場で購入銘柄や数量が制限されるなど、供給不安の方が大きい。米穀業界では、