サステナビリティ特集2025

◆サステナビリティ特集:持続可能な未来へ社会課題解決に挑戦 次世代視点で進路照らす

特集 総合 2025.06.28 12957号 01面
5月30日から6月1日の3日間、全国のイオングループ19社・約6200店舗で開催された「えらぼう。未来につながる今を」フェア。環境配慮型商品や環境をテーマとした商品、サービスの価値をサプライチェーン全体で伝えた。特別催事店舗のイオンスタイルレイクタウン(埼玉県越谷市)では参加企業がブースを構え、消費者が日々の買い物を通じて参加できる環境活動を提案した

5月30日から6月1日の3日間、全国のイオングループ19社・約6200店舗で開催された「えらぼう。未来につながる今を」フェア。環境配慮型商品や環境をテーマとした商品、サービスの価値をサプライチェーン全体で伝えた。特別催事店舗のイオンスタイルレイクタウン(埼玉県越谷市)では参加企業がブースを構え、消費者が日々の買い物を通じて参加できる環境活動を提案した

フォーステックが展開するIoTスマートごみ箱「SmaGO(スマゴ)」。ごみがたまるとセンサーが感知して約5分の1に自動圧縮する。必要な電力はソーラーパネルによる太陽光発電でまかなう。通信機能で管理者はごみの集積状況をリアルタイムで把握でき、効率的な回収ができる。外部電源を必要とせず、どこにでも設置可能。写真は東京・表参道に設置された「SmaGO」

フォーステックが展開するIoTスマートごみ箱「SmaGO(スマゴ)」。ごみがたまるとセンサーが感知して約5分の1に自動圧縮する。必要な電力はソーラーパネルによる太陽光発電でまかなう。通信機能で管理者はごみの集積状況をリアルタイムで把握でき、効率的な回収ができる。外部電源を必要とせず、どこにでも設置可能。写真は東京・表参道に設置された「SmaGO」

「生活協同組合パルシステム茨城 栃木」がJAつくば市谷田部の協力の下、行った田植え体験会「田んぼの学校」。参加者は生産者からレクチャーを受け、泥だらけになりながら田植えに挑戦。食を育む農業の大切さと、農作業の大変さを体験した。コメ不足が叫ばれる中、家族で田んぼに足を踏み入れてコメ作りの過程を知り、農作業を通じて生産者との相互理解を深めた

「生活協同組合パルシステム茨城 栃木」がJAつくば市谷田部の協力の下、行った田植え体験会「田んぼの学校」。参加者は生産者からレクチャーを受け、泥だらけになりながら田植えに挑戦。食を育む農業の大切さと、農作業の大変さを体験した。コメ不足が叫ばれる中、家族で田んぼに足を踏み入れてコメ作りの過程を知り、農作業を通じて生産者との相互理解を深めた

 ●環境・社会・ガバナンス 3側面から見直す
 持続可能な社会の実現に向け「環境・社会・ガバナンス」の3側面から事業の在り方を次世代視点で見直す動きが広がっている。産業界でも脱炭素や資源循環など、社会課題に向き合う動きが活発化。これまで経営の周辺要素としてとらえられていた環境対策や地域貢献が、今では企業価値を左右する重要な要素として認識され始めた。
 特に食品業界では、原材料の調達から製造、物流、販売、廃棄に至るまでサプライチェ

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