サステナビリティ特集2025

サステナビリティ特集:新時代のキーワード=プラントベースフード 環境負荷低減など実現

特集 総合 2025.06.28 12957号 05面
枯渇傾向にある水資源の効率化に対してもPBF普及による貢献が期待されている

枯渇傾向にある水資源の効率化に対してもPBF普及による貢献が期待されている

国内PBF市場規模の近年推移

国内PBF市場規模の近年推移

植物由来で動物性食品を再現するPBF。サステナビリティとの高い親和性に加え、和食との相性の良さや健康志向にも対応する(グリーンカルチャー)

植物由来で動物性食品を再現するPBF。サステナビリティとの高い親和性に加え、和食との相性の良さや健康志向にも対応する(グリーンカルチャー)

外食分野ではスイーツやパンメニューでも商品化が進む。課題の一つ「生活者との接点強化」の好材料といえる(月島食品工業)

外食分野ではスイーツやパンメニューでも商品化が進む。課題の一つ「生活者との接点強化」の好材料といえる(月島食品工業)

 ◆食の多様化にも対応
 本特集テーマである「サステナビリティ」と高い親和性を持つのが、肉や魚介類、チーズやミルク、バターなどの乳製品、さらには卵やだし(フォンやカツオだし、豚骨など)などの幅広い「動物性」食品を、大豆やエンドウ豆、海藻、野菜・果実などの「植物性」食品で再現する「プラントベースフード」(PBF)だ。原料の生育や調達、加工・製造、配送など各工程で優れた省エネ・省資源化を果たし、CO2排出量削減や水資源効率化に代表される環境負荷低減や地球環

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