◆プレミックス特集:簡便・汎用など再訴求で活性化 主食代替需要の掘り起こしも
2025.11.21
プレミックス市場は活性化に向け、簡便性や汎用(はんよう)性といった価値を再訴求していく。日本プレミックス協会によると、24年(1~12月)のプレミックス市場はトータル34万5400t(前年比1.3%増)で着地した。家庭用が2020年をピークに減少して…続きを読む
グミ市場が好調だ。全日本菓子協会公表の24年キャンデー小売金額は過去最高の3142億円を記録し、その成長をけん引した。KSP-POSデータでは、25年1~9月も金額・数量ともに前年同期比で10%超えで推移している。グミはコロナ禍での再評価を契機にここ数…続きを読む
24年の花かつお・削り節市場は、一昨年にカツオ魚価が高騰し高値が張り付き、その後は緩やかに価格が下がってきたものの、現在は再び高めで推移している。 商材別では、だし取り需要が減り、トッピング用途が拡大。花かつおは中容量サイズで大きくシェアを伸ばした…続きを読む
日本ベビーフード協議会によると、24年1~12月のベビーフード生産量は1万4106tとなり、2年連続で前年を下回った。金額ベースでは308億6300万円で前年を5.5%下回り、20年以来5年ぶりに減少に転じた。価格改定を経ても使用率・使用頻度とも増加…続きを読む
厚生労働省が9月26日に発表した「人口動態統計(速報値)」によると、25年1~7月の出生数は40万2695人で、前年から3.0%減となった。これは外国人を含む実需ベースの数値であり、このままのペースで進むと25年トータルでは70万人を割り込むとみられ…続きを読む
サッポロビールは「ヱビス」の販促を加速している。23~26日には東京ミッドタウン日比谷で「ヱビスビール 黄金のBAR」を期間限定で開催。著名人の言葉とともにヱビスのおいしさを表現する体験型ポップアップイベントで、リニューアルした味わいを樽生でいち早く…続きを読む
市販用冷凍米飯市場の4~9月は金額ベースで前年比10%超増、数量ベースで同3~4%増といった見方が大勢で、上期は好調だった。コメが注目される中で、コメ代替需要だけでなく冷凍食品ならではのタイパやコスパといった価値が受け入れられたようだ。下期後半戦は、…続きを読む
こうや豆腐は、90%以上が長野県で製造されている信州の特産品。長野県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、会員である主要メーカー5社の25年1~8月の原料大豆使用量(こうや豆腐用)は9158t、歩留まり率45%で試算した推計製造量は4121tで、前年同…続きを読む
近年、拡大を続けているペットフード市場において健康志向が鮮明になっている。ペットの家族化が進む中、コロナ禍を契機に健康意識が高まったことで、ペットの予防ケアにさらに拍車がかかっている。また、人間も食べることができるヒューマングレードに対するニーズが高…続きを読む
イートアンドホールディングス(HD)は市販冷凍中華ナンバーワンへ向けて、主力の冷凍ギョウザだけでなく点心製品や中華ワンプレートの販売拡大を加速する。出火で製造ラインが減少していた関東第一工場の完全復旧によって、供給量が増加。加えて、物価上昇の中で20…続きを読む
からしと洋風マスタードの家庭用市場は、3月までの1年間は金額ベースで前年並み、数量ベースでは前年比5%減となった。そのうち「本生」や「特選」などを主とする練り製品が金額で同0.1%減、数量で同3.2%減。洋風マスタードは金額で同0.3%増、数量で同7…続きを読む