◆冷凍食品特集:食の外部化で成長基調続く 品質向上が需要後押し
2025.11.14
冷凍食品市場の上期(4~9月)は、一定の値上げ効果や食の外部化の流れが引き続き顕著で、家庭用・業務用ともに前年を超えた。家庭用が金額ベースで前年比4~5%増、物量ベースで若干前年超え、業務用も個店を除く外食や施設給食、CVSなどの業態が伸長している。…続きを読む
厚生労働省が9月26日に発表した「人口動態統計(速報値)」によると、25年1~7月の出生数は40万2695人で、前年から3.0%減となった。これは外国人を含む実需ベースの数値であり、このままのペースで進むと25年トータルでは70万人を割り込むとみられ…続きを読む
サッポロビールは「ヱビス」の販促を加速している。23~26日には東京ミッドタウン日比谷で「ヱビスビール 黄金のBAR」を期間限定で開催。著名人の言葉とともにヱビスのおいしさを表現する体験型ポップアップイベントで、リニューアルした味わいを樽生でいち早く…続きを読む
市販用冷凍米飯市場の4~9月は金額ベースで前年比10%超増、数量ベースで同3~4%増といった見方が大勢で、上期は好調だった。コメが注目される中で、コメ代替需要だけでなく冷凍食品ならではのタイパやコスパといった価値が受け入れられたようだ。下期後半戦は、…続きを読む
こうや豆腐は、90%以上が長野県で製造されている信州の特産品。長野県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、会員である主要メーカー5社の25年1~8月の原料大豆使用量(こうや豆腐用)は9158t、歩留まり率45%で試算した推計製造量は4121tで、前年同…続きを読む
近年、拡大を続けているペットフード市場において健康志向が鮮明になっている。ペットの家族化が進む中、コロナ禍を契機に健康意識が高まったことで、ペットの予防ケアにさらに拍車がかかっている。また、人間も食べることができるヒューマングレードに対するニーズが高…続きを読む
イートアンドホールディングス(HD)は市販冷凍中華ナンバーワンへ向けて、主力の冷凍ギョウザだけでなく点心製品や中華ワンプレートの販売拡大を加速する。出火で製造ラインが減少していた関東第一工場の完全復旧によって、供給量が増加。加えて、物価上昇の中で20…続きを読む
からしと洋風マスタードの家庭用市場は、3月までの1年間は金額ベースで前年並み、数量ベースでは前年比5%減となった。そのうち「本生」や「特選」などを主とする練り製品が金額で同0.1%減、数量で同3.2%減。洋風マスタードは金額で同0.3%増、数量で同7…続きを読む
24年シーズンの鏡もち市場は、近年の傾向通り数量で前年を下回るものの、金額では前年同程度を維持したメーカーが多かった。本紙推計の市場規模は金額ベースでは昨シーズンから微減の約105億8000万円だった。 一方、利益率については各社が明らかにしていな…続きを読む
ウイスキーの拡大基調が続いている。物価高の影響で上期は微減だったが、国産・輸入品ともに依然として需要が高い。節約志向と高額でも銘柄にこだわる「品質志向」へと消費の二極化が進む。今秋冬にかけて、新商品の投入や体験型企画の実施、高級路線を強化する動きが目…続きを読む
国産米粉の需要は相変わらず着実な伸びを示しているが、コメ全体のひっ迫・高値の影響を受け始めた。そもそも、余剰米対策として2009年に始まった米粉の制度だが、当初は需要開拓に苦慮し、原料米の余剰問題がクローズアップされたこともあった時代から一転、直近は…続きを読む