伊藤忠とヤマエ、再編合意 国内最大の菓子卸に コンフェックス4000億円規模…
2025.12.19売上高4000億円を視野に入れる国内最大の菓子卸が誕生する。伊藤忠商事は17日、ヤマエグループホールディングス(GHD)と菓子卸事業に関する資本再編に合意し、ヤマエGHD子会社の菓子卸コンフェックスホールディングス(HD)の発行済み株式の40.8%を…続きを読む
25年産の栃木県産干瓢の生産量は推定140tとなった。24年産は同150t、23年産は162t。全体の生産量が過去最低を更新し続けており、希少性も増し、高値が続いている。こうした状況から干瓢入札会でも出品数が減り、昨年より高値で取引された。 生産者…続きを読む
25年の冷凍食品市場は6年連続で前年を上回り、国内生産額は8000億円超えとなりそうだ。生産量は上期の価格改定による一時的な数量減が見られたものの後半の販促展開による巻き返しで、通期は前年並みの見込み。(山本大介) ※詳細は後日電子版にて掲載いたしま…続きを読む
ワイン市場が停滞している。円安進行や値上げによる消費の鈍化といった逆風が吹く中、各社は銘柄を絞ったり販売戦略を見直すことで伸びしろのある分野を模索する。(岡朋弘) 家庭用市場はコロナ禍の巣ごもり需要で20年に拡大したのち減少傾向が続く。業務用市場は…続きを読む
今年、国際的な人気に伴い、抹茶の輸出は好調が続く。一方、荒茶の不足感がこれまで以上に増し、秋冬番茶は前年の5~7倍までに価格が高騰。その影響でRTD飲料や煎茶に使用する原料が不足。現在、飲料メーカーらの間で原料獲得競争が激化しており、日本の食文化を象…続きを読む
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産…続きを読む
醤油市場は25年、出荷量が下げ止まりつつある。国内は価格改定以後も社会全体で続くインフレによる消費減、単価停滞が響いたが、輸出が増大した。人口減の国内需要の減少を旺盛な海外需要で補い、上回るのが市場継続策の王道。国内での密封、鮮度、だし醤油の安定拡大…続きを読む
【関西】「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」に続く第五の基本味として、和食に不可欠な味わいとなる「うま味」を世界に広めた日本。その繊細で透明な味わいは日本人の味覚を洗練させ、「おいしさ」や「高品質」を強みとするジャパンブランドの構築に大きく寄与してきた。…続きを読む
全日本菓子協会が公開した24年のビスケット市場は小売金額4410億円と、初めて市場規模4000億円を突破した23年の記録を更新した。25年もその波は継続しており、KSP-POSデータの25年1~10月の累計販売金額は前年比5.7%増、販売数量は同1.…続きを読む
業務用マーガリン類は、主に製菓・製パンを対象に多種多様な機能面で最終市場を下支えしている。生地の老化防止による食品ロス削減や、原料の一部置き換えによるコスト効率の向上など細分化するユーザーの課題解決に貢献。また、製品によってはユーザーの商品開発・ライ…続きを読む
25年度上期の家庭用マーガリン類市場は、金額ベースで前年同期比約4%増、数量もほぼ横ばいで着地したもようだ。各社価格改定を実施したが、バターの価格改定もありマーガリン類の値頃感がより鮮明な市場環境となった。J-オイルミルズの「ラーマ」が24年3月末に…続きを読む