伊藤忠食品、ヴィナキー社のワイン販売へ 伊藤忠商事が代理店契約
2025.12.26伊藤忠商事が世界有数の大手ワイナリーであるVinarchy(ヴィナキー社、オーストラリア)と国内向け輸入・販売代理店契約を締結したのに基づき、伊藤忠食品は26年1月から同社の多彩なワインブランドを日本市場で販売する。 ヴィナキー社はアコレード・ワイ…続きを読む
酪農について長い歴史と強い伝統を持つアイルランド。世界唯一の国家的な食品サステナビリティプログラム「オリジングリーン」のもと生産された高品質チーズは、日本市場で存在感を示している。近年は「量の拡大」から「高付加価値化による成長」へ軸足を移し、特にスポ…続きを読む
◇主要チーズ輸出国・地域の動向 世界のナチュラルチーズ(NC)相場は、主要産地の生乳生産量の増加で現地価格が軟調に推移している。しかしながら、為替の円安基調の影響が大きく、輸入コストは引き続き高止まりとなり、実際の価格がダウンする見通しは厳しい。世…続きを読む
ここ数年間規模感の縮小が続いてきたチーズ市場だが、ようやく下げ止まりの兆しが見えてきたようだ。乳価改定や海外原料チーズ相場の高騰などで、複数回の価格改定を実施してきたが、価値を認めるアイテムに対しては底堅い需要を堅持している。一方、消費の二極化は進み…続きを読む
日本産米の商用輸出は年々拡大し、24年は前年比21%増の4万5112tとなった。海外の日本食レストランやおにぎり店などの需要拡大に努めた結果、アジアはもとより、北米や欧州向けも大きく増加。また、中東など輸出実績の少ない国・地域にも拡大している。(佐藤…続きを読む
25年の冷凍食品市場は6年連続で前年を上回り、国内生産額が8000億円超えとなりそうだ。生産量は上期の価格改定による一時的な数量減が見られたものの後半の販促展開による巻き返しで、通期は前年並みの見込み。9日の日本冷凍食品協会年末会見で藤江太郎会長は、…続きを読む
25年産の栃木県産干瓢の生産量は推定140tとなった。24年産は同150t、23年産は162t。全体の生産量が過去最低を更新し続けており、希少性も増し、高値が続いている。こうした状況から干瓢入札会でも出品数が減り、昨年より高値で取引された。 生産者…続きを読む
25年の冷凍食品市場は6年連続で前年を上回り、国内生産額は8000億円超えとなりそうだ。生産量は上期の価格改定による一時的な数量減が見られたものの後半の販促展開による巻き返しで、通期は前年並みの見込み。(山本大介) ※詳細は後日電子版にて掲載いたしま…続きを読む
ワイン市場が停滞している。円安進行や値上げによる消費の鈍化といった逆風が吹く中、各社は銘柄を絞ったり販売戦略を見直すことで伸びしろのある分野を模索する。(岡朋弘) 家庭用市場はコロナ禍の巣ごもり需要で20年に拡大したのち減少傾向が続く。業務用市場は…続きを読む
今年、国際的な人気に伴い、抹茶の輸出は好調が続く。一方、荒茶の不足感がこれまで以上に増し、秋冬番茶は前年の5~7倍までに価格が高騰。その影響でRTD飲料や煎茶に使用する原料が不足。現在、飲料メーカーらの間で原料獲得競争が激化しており、日本の食文化を象…続きを読む
醤油の国内家庭用市場は、単価・利益向上のけん引役である密封・鮮度容器の成長が高止まりしている。発売15年を経て主力品に育ち価格競争・下落が進んだ。今期は家庭用市場全体も減少しており、コメ高騰による消費減や前年の値上げの反動が響いた。トレンドの甘口、国産…続きを読む