国産ブドウだけで造る日本ワインの原料不足が続き、先行きが見通しにくくなっている。原料ブドウ高騰に伴い販売価格が上昇し、消費者の「日本ワイン離れ」が加速する恐れがある。従来の戦略を見直すなど環境変化への対応力が問われている。(岡朋弘) ●高価格シフト…続きを読む
日本介護食品協議会は会員企業を対象に2024年のユニバーサルデザインフード(UDF)生産統計を集計し、生産量7万2041t(前年比5.2%増)、生産額563億5600万円(同10.0%増)で生産量・生産額ともに増加したと発表した。生産量についてはコロ…続きを読む
日本紅茶協会は5月30日、第54回定時総会を明治記念館(東京都港区)で開催した。各会員企業やケニア大使館など各国大使館による特別会員が一堂に会し、2024年度の事業報告や収支決算報告の承認、25年度の事業計画案や収支予算案などを確認した。今年度も、幼…続きを読む
日本介護食品協議会は会員企業を対象に2024年のユニバーサルデザインフード(UDF)生産統計を集計し、生産量7万2041t(前年比5.2%増)、生産額563億5600万円(同10.0%増)で生産量・生産額ともに増加したと発表した。生産量についてはコロ…続きを読む
こうや豆腐は、ほぼ100%が長野県で製造されている信州の特産品だ。県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、主要メーカー5社の24年原料大豆使用量(こうや豆腐用)は1万4066t、歩留まり率45%で推計した製造量は6330tで、前年を1.3%下回った。 …続きを読む
つゆは醤油、みりんなどの基礎調味料に鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える、現代の基礎調味料として定着している。24年4月~25年3月の市場は猛暑の続いた上期に伸ばし、暖冬が長期にわたった下期に苦戦。上期はコロナ需要で活況だった20年度規模に回復…続きを読む
日本惣菜協会は「惣菜白書」(2025年度)で24年の調理麺市場を1兆0863億円(前年比7.8%増)と公表した(図1)。調理麺は日持ちのしないチルド帯の調理済み食品で、調理麺は粉から製麺してスープと具材も自社調理した調理済み焼そば、うどん、そば、スパ…続きを読む
手延べ麺の各生産地はともに今年は早い段階で値上げの意思を表明した。手延べ麺業界のトップリーダーである「揖保乃糸」の兵庫県手延素麺協同組合は3月から全商品で5%の値上げを図った。また、半田手延べそうめん協同組合でも同様に組合商品である「入魂」ブランドの…続きを読む
2024年度(1~12月)の乾麺の生産量(原材料小麦粉使用)は、18万6929t(乾麺類13万2789t、手延べそうめん類5万4140t)、前年比3.9%増(乾麺類が5.1%増、手延べそうめん類が1.1%増)となり、4年ぶりに前年を上回った。これにそ…続きを読む
◆麺類全体で需要上向きに 小麦価格も高値安定へ 麺類市場は、主食としての価値訴求を図ることで、新規需要の需要の獲得を目指す。乾麺、生(チルド)麺、冷凍麺など、麺類への需要が上向きになってきていることを背景に、それぞれの価値をあらためて提案していくこ…続きを読む