食酢市場は主要カテゴリーの調味酢、飲用酢でも減少し、全体では20年をピークにしたダウントレンドが続いている。コロナ特需を失い、さらに家庭内調理の減少が和食で加速し、副菜中心の食酢に悪影響を及ぼしている。飲用は果実酢ドリンクのブームが落ち着き、さらなる…続きを読む
ソース市場は、家庭用は値上げの影響で売上額微増、数量減の状況が続いている。一方、業務用は引き続きイベントの活況や旺盛なインバウンド需要などもあって外食、中食ともに堅調だ。しかし、コメ、野菜などの高騰により消費者の節約志向は強い。ソースメーカー各社は長…続きを読む
全日本菓子協会が1日に公表した2024年の菓子生産金額と小売金額(推定)は、過去最高を更新した。生産金額は前年比4.1%増の2兆7886億円、小売金額は同5.3%増の3兆8785億円で4兆円の大台に迫った。飴(あめ)菓子がグミの好調を追い風に、小売金…続きを読む
乾麺市場の24年は、食品需給研究センターの乾麺類生産動向(小麦粉使用量)によると、前年比3.9%増の18万6929tで着地した。2020年以来、4年ぶりに前年を上回った。市場の中核の手延べ麺類が増加したことが要因。需要期の夏が暑く、残暑も続いたことで…続きを読む
つゆは醤油、みりんなどの基礎調味料に鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える、現代の基礎調味料として定着している。25年3月期の市場は猛暑の続いた上期に伸ばし、暖冬が伸びた下期に苦戦。上期はコロナ需要で活況だった20年度規模に回復し、下期の鍋つゆの…続きを読む
全日本菓子協会が1日に公表した2024年の菓子生産金額、小売金額(推定)は過去最高を更新した。生産金額は前年比4.1%増の2兆7886億円、小売金額は同5.3%増の3兆8785億円で4兆円の大台に迫った。飴(あめ)菓子がグミの好調を追い風に、小売金額…続きを読む
果実(果汁)飲料市場は、オレンジをはじめとする原料果汁(濃縮還元含む)の高騰などでコスト環境は依然厳しい。2022年以降100%果汁飲料(126~250ml)の平均単価が上昇し野菜飲料との価格差が縮小。気候変動により果物の栽培時期が不規則なっているこ…続きを読む
野菜飲料市場はコロナ禍で微減が続いたが、23年後半から回復傾向にある。全国清涼飲料連合会調べによると24年の野菜・果汁ミックスジュースを含む野菜飲料の生産者販売金額は前年比2.2%増の1600億円となった。 市場をけん引するトマトジュースは50代以…続きを読む
●インバウンドなどで好調維持 日本フードサービス協会が発表した外食市場動向調査によると、2024年12月度売上げは前年同月比6.6%増となり37ヵ月連続の増加を記録した。 12月は雨天が少なく天候に恵まれた上、仕事納めが12月28日となり、例年の…続きを読む
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)によると、24年度の日本のドラッグストア(DgS)の売上高が前年より9.0%伸長し、10兆3037億円だった。JACDSは25年度に10兆円を目指していたが、1年前倒しで実現した。伸び率も03年の11.1%…続きを読む