玄米(発芽玄米を含む)や精麦、雑穀など健康米市場は、2000年ごろの発芽玄米誕生から始まった新しいカテゴリーだ。この間、健康米を白米に混ぜる新たなご飯の食べ方が健康志向の現代人にマッチしたため、長期的にアップトレンドにある。10年前の15年と比べ約1.…続きを読む
農林水産省が19日に公表した2023年度の「チーズの需給表」によると、チーズの総消費量は31万5458tで、前年を6.0%下回った。減少は4年連続で、この間最大の下げ幅となった。輸入チーズ相場の高騰に加え、円安進行や種々のコスト増も重なり製品価格が上…続きを読む
マーチャンダイジング・オン社が運営するRDS-POSの全国スーパー実績を基に、商品名に「プロテイン」「タンパク」などの記載があるプロテイン関連商品について、全食品カテゴリーを対象に本紙で独自集計した結果、23年の市場規模(金額ベース)は19年を100…続きを読む
日本豆乳協会は16日、東京都内で開催した記者発表会で24年1~6月の上半期における豆乳類全体の生産量が速報値で19万3279klだったと発表した。前年同期比1.4%増となり、21年から停滞傾向だった市場が4年ぶりの回復をみせた。4~6月期も3.6%増…続きを読む
食品需給研究センターの「食品製造業の生産動向」によると「野菜・果実漬物」の2023年生産量は80万1963t(前年比2.3%減)と、2018年から続く上昇傾向にブレーキがかかる結果となった。異常気象の影響で多数の被害が全国各地で発生し、原料調達の苦心…続きを読む
日本介護食品協議会はこのほど、会員企業対象の23年UDF(ユニバーサルデザインフード)の生産量6万8496t(前年比7.4%減)、生産額512億1600万円(同1.0%増)と、生産量は減少したものの生産額は微増したと発表した。5月末現在の登録製品は2…続きを読む
国内のアイスクリーム市場規模は4年連続で過去最高を更新し、ついに6000億円を突破した。日本アイスクリーム協会が17日に発表した23年度「アイスクリーム類及び氷菓販売実績」(メーカー出荷ベース)で分かった。観測史上過去最高となった平均気温の後押しなど…続きを読む
23年の惣菜市場は11兆円に迫る過去最高の規模となった。日本惣菜協会は17日、2023年(1~12月)の惣菜市場規模を前年比4.9%増の10兆9827億円と発表。3年連続で伸長した。新型コロナウイルス感染拡大前の19年比では6.4%増で、20年に10兆…続きを読む
スナック菓子メーカーは増産体制の構築を急ぐ。背景にはスナック菓子の好調がある。全日本菓子協会が公表した23年のスナック菓子小売金額は前年比11.2%増の5304億円で、初の5000億円超えを達成。24年1~4月も10%弱増と好調を持続しており、仮に24…続きを読む
コロナ禍を経て一大ブームを形成した唐揚げ市場が、曲がり角を迎えている。日本唐揚協会の調べによると、直近12年間で右肩上がりの成長を続けてきた唐揚げ専門店舗数が、24年に初めて前年を下回った。競争激化による淘汰が背景にある。 唐揚げ専門店は、12年に…続きを読む