●「ルイボスティー」 活発な製品提案 今春夏期も、家庭用紅茶市場のトレンドは伸長を継続する「水出しアイスティー」となる。夏の長期化ともいえる平均気温の高さなどを背景に、水出しアイスティーバッグ市場は好調が続く。2024年は過去最も暑い夏となるなど、…続きを読む
総務省家計調査によると、24年の全国1世帯当たりの消費金額は年間4770円、市場規模は金額ベースで2874億円と前年比6.6%増だった。物価高の影響もあり、消費者物価指数は4ポイント上昇、全体的に2%増で推移している。粒別では主流の小粒納豆が規模を維…続きを読む
全国納豆協同組合連合会(納豆連)の調べによると、業務用を含めた2024年の市場規模は前年比6.6%増の2874億円だった。原料資材や物流費などの高騰を受けタカノフーズやMizkanをはじめ各社が値上げを実施したが、物価高の中では比較的安値かつ簡便性の…続きを読む
24年度のベビーフード市場は、前年を下回って推移したもようだ。これまで伸長基調にあった市場だが、そろそろ少子化の影響が本格化してきていると考えられる。ただし、共働き世帯の増加を背景に、子ども1人当たりにかける養育費は増加傾向にあるとされ、市場の伸長余…続きを読む
24年は記録的暖冬から始まり、夏(6~8月)も7、8月の記録的な高温により、1898年の統計開始以来、2年連続で高温の記録を更新した。秋(9~11月)もまた、統計開始以来1位の高温となった。特に9月と10月の全国の平均気温は、平年より2度C以上高く、…続きを読む
2024年のシリアル市場は、金額・数量ベースともに好調に推移した。特にグラノーラは、売上げ・数量ともに10%台の伸長で、シリアル市場全体をけん引した。コロナ禍の市場急拡大後、22、23年と軟調で推移していたが、ようやく日常生活が戻ったことで、時短や簡…続きを読む
24年の粉ミルク(調製粉乳)輸出量は、前年を3.1%上回り、8001tとなった。22年に過去最高となってから一転、23年は減少したが、再び増加に転じた。国内の「調製粉乳」生産量における輸出向けの割合も、30.0%と上向いている。 輸出量が急拡大した…続きを読む
厚生労働省が2月27日に発表した「人口動態統計(速報値)」によると、24年1~12月の出生数(外国人を含む実需ベース)は、72万0988人。前年比5.0%減となり、9年連続で減少。この10年間で約30万人減となり、過去最少の出生数となった23年を更新…続きを読む
24年のいりぬか・ぬか漬けの素市場は、天候不順や猛暑などによる生鮮野菜高騰の影響を受け、市場全体が伸び悩んだ。野菜価格の高騰で消費者の買い控えが進み、出荷数量・金額とも低調だった。一方、物価が高騰し節約ムードの中、「手作り」が一つのキーワードとして注…続きを読む
パスタ・パスタソース市場は、市場拡大へ積極的なブランド展開が行われている。特にパスタカテゴリーについては、大手の日清製粉ウェルナの「マ・マー」ブランドと、ニップンの「オーマイ」ブランドの商品戦略が展開されているため。半面、パスタソースは、パスタが順調…続きを読む