スナックメーカー各社は、市場規模のさらなる拡大に向けた生産体制強化を加速させている。スナック菓子市場の24年度の売上げは、小売ベースで過去最高の5800億円を突破し、6000億円も射程圏内だ。今後も食事代替やインバウンドの影響で需要増が見込まれる中、…続きを読む
全国包装米飯協会は、無菌包装米飯とレトルト米飯を合わせたパックごはんの24年の生産量が23万0962tで前年から10.9%増の2桁伸長だったことを発表した。同協会が22日に東京都内で開催した定時総会で示したもの。日常的な利用方法が浸透してきたことや、…続きを読む
醤油の輸出増が加速している。23年に輸出金額で初めて100億円を超え、前年比2桁増となって付加価値化。高止まりしていた数量は24年から2桁増に転じ、25年も勢いを保つ。約1200の中小企業からなる全国醤油工業協同組合連合会(全醤工連)は支援体制を整え…続きを読む
森永乳業の2024年度連結決算は増収営業増益を達成し、25年度からスタートする4ヵ年の新中期経営計画へ勢いづける業績となった。国内事業での販売促進費効率化や、海外事業の反転攻勢が奏功した。迎える25年度は、新たな中期経営計画の下、投下資本に対する社内…続きを読む
ミネラルウオーター市場が5000億円まで間近に迫っている。日本ミネラルウォーター協会によると24年の同市場(輸入含む)は、金額ベースで4905億8000万円(前年比13.1%増)と4000億円を突破した23年を上回って成長。生産量は初めて500万KL…続きを読む
輸入洋酒を扱う企業からなる日本洋酒輸入協会は15日、第118回定期総会を東京都内で開き、磯野太市郎理事長(明治屋社長)が24年の輸入洋酒の動向について、コロナ禍前に戻っていないものの下げ止まり感があるとの見方を示した。25年の協会活動としては引き続き…続きを読む
農林水産省の食品産業動態調査によると、24年の麦茶飲料の生産量は前年比6.7%増の152万klとなり、この10年間で生産量が3.6倍に増えた。家庭用ティーバッグ麦茶も3年ぶりに販売量がプラスとなり、しばらく続いたティーバッグの落ち込みが下げ止まった格…続きを読む
アヲハタの前期(23年12月~24年11月)の家庭用ジャム・スプレッド類の販売実績は前年比5%増と好調に推移した。市場全体はジャムが前年並み、スプレッド類は前年割れで推移しており、市場の動きを上回って着地した。同社が2本目の柱と位置付ける、フローズン…続きを読む
2024年のジャム・スプレッド市場は、世界的な主原料の果物をはじめとした原材料価格の高騰に価格改定で対応しながら、消費者の消費動向の変化を的確にとらえた商品施策、さらには、プレーンヨーグルトの好調などを背景に着実な成長を示した。コメ不足で需要の増加が…続きを読む
日本豆乳協会の調べによると、25年1~3月期における豆乳類全体の生産量は9万4634kl、前年同期比4.9%増と24年に引き続き拡大傾向にある。各カテゴリーで増加しており、出荷量においても生産量と同様の傾向を示す。中でも、主に業務用を用途とする「その…続きを読む