ピザ協議会がとりまとめた24年度ピザマーケット調査によると、ピザ推定末端売上高は前年比7.5%減の2948億1000万円となった。“第4次ピザブーム”といわれるほど惣菜売場で販売されるピザが注目されているが、同協議会では惣菜市場の数値を把握できていな…続きを読む
24年度の業務用食品卸売販売額は前年比3.7%増の4兆0969億円で着地した(本紙推計)。コロナ収束に伴う外食市場の急回復から一巡し、伸び幅は前年度(前年比14.5%増)に比べ縮小したが、3年連続のプラスでコロナ前の19年度の水準(3兆9670億円)…続きを読む
ヨーロッパの西端、北大西洋に浮かぶ緑豊かな島国・アイルランド。資源豊富な海に囲まれ、国土の約85%が牧草地に利用されるこの国は、500万人の人口に対して2500万人分に相当する食料品を生産し、世界180ヵ国以上に輸出する“食料供給国”でもある。特に畜…続きを読む
パスタ・パスタソース市場は好調に推移する。コメの価格高騰による主食代替需要として、パスタ・パスタソースへのニーズが高まっているためだ。パスタについては値頃感があり、簡便かつ保存性の高さが見直されている。パスタソースについても、かけるだけやレンジ調理対…続きを読む
24年度の業務用食品卸売販売額は前年比3.7%増の4兆0969億円で着地した(本紙推計)。コロナ収束で外食市場が大きく持ち直した23年度の実績を上回り、コロナ前の19年の水準(3兆9670億円)も超えてきた。インバウンド需要の爆発的な伸びと仕入コスト…続きを読む
ワイン消費の減速が鮮明になってきた。物価高が響き市場の回復が遅れる中、価値を打ち出しやすい中価格帯のワインで需要を開拓する動きが目立つ。また、10月1日のオーガニックワインの新表示ルールを前に各社は準備を急いでいる。(岡朋弘) 24年の国内ワイン市…続きを読む
全日本漬物協同組合連合会(全漬連)は4日、原料漬物委員会内の「梅分科会」オンライン会議を開催した。中田吉昭会長(中田食品社長)が議事進行を務め、参加した会員は梅干しの販売状況、国内外の梅の作柄や漬け込み状況などを報告。厳しい原料事情と酷暑による安定供…続きを読む
日本豆乳協会は四半期ごとに国内豆乳生産量を検証している。25年4~6月期における豆乳類全体の生産量は11万2878klと前年比9.1%増で好調に推移した。市場の拡大は継続しており、出荷量においても生産量と同様の傾向がうかがえる。 25年4~6月期の…続きを読む
酒類市場が過渡期にある。健康志向を背景にあえて酔わない選択肢が広がり、アルコールとの付き合い方が変わっている。従来の飲酒文化が変わりつつあるが、生活を潤す「必潤品」としての重要性は変わらない。新たな時代への酒類の在り方を探る。(岡朋弘) 足元では物…続きを読む
Jミルクは1日、2025年度の生乳および牛乳乳製品の需給見通しを発表した。通期の生乳生産量は前回5月発表時から上方修正したが、2年ぶり減産の見込み。下期は乳量の回復が予想されているが、懸念は8月からの牛乳類の価格改定だ。近年は高温が生産・消費に与える…続きを読む