新春特集第1部:アップサイクル新時代 商品・販促多彩に 効率化が鍵
2025.01.01“SDGs”の重要性が高まる今、廃棄物削減は世界中で推進されるテーマの一つだ。中でも食品業界で活発化しているのが「アップサイクル」の取り組み。24年の食品市場は、単に規格外原料を使うだけではなく、商品戦略の一環として購買意欲の刺激から生産農家への還元…続きを読む
農林水産省と環境省が16日に合同で開いた食品リサイクル合同会合で、事業系食品ロス量の新たな目標について「30年度時点で219万t」とすることで合意した。今後、パブリックコメントと食料産業部会の答申を経て、食品リサイクル法の新たな5ヵ年基本方針(25~…続きを読む
横浜市はグリーン社会の実現に向けたプロジェクト「地球1個分で暮らそう STYLE100」を始動した。市民や企業・団体の賛同者・参画者を募り、脱炭素をはじめ生物多様性の保全、資源循環などを推進する。同市で開催予定の「GREEN×EXPO2027」までに…続きを読む
【静岡】エスエスケイフーズは10日、25年4月製造分から順次、食品ロス削減と物流効率化に向けた取組みの一環として、家庭用・業務用のマヨネーズ類、ドレッシング類の商品の賞味期限表示を「年月日」から「年月」に変更すると発表した。同社は食品事業者としての責…続きを読む
明治ホールディングス(HD)は、全国フードバンク推進協議会加盟のフードバンクのうち57団体に、明治の菓子・食品約5万7000個を寄贈した。 これから、子どもやその家族にとって楽しみなクリスマス・冬休みの時期を迎えるが、長引く物価高騰の影響で、経済的…続きを読む
明治は7日から、食品ロス削減を目的に、賞味期限が近い商品を手頃な価格で販売する直営店をスタートさせた。さいたま市の埼玉県水産物地方卸市場内に「明治ザ・ステナイファクトリー」を開店。賞味期限は残っているものの出荷期限が切れてしまったヨーグルトなどを中心…続きを読む
インフォマートは、JTBのグループ企業であるJTB旅連事業と業務提携した。同社とJTB旅連事業は、同社が提供する「BtoBプラットフォーム商談」内に、新たに宿泊業界向けの特設ページ「ホテル・旅館向けマーケットプレイス」を開設し、全国の宿泊施設と生産者…続きを読む
キユーピーはレギュラーマヨネーズ=写真=の賞味期限を12ヵ月から13ヵ月に延長する。家庭用主力容量の450gと350gで12月製造分から実施。併せて年月日表示を年月表示に切り替える。 同変更により、家庭での賞味期限切れロスや流通段階での納品・販売期…続きを読む
三菱食品は、野菜など未利用食品のアップサイクルを手掛けるスタートアップ企業・グリーンエース(山形県酒田市)に出資したと3日発表した。グリーンエースは18年9月設立(中村慎之祐代表取締役)のスタートアップで、食品の色や香り、栄養成分を保持したまま粉末化…続きを読む
●最終製品の開発・販売で事業支援 三菱食品は、野菜など未利用食品のアップサイクルを手掛けるスタートアップ企業・グリーンエース(山形県酒田市)に出資したと3日発表した。グリーンエースは食品の色や香り、栄養成分を保持したまま粉末化する技術を開発。規格外や…続きを読む
【関西】エア・ウォーター(AW)は極低温技術と液体窒素の冷熱を利用し、青果物などを急激冷却できるシステムを開発した。11月26日に発表。地球温暖化に伴う夏場の高温で青果物の鮮度劣化のスピードが上がる中、収穫後の青果物の呼吸抑制に向けてすぐ冷却できる環…続きを読む