酒類流通の未来を探る2025

酒類流通の未来を探る:RTD=増税見据え価値訴求

酒類 特集 2025.08.09 12978号 01面

 酒類市場の数少ない成長分野の一つが缶チューハイをはじめとするRTDだ。多様な味わいやアルコール度数から選べる楽しさが魅力。近年は“甘くない”無糖フレーバーが人気を集め、さらなる市場拡大のけん引役となっている。25年も伸長は確実視されており、新規ユーザーを呼び込めるかが課題となる。
 酒類業界では20年から26年まで3段階の酒税改定が進行中。この中でRTDは最終26年まで対象外で、増税となる他カテゴリーに比べ強い追い風が吹き続けてきた。

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