近畿中四国卸売流通特集:大手卸展示会=加藤産業 自社ブランド新商品を訴求
2025.08.30
加藤産業は7月10、11の両日、神戸国際展示場(神戸市中央区)で「第52回2025秋&冬の新製品発表会」を開催した。出展メーカーや自社ブランド「Kanpy THE PREMIUM(カンピー ザ・プレミアム)」の新製品などを提案。「ネオ鍋つゆ」などのキ…続きを読む
ふりかけ市場は25年度、前年比2%増で推移しているとみられ、4年連続で拡大している。実質賃金のマイナスが続き、主食のご飯周りで経済的、おかずが減らせる代替需要を得た。弁当需要も旺盛なままで弁当、おむすび向きの混ぜご飯、ミニパックなどが伸びている。主力…続きを読む
商品動向を見ると、コメ価格値上がりで麺類の需要が増えた。具体的には、パスタ関連商品、冷凍うどん、即席麺を中心に引き合いが高まった。メーカー各社の声を聞いても、食卓登場頻度が増えた様子がうかがえる。 一方、パンに関しては「想定したほど受け皿になれなか…続きを読む
農林水産省は20日から、随意契約による政府備蓄米の新規申し込みを停止した。同時に8月末までとしていた同米の販売期限を延長し、「引き渡し後1ヵ月以内を目指す」こととした。5月26日の募集開始以来、32万tの契約を結んだが、引き渡しに時間を要するなど業者…続きを読む
農林水産省は20日から、随意契約による政府備蓄米の新規申し込みを停止した。同時に8月末までとしていた同米の販売期限を延長し、「引き渡し後1ヵ月以内を目指す」こととした。5月26日の募集開始以来、32万tの契約を結んだが、引き渡しに時間を要するなど業者…続きを読む
●進むブランド再構築や地域連携 「信州味噌」の地元長野県には、トップメーカーから小規模な蔵まで100近い製造業者が軒を連ね、全国出荷量における県のシェアは約58%に及ぶ。全国味噌工業協同組合連合会がまとめた県の24年味噌実出荷量は2万1421tで、…続きを読む
本紙は長野、山梨の両県に本社や製造・営業拠点を置く食品関連の製造業、卸売業、小売業、外食業など約120社を対象にアンケート調査を実施。今年上期の業況や値上げ・価格改定の実施状況、現在抱えている課題などを聞いた。調査期間は7月1~31日、延べ38社(製…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 関東食糧は24年までに本社を含む関東9拠点の商物流ネットワークを完成。東京を中心に新規取引の開拓を積極的に推し進めている。強化中のメディケア給食ルートへの供給ボリュームも上がってきた。臼田真一朗社長に近況を聞いた。(横田…続きを読む
◇一次卸トップに聞く 気候変動による調達リスクの高まりや物流需給の悪化が業界共通課題としてクローズアップされる中、一次卸に求められる最適化機能に磨きをかけるヤグチ。前期は重点課題に掲げる調達力の向上と品揃えの強化が事業成長をけん引。念願の年商100…続きを読む
昨年後半から今年にかけてコメ・野菜・鶏卵など主要農産品の不足・高騰が相次いでいる。このことは加工食品の調達・販売に軸足を置く業務用卸にも多くの直接的・間接的影響を及ぼしている。 業務用米のタイトな需給環境は10年代から常態化しているが、23年産米の…続きを読む
キユーピーの上期(24年12月~25年5月)のパスタソース販売状況は、前年を2桁増で折り返した。基幹ブランドの「キユーピーあえるパスタソース」「キユーピー3分クッキング パスタを手作りオイルソース」「Italiante(イタリアンテ)」がいずれも堅調…続きを読む