日清製粉ウェルナの家庭用冷凍食品は、前年を超えて着地した。既存の「超もち生パスタ」シリーズが好調で全体をけん引したことに加えて、3月に発売した「マ・マーRICH-NA(リッチーナ)」シリーズが想定以上の出荷となった。 今期も新商品「リッチーナ」を中…続きを読む
ニップンの25年3月期家庭用冷凍食品販売実績は、金額ベースで前年比2桁増、数量で同1桁後半の伸びで着地した。ワンプレート商品が大きく伸長したほか、個食パスタも同2桁増に近い伸びを見せた。今期もパスタに次ぐ第2の柱としてワンプレートのメニューを増やし喫…続きを読む
ニッスイの25年3月期は、単体の家庭用調理冷凍食品が前年比1.6%増の412億円、業務用調理冷凍食品が同2.0%増の556億円、農産冷凍食品が同1.2%増の119億円だった。今期スタートした中計「GOOD FOODS Recipe2」(25~27年度…続きを読む
ニチレイフーズの25年3月期実績は、家庭用冷凍食品が前年比7%増の935億円、業務用冷凍食品が同7.1%増の1100億円、その他の農産加工品は同2.8%増の244億円で、ニチレイグループの冷凍食品合計は4%増の2795億円だった。 今期から3ヵ年の…続きを読む
マルハニチロは単体の売上高を非公表としているが、25年3月期の加工食品は前年比9.6%増の1757億円となった。このうち約3割を占める市販用冷凍食品は「新中華街」シリーズが好調も価格改定が影響して微増収減益。食材流通は同0.9%増の6303億円で、こ…続きを読む
●関東第一工場復旧、新ラインも イートアンドホールディングスは、23年12月に関東第一工場の出火で製造ラインが減少していたが、今年4月に完全復旧した。年間の製造能力は25%増強し、中華のワンプレート商品も新たに製造するラインを設置した。このほど専門…続きを読む
業務用冷凍食品の24年度は、金額・物量ベースともに前年を超えたとみられる。日本冷凍食品協会によると、24年の業務用冷凍食品の国内生産量は前年比1.2%増の79万8225t、金額では同3.7%増の3944億円と数量・金額ともに増加。コスト環境の変化に伴…続きを読む
家庭用冷凍食品の24年度(4~3月)の市場を見ると、金額ベースで調理品が前年比約3~4%増、農産品が同2桁増となり、トータルで同5~6%増となった。カテゴリー別では、弁当類とピザ・グラタン類が前年割れだったが、麺類が同5~6%増、ワンプレート商品が同…続きを読む
冷凍食品の国内生産金額が4年連続で過去最高となり、8000億円を初めて突破した。前年超えは5年連続となる。日本冷凍食品協会調べによると、24年(1~12月)の工場出荷額は前年比2.6%増の8006億円、生産数量は同0.5%減の154万t。輸入の冷凍野…続きを読む
レトルトカレー市場はコロナ禍による内食化傾向などを背景にこれまで順調に市場を拡大してきた。現在は名店系カレーなどの成熟化による伸びの鈍化がみられるが、レンジ対応による一層の簡便化など進化を続けており長期的にはさらなる成長が見込まれる。このような市場環…続きを読む