◇巻頭インタビュー イオンリテールの古澤康之社長は、今後の環境変化を見据えた上で、GMSが実現すべき将来像を描く。食品を中心とする小売は、カテゴリーごとに購入先として第一想起されるレベルを追求する。そのような強い小売を中心に、施設全体の魅力を高めて…続きを読む
人口減・高齢化で消費市場が縮小する環境にあって、スーパー大手は規模拡大を加速させる成長戦略を描く。さまざまなコストが上昇する中、収益を確保するには売上げ拡大が必須の要件だ。数少ない成長機会を自社の空白地域に求め、新規エリアへの進出に意欲的なチェーンも…続きを読む
奥本製粉の25年度の製粉事業の戦略は、引き続き、24年10月に発売した「湯だねっ粉 北海道麦」と、23年に発売した「湯だねっ粉」の湯だねっ粉シリーズの拡販を図っていく考え。 「湯だねっ粉」は、粉末化した湯種を配合した小麦粉で、湯種を手軽に使用できる…続きを読む
星野物産は今期も新たに「大地のちから」を発売している。同品は、国内産小麦100%使用のハードブレッド用粉。特徴は、一般的なフランスパン用粉よりも3~5%吸水量が増える。全粒粉やライ麦などの雑穀などを配合した生地とも相性が良い。また、ミキシング耐性が高…続きを読む
うどん文化が根付く香川県の坂出市に本社を構え、事業を通じて県産小麦の生産振興や「讃岐うどん」の伝統継承に貢献してきた吉原食糧。「今期は『次世代の讃岐うどん』を意識した新製品の開発を進めている。時代とともに変化する人の食嗜好(しこう)をとらえ、讃岐うど…続きを読む
昨年創業100周年を迎えた小田象製粉は今期、次なる100年に向け成長投資を加速させている。人材育成、設備増強、製品開発といった自社の競争優位につながる領域を中心に経営資源を投下し、持続可能な成長を支える事業基盤の構築を目指す。新たな取組みとして、「輸…続きを読む
大陽製粉は、「食の未来を照らす、陽るい(あかるい)存在となる。」を目指す姿に掲げる福岡の老舗企業。個性あふれる商品が目立つ。例えば、通常の小麦粉以外へのニーズに応える形で「石臼碾き全粒粉 Break」を提案。原料小麦にこだわることでエグみを抑えた点が…続きを読む
◇熊本製粉 山口祥夫取締役営業本部長兼開発本部長 熊本製粉は、「暮らしにすてきをとどけたい」を経営方針に掲げる総合粉体メーカー。地元熊本や九州などの原料を活用した、価値創出にも力を入れる。現在開発部門では、さまざまなニーズに応えるべく若手社員の意見…続きを読む
◇千葉製粉 小口和利取締役執行役員製粉・ミックス事業本部長兼業務部長 千葉製粉は、創立80周年に向けた目指すべきビジョン「食の安定供給と新たな価値の創造を通じ、持続的な社会づくりに貢献するエンゲージメントカンパニー」の実現に向け、事業のブラッシュア…続きを読む
◇日東富士製粉・堤隆敏取締役常務執行役員営業開発本部長 日東富士製粉は、昨年から新たな3ヵ年の「中期経営計画2026」に取り組んでいる。既存事業の量的拡大・質的向上、新規事業領域の拡大、稼ぐDXの推進などを基本戦略として、26年度には連結純利益45…続きを読む