●消費者変化を注視 機能性ヨーグルトをはじめとする乳製品では、乳酸菌をはじめとする菌体、あるいは菌体の働きで発生する成分などを活用した機能性表示食品が続々と生まれている。これまでの「健康的なのに、おいしい」から、「おいしい、しかも健康的」という消費…続きを読む
機能性表示食品をはじめとする保健機能食品は、昨年の紅麹問題により大きな影響を受けた。しかし、制度自体に問題があったというより、特定の個社の問題あるいはサプリメントの問題と受け止めた生活者は多かったようで、サプリメント市場はしばらく停滞気味が続きそうだ…続きを読む
●最上位はビタミン・ミネラル不足補う 健康と食品懇話会(健食懇)の消費者研究ワーキンググループ(WG)が実施した消費者意識調査によると、健康食品の使用目的として「ビタミンの不足・ミネラルの不足」が最も高いことがわかった。健康意識が高まる中、毎日の忙…続きを読む
今年に入って、肌の弾力維持や潤いなどをうたった美容向け機能性表示食品の新商品の投入が相次いでいる。飲料を中心に、手軽に実践できるインナービューティーへの関心が高まっている。主な商品は以下の通り(▽企業名=(1)商品名(2)発売日(3)機能性関与成分(…続きを読む
保健機能食品を含む健康食品や健康価値を主に訴求する食品群などを含めた健康関連食品市場は、コロナ禍を経てますます需要が高まっている。制度型健食を見ると、機能性表示食品は今春からの新たな制度運用を受け、届け出に絡む負担が重しとなってスロー発進。とはいえ生…続きを読む
プラントベースミート「大豆のお肉」が具材の「ダイズラボ惣菜の素」を展開するマルコメ。大豆ミート市場は需要の一巡で踊り場に差し掛かっているが、専用の調理たれをセットにした同シリーズは堅調な売れ行きをキープしており、ユーザー開拓のタッチポイントとしてライ…続きを読む
カゴメは、今春夏、トマトメニューの領域拡張に取り組む。2月25日には、メニュー専用調味料「じょうずに野菜」シリーズから、「豚肉と玉ねぎのデジプルコギ用ソース」を新たに投入した。韓国×トマトメニューのプロモーション強化により、トマト調味料の使用機会拡大…続きを読む
ハウス食品のシーズニングスパイスは今期12月までの売上げは前年比で全体が1.5%減となった。メニューシーズニングはほぼ前年並み、汎用(はんよう)シーズニングは前年を下回った。堅調なメニューシーズニングでは昨期にリニューアルとともにバラエティー品を発売…続きを読む
エスビー食品はシーズニングスパイスで新たな市場を形成し、その拡大に大きく貢献している。3月までの1年間で同社のシーズニングスパイスは汎用(はんよう)シーズニングが2桁以上の伸びと好調に推移した。メニュー用シーズニングは市場が前年を下回る状況の中、主力…続きを読む
永谷園は3月から2人世帯向け、本格品質の「本日の逸品」を発売し、配荷が計画以上に進んでいる。簡単なレンジ調理で本格的な味わいが楽しめるとターゲットのシニア層に支持された。主力の「麻婆春雨」はリニューアルして店頭での露出度を向上。新CMを5月から放映し…続きを読む