ヤマキは、24年8月~25年3月の鍋つゆ実績が前年比16%増と伸長した。「豚しゃぶ野菜鍋つゆかつお750g」「地鶏だし塩鍋つゆ700g」「韓福善のキムチ鍋つゆ700g」「寄せ鍋つゆ700g」の主力品はすべて前年を上回っている。取扱店舗数が年々増えてい…続きを読む
モランボンは25年秋冬の鍋物調味料市場に向け、新商品とリニューアル品を発売した。今秋冬季の開発コンセプトは「新定番鍋」だ。多様化が進む市場環境において、あらためて“定番回帰”を軸に据えつつ、安心感と新しさを兼ね備えた商品群を投入する。 精肉売場向け…続きを読む
エバラ食品工業は「プチッと鍋」が市場全体を上回る推移で、カテゴリーの売上げに貢献した。24年9~10月の鍋つゆ市場全体は、異常な気温高によって鍋の喫食時期が遅れたことや野菜価格の高騰も影響し、前年割れで推移した。「プチッと鍋」は残暑対策として、CMな…続きを読む
●「THE WORLD」で海外旅気分 Mizkanは鍋つゆ市場の再成長に挑んでいる。トップブランドの「〆鍋」を10年ぶりにリニューアル発売し、海外気分が味わえる「鍋THE WORLD」を新たに導入。定番回帰と非日常体験という消費トレンドに応じ、踊り…続きを読む
鍋商戦は10月に入ってハイシーズンを迎え始めている。鍋つゆ、ポン酢といった鍋物調味料は冬の量販店のマグネット。毎年の酷暑の長引く残暑で夏の棚割りが延長されるのは一般化し、冬売場への展開後の一気の本格商戦の垂直立ち上げ、販売の最大化が製販共通の目標。醤…続きを読む
日東食品工業の25年8月期昆布茶売上高は、家庭用ルート、業務用ルートともに堅調に推移したことから前年比微増での着地となった。原料不足ならびに原料の高騰に加え、資材なども値上がりが続いており、価格改定を余儀なくされている状況だ。 特に、業務用ルートで…続きを読む
不二食品はSNSやホームページを通じたレシピ発信や、好調なEC販売の拡大展開に継続して取り組み、調味料用途の訴求とさらなる認知拡大につなげる。 今期も販売は堅調で、好調に推移した前年と同水準の売上げを維持している。藤井隆義社長は「物価高で内食が増加…続きを読む
玉露園食品工業は1916(大正5)年の創業以来、多岐にわたる市場活性化策を展開。国内昆布茶最大手として昆布茶の魅力をさまざまな形で発信しており、飲用・料理両用途の活性化を図っている。近年では、夏場の飲用需要を拡大させる「アイス昆布茶」の提案、昆布茶の…続きを読む
シーズン入りを迎え、昆布茶各メーカーでは独自の活性策を推進している。過去最悪の原料環境の中、コストプッシュへの対応を進めるとともに、料理・飲用での両提案はもちろんSNSなどを通じた国内外での新消費層の掘り起こしも進めている。時代のニーズに対応する新し…続きを読む
最古のインスタント飲料であり伝統ある嗜好飲料でもある昆布茶だが、長く愛飲されている理由の一つが、優れた健康価値だ。昆布を由来とする昆布茶には、注目成分の一つフコイダンをはじめ、食物繊維やカリウム、カルシウムやマグネシウムなど豊富な栄養素が含まれる。美…続きを読む