ニッスイの冷凍米飯カテゴリー25年度上期は、ワンプレート商品を含めて金額ベースで堅調に推移した。コメ価格の高騰により冷凍米飯市場全体で商品価格が上昇している中、下期は米飯商品ラインアップの拡充とそれに連動した消費者キャンペーンの展開で、冷凍米飯売場の…続きを読む
ニチレイフーズの冷凍米飯商品は上期、市場を上回る前年比2桁増で推移している。家庭用では主力の「本格炒め炒飯」「具材たっぷり五目炒飯」に続く、第3の冷凍米飯「たっぷり卵のえび炒飯」の育成を図る。業務用では外食業態で好調なベースチャーハン類のさらなる需要…続きを読む
市販用冷凍米飯市場の4~9月は金額ベースで前年比10%超増、数量ベースで同3~4%増といった見方が大勢で、上期は好調だった。コメが注目される中で、コメ代替需要だけでなく冷凍食品ならではのタイパやコスパといった価値が受け入れられたようだ。下期後半戦は、…続きを読む
業務用製品を中心に展開する信濃雪。受注は前年並みだが、「学校給食が忙しい。食材の値上げが相次ぐ中で、ほかよりまだ安いこうや豆腐のコストメリットが評価され、採用につながっているのでは」(松島晴実社長)。生協など一般市場向けも、堅調を維持している。 一…続きを読む
みすずコーポレーションのこうや豆腐カテゴリーは、主力の小カットタイプ「みすず豆腐ひとくちさん」を中心に堅調だ。価格改定の影響もあって出荷量ベースはマイナスだが、売上げはプラスで推移。今秋冬期も、販売強化でラインアップ全体の底上げを図る。 これまで主…続きを読む
旭松食品はこうや豆腐の汎用性と健康性を訴求し、主に若年層や子どもをターゲットに据えた各施策を推進する。年末の最需要期に向け、11月下旬から関西エリアでTVCMを放映。タレントの堀くるみを起用し、若い世代向けにレンジで簡単に調理できる簡便性をアピールす…続きを読む
こうや豆腐普及委員会(木下博隆委員長・旭松食品社長)は7月1日から9月15日にかけて、「#夏もこうや豆腐でパンレシピコンテスト」を行った。写真共有型SNSを通じて一般ユーザーに呼び掛け、「『アイデア』レシピ」(農林水産省大臣官房長賞)、「『栄養バラン…続きを読む
「フレイル予防には、タンパク質豊富なこうや豆腐が最適」。全凍連が9月25日に大阪市で開いた「こうや豆腐健康フォーラム」で、医師・作家の鎌田實氏はこう解説した。 「フレイル」について鎌田氏は、「健康と要介護・要支援の間にある状態で、日本人の約280万…続きを読む
こうや豆腐は、90%以上が長野県で製造されている信州の特産品。長野県凍豆腐工業協同組合のまとめによると、会員である主要メーカー5社の25年1~8月の原料大豆使用量(こうや豆腐用)は9158t、歩留まり率45%で試算した推計製造量は4121tで、前年同…続きを読む
およそ800年の歴史を持つ伝統食品、こうや豆腐。精進料理の「疑似肉」食材などとして全国に広がり、現在は主に家庭の乾物食品として親しまれている。ただ、食の多様化や調理の簡便志向などを背景に、需要基盤は沈下傾向が続く。こうや豆腐の製造量はこの20年で4割…続きを読む