ハナマルキ「ハナマルケン」、伝統とカルチャーの融合でPR キッチンカーで音楽フェス初出店【PR】
ハナマルキはオリジナルブランド「ハナマルキ醸造 麹 研究室」(通称ハナマルケン)でキッチンカーを活用したプロモーションに注力している。4月にはイベントコンセプトと目指すブランドイメージの一致から、音楽フェスティバル「Rainbow Disco Club 2025」(以下、RDC)に初出店。イベントエリア内唯一の食品ブースとして、こだわりの味噌汁とおにぎりを販売した。

伝統とカルチャーの融合で麹の可能性を拡張していくことができると考える同社は今回、カルチャーの最前線と手を組むことで麹の新しい世界観を提示できたと捉える。
音楽フェスで味噌汁&おにぎりを販売
ユナイテッドワークス主催のRDCは、4月18~20日にわたって静岡県賀茂郡東伊豆町の東伊豆クロスカントリーコースで開催された。在住外国人の参加も多いグローバルなイベントで、2010年に東京都の都市型音楽フェスティバルとしてスタート。ダンス・ミュージックに特化したラインアップで世界各地から集うフェスティバルとして注目されており、今年は3日間で約1万500人が参加した。

同社は18・20日に同会場内のカフェで、19日にはキッチンカーで「ハナマルケンおみそ汁・おにぎりセット」(税込800円)を販売した。「こだわり野菜と炙り豚バラのおみそ汁」は、同社の「匠の手仕込みみそ(非売品)」とハナマルケンの「贅沢長期熟成味噌」をブレンドし、こだわり野菜に炙り豚バラ肉を加えた具材感たっぷりの味噌汁。「ふっくら塩こうじおにぎり~ほぐし焼き鯖と大葉」は、同社の「液体塩こうじ」を使用して炊き上げたコメに、同製品でうま味を引き出した焼鯖を使用。香り高い大葉と混ぜ合わせ、味噌汁との相性もよいおにぎりに仕上げた。

「こだわり野菜と炙り豚バラのおみそ汁」(左)と「ふっくら塩こうじおにぎり~ほぐし焼き鯖と大葉」
予想と異なり、イベントでは日中よりも夕方から夜にかけて、あるいは朝方に食事としての購入が多数だったという。ブース内ではハナマルケンの商品も紹介。なかでも「熟成こうじパウダー」や「こうじ七味」といった卓上調味料への関心が高かった。
「ハナマルケン」ブランドイメージ強化 日常から文化へ
同社がRDCに出店した背景には、個性的でスタイリッシュなイベントのブランド感とハナマルケンの目指すブランドイメージの一致があったという。平田伸行取締役は出店の動機について次のように語る。
「ハナマルケンは『発酵』や『麹』をもっと自由に、もっと創造的に楽しんでもらうためのブランドだ。その一環として、今回RDCとタイアップした。音楽・アート・自然が融合する最先端フェスに協賛することで感度の高い層へリーチでき、味噌や塩麹を『日常の食材』から『文化的な存在』へと昇華させ、ライフスタイルブランドとしての地位を築くことができると考えた」
ブランドイメージの向上を目指し、同社はキッチンカーのイベント出店の様子を撮影、公式YouTubeでPRムービーとして公開している。現在は代官山蔦屋書店でのキッチンカーオープンイベント、長野県伊那市の「高遠城址公園桜祭り」、そして今回のRDC出店の様子を撮影したムービーを公開中。撮影した映像や写真はSNSでのPR活用も考慮しており、今後もブランドイメージとの一致やハナマルケン・キッチンカーの撮影に適したロケーション、時期を意識しつつ出店するイベントを見定める方針だ。

キッチンカーをPRツールに
この新たに導入したキッチンカーをいかにしてPRに生かしていくか、同社は今後もトライし、検証していく方針。キッチンカーメニューでどのように売上げを立てていくかも含め、効果的な使い方を模索していく。今回のようなブランドイメージ向上の目的もあれば、6月にはハナマルケンの新商品発表イベントで登場する予定。また、今後は味噌・塩こうじメニューの認知アップを目的とした使い方も考えている。
「キッチンカーは機動力があり、いろいろな使い方ができる。今回のRDCでの成功体験も生かしながら、今後は新商品発表や商品認知度向上にもキッチンカーを積極的に活用し、多角的に発信していく」(平田取締役)

「ハナマルキ醸造 麹 研究室」公式サイト
https://hanamaruken.jp/

ハナマルキ株式会社
https://www.hanamaruki.co.jp/