●独自の商品施策を展開 最適物流への挑戦続く  コロナ禍が一段落し、多くの来場者が集うイベントなどが通常開催されるようになり、小売流通業各店舗への来店客数も回復傾向にあるなど、社会全体がコロナ禍以前の状況に戻ってきている。新しい生活様式が浸透し、消費…続きを読む			
								
				 近畿エリアの食品卸売業各社は、強化カテゴリーを定めて目標達成に向けた着実な取り組みを進める。業界の課題である買上点数減少には、デジタルサイネージを活用した販促提案を強化。値上げ問題や人件費高騰などには次世代物流構築への注力や、業務のデジタル化の推進で…続きを読む			
								
				 ●クスリのアオキM&A加速  高齢化、人口減少が著しい四国エリアでは、年々市場が縮小する中、イオングループが積極的にM&A戦略を展開しており、同グループが圧倒的なシェアを誇るなど、市場の寡占化が進んでいる。  四国最大の小売企業であるフジはイオンと2…続きを読む			
								
				 ●経営の世代交代進む  中国地方では、エリア外から大型DSの新規出店が続き、食品売場の面積が着実に拡大。それに伴い価格競争も激しくなっている。地場流通大手のイズミでは、店舗前に車を停めて買い物ができるオープンモール型商業施設の開店を広島県や岡山県で進…続きを読む			
								
				 ●チャネル多様化し格差拡大  近畿エリアでは、首都圏を拠点とするオーケー(神奈川県)が2024年11月に関西1号店(オーケー高井田店・大阪府東大阪市)を出店し、念願の関西進出を果たした。先行して関西で多店舗展開するロピア(神奈川県)や、バローホールデ…続きを読む			
								
				 ●「高付加価値創造企業」掲げチーズの新価値追求  六甲バターは今期、「高付加価値創造企業」を「2030年になりたい姿」として掲げ、事業構造の変革に注力している。既存事業の深化、新規事業の開発、海外市場の開拓の3軸による成長戦略を策定し、チーズ代替植物…続きを読む			
								
				 祖業である油脂製造を軸に、冷凍パイ生地や焼成タルト(パイシェル)などのパイオニア企業として活躍するリボン食品。今期は「成長」をスローガンに掲げ、一人一人の能力が最大限発揮できる環境づくりに注力している。今後の労働力人口減少を見据えてAIやロボティクス…続きを読む			
								
				 1950年創業のマロニーは9月17日に75周年を迎えた。それを記念して、今秋にチルド新商品「平べったい生マロニーちゃん」を発売するとともに、75周年記念のオープンキャンペーンやレシピコンテストなどの多彩な周年企画を投入し、市場を盛り上げる。  9月に…続きを読む			
								
				 ●和食文化の魅力を発信  マルトモは、1918年に創業者・明関友市氏によって、瀬戸内海で獲れる煮干しなどを削って販売する会社として現在本社のある愛媛県伊予市で創業された。創業107年以上となる愛媛県を代表する企業だ。64年に「マルトモ花かつを」として…続きを読む			
								
				 ●用途に合わせた幅広い茶づくり  抹茶、特に宇治抹茶の人気が昨年の夏を機に急騰し、2025年に至って需要はさらに伸びた。結果として宇治抹茶は産地全体で品薄な状態が今なお続き(9月末時点)、それに合わせ、てん茶(抹茶の原葉)の新茶取引価格も前年比2.6…続きを読む