ニビシ醤油は、前期実績では営業利益が堅調だった。要因はさまざまあるが、利益が出やすい環境を築けたのが大きかったとみている。 同社は海外向けが、売上構成比で約1割を占める。そこは他社と比較しての強みだととらえている。ただ、現在の海外ビジネスは短期で築…続きを読む
富士甚醤油は、経営方針の中で特に「地球環境への配慮」を重視している。1社でできることには限りがある。そのような中でも、できることを着実に積み重ねていきたいという強い信念がある。 商品開発では、その一環として昨年3月に「ジップみそ」を発売。また、総工…続きを読む
フンドーキン醤油は前期、過去最高の売上げを達成した。売上げ増でけん引役となったのが本州・四国エリアだった。商品別で特に伸びが大きいのが、「あまくておいしい醤油」「あまくておいしいさしみ醤油」や生詰味噌だ。 そのほか最近の商品動向としては、「柚子こし…続きを読む
九州エリアは農産物の供給基地であり、特に畜産は産出額で大きな存在感を放っている。九州農政局の「農産物産出額の順位と構成比(令和4年)」をみると、九州での産出額順位トップ10は上から肉用牛、豚、ブロイラー、コメ、鶏卵、イチゴ、生乳、トマト、ミカン、カン…続きを読む
関西の有力菓子メーカーである中島大祥堂、シュゼット・ホールディングス(HD)、鼓月の3社は、みずみずしいフルーツを使った商品や冷やしておいしい商品など、暑い夏にぴったりの詰め合わせギフトを提案する。ギフト市場は中元・歳暮などのフォーマルギフト需要が減…続きを読む
今夏も猛暑予想から、そうめんの人気が高い。「気温が上がると、そうめんを贈り物にという人は多い」(百貨店関係者)といい、オーソドックスな白物は依然人気があり、「見た目がカラフルでかわいい」と野菜を練りこんだ色麺を求める人も目立つ。白物でも「揖保乃糸」の…続きを読む
購入者の主体が60代以上となっているハム・ソーセージギフトはジリ貧傾向が続いている。近年は若年層の取り込みが課題となっており、今中元ギフト商戦でも昨年同様、各社若年層をターゲットとした施策を打ち出している。また、賃金格差が拡大し、消費の二極化がより鮮…続きを読む
関西・中国・四国地区主要スーパー各社の24年中元ギフト商戦は、例年通り5月前半からスタートしており、8月中旬まで展開する。長年にわたりギフトの早期受注期間は前倒し傾向が続いていたが、今中元では歯止めがかかっている。 コープこうべ、フジは2日前倒しだ…続きを読む
親しい人のことを思って贈るカジュアルギフトの拡大とともに、中元の儀礼的な要素は薄れつつある。慣例だった二重包装も「丁寧」ではなく「過剰」という認識に変わり、環境志向の高まりから商品の一部に包装紙を巻く簡易包装が主流となった。包装に対する価値観が変化する…続きを読む
関西中四国の百貨店で中元商戦が本格化している。近年は虚礼廃止の潮流からフォーマルギフトが減少し、親類や友人など親しい人に向けて贈るカジュアルギフトが伸長傾向にある。購入者自身の「ごほうび」「プチ贅沢」を満たすための自家消費も拡大しており、中元の目的や…続きを読む