国分グループ本社は、国内17ワイナリーが加盟する日本ワインブランド「JWINE」を全国展開し、日本ワインの間口拡大に取り組んでいる。和食との好相性を打ち出すなど、身近な食中酒として楽しめるよう魅力を発信し続けている。原料ブドウ不足が続き、市場を取り巻…続きを読む
国産ブドウだけで造る日本ワインの原料不足が続き、先行きが見通しにくくなっている。原料ブドウ高騰に伴い販売価格が上昇し、消費者の「日本ワイン離れ」が加速する恐れがある。従来の戦略を見直すなど環境変化への対応力が問われている。(岡朋弘) ●高価格シフト…続きを読む
●新たな食べ方を考案 日本加工わさび協会は、甲南女子大学の濱口郁恵教授のゼミとコラボし、新たなわさびの食べ方を追求するため、ゼミ生によるメニュー開発を依頼した。 メニュー開発には濱口ゼミの3年生10人が参加。3班に分かれ、計6メニューを開発した。…続きを読む
中部地区では、わさびを中心とした香辛料の名古屋市の老舗メーカー、金印が4月、岩手県に国内4拠点目となる新工場、金印グループ岩手工場を竣工した。静岡工場以来27年ぶりの設立となり、本わさびの主要産地である岩手県での生産体制強化により、わさび原料の安定供…続きを読む
信州を代表する農産物、わさび。豊かな水資源と冷涼な気候を生かし、加工わさびや「わさび漬」など漬物用の原料として国内最大の生産規模を誇ってきたが、ここ3年ほどで収量が半分以下に急減し、静岡県にトップの座を明け渡した。 農林水産省・特用林産物生産統計調…続きを読む
首都圏の加工わさび市場は、全体として堅調に推移している。家庭用、業務用ともにインバウンド需要やコロナ禍からの回復により、首都圏市場は安定している。家庭用、業務用ともに価格改定が進んだことで販売単価は上昇しており、金額ベースで市場は拡大している。今後は…続きを読む
ここ数年の加工わさびの原料を取り巻く環境は、国産本わさびが各産地の天候不良などで高騰し、過去にないほどの品薄状況が続いていた。中国産を中心とする西洋わさびは他作物への移行などで高騰した時期があったが、現在は安定傾向にある。全体としては高値安定といった…続きを読む
加工わさびの業務用市場はコロナ禍以降、市場が大きく変化し、現在もその過渡期にあるといえる。刺し身などに添付されているミニパックが除外されることが多くなっていること、居酒屋やホテル、レストランなどの消費者の利用時間が変化し、深夜までの需要が以前ほど見込…続きを読む
家庭用のチューブタイプを中心とする加工わさび市場は、コロナ禍の家庭内食化傾向で伸長したものの、その後は若年層のわさび離れなどで、ここ数年は伸び悩んできた。しかし、昨年度1年間を振り返ると金額ベースで市場は約5%の伸長となった。この理由としては各メーカ…続きを読む
加工わさび市場は、家庭用の減少傾向が懸念されてきたが、ようやく回復傾向に入った。高価格帯製品や大容量タイプは数量で前年を上回っており、今後の長期的な市場の回復が待たれる。業務用は輸出が好調を持続しているが、国内市場は一部の都市部を除いて厳しい状況が続…続きを読む