キッコーマン食品は「うちのごはん」シリーズを展開し、2月発売の「Vegeおそうざいの素」が好スタートを切っている。オイル蒸しの簡単調理でおいしく「2分の1日分の野菜を摂ろう!」と伝えて好評。既存品はレンジ専用の「レンジおかずの素」、スープ仕立ての「ス…続きを読む
味の素の前3月期の合わせ調味料売上げは前年実績をやや上回って着地し、新たな「Cook Do 極(プレミアム)」シリーズ2品種、「Cook Do KOREA(コリア)!」がヒットした。既存品は野菜高が影響して市場同様に若干の苦戦。今期は「回鍋肉用」とい…続きを読む
丸美屋食品工業は今12月期、本格志向の「贅を味わう」シリーズや2人前×2回分の「おうち食堂」といった付加価値品の成長を続けている。麻婆市場トップの「麻婆豆腐の素」は前年大幅に伸ばした反動もあって微減。「麻婆茄子の素」や「麻婆春雨」などの春雨シリーズが…続きを読む
メニュー用調味料はメーンの中華のほか、和風、洋風、エスニックの人気メニューが時短、簡単にできると支持されて定着している。市場は23年度から回復して安定。インフレ社会で節約志向が深まり、丸美屋食品工業の「麻婆豆腐の素」といった、経済的な豆腐メニューがけ…続きを読む
●日本でプレゼンス向上 アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)が輸出する牧草飼育牛肉が安定的な供給源と高品質で優れた味、さらに、持続可能性が担保された牛肉として世界中でプレゼンスを高めている。アイルランド産グラスフェッドビーフは、自然がもたらす資源…続きを読む
●「おつまみ商材」は改廃進める さとうの24年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比1.5%減、下期が同0.3%減、通期が同0.9%減といずれも前年を下回り、微減で推移している。価格改定の影響で値上げ以降、定番主力商品は、厳しい状況が続いている。値…続きを読む
●無えんせき商品をコーナー化 平和堂の24年実績は、食肉加工品全体で上期は前年並み、下期は前年比0.5%増、通期では同0.2%増と前年比微増で推移している。 価格改定の影響もあって、全体的には苦戦が続いている。EDLPの推進などで、前年実績はクリ…続きを読む
●年代別・月別売れ筋商品も強化 サミットの24年実績は、食肉加工品は全体で上期が前年比0.1%増、下期が同3.0%増、通期が同1.5%増と前年を上回っている。 集客策として、上期は割引セールを強化し、下期は期間限定ボーナスポイントを実施したことで…続きを読む
●多様化するニーズにも対応 フジの24年実績は、食肉加工品は全体で上期は前年比0.8%減、下期は同3.7%減、通期は同2.2%減といずれも前年を下回っている。 4月、9月と1年に二度の価格改定が実施されたことで、販促の弱化につながり主力カテゴリー…続きを読む
食肉加工品市場では、原材料価格の高騰などを背景に22~24年にかけて価格改定が実施されている。当初は消費者にもある程度浸透したことで、単価アップにつながり売上げを維持することができたが、25年も原材料価格の高止まりや、物流費高騰、人手不足などのコスト…続きを読む