全国外食産業・業務用卸流通特集2025
全国外食産業・業務用卸流通特集:大光・金森武社長 実力高め中期的成果得る
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◆全国外食産業・業務用卸流通特集:外食は最大の転換期へ チェーン始動から55…
特集 卸・商社 外食 2025.08.19◇進む人手不足対策 1970年の大阪万博を起点とする外食チェーンの始動から55年。大阪の地に万博が戻ってきた今年、外食・業務用流通業界が重大な転換点を迎えている。国内飲食店売上高は24年も前年比5%増弱のプラスを保ったが、依然としてコロナ前の水準に…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:24年度業務用卸売販売額 コロナ前を上回る
特集 卸・商社 2025.08.1924年度の業務用食品卸売販売額は前年比3.7%増の4兆0969億円で着地した(本紙推計)。コロナ収束に伴う外食市場の急回復から一巡し、伸び幅は前年度(前年比14.5%増)に比べ縮小したが、3年連続のプラスでコロナ前の19年度の水準(3兆9670億円)…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:影落とす労働需給問題 外食・流通の成長阻む
特集 卸・商社 2025.08.19外食・業務用流通市場で人口減少による縮小圧力が鮮明化してきた。23年のコロナ収束当時から顕在化していた人手不足による営業制限の常態化に加え、昨年前半ごろから首都圏でも飲食店の廃業・倒産が目立つ。業務用卸業界でも企業間の採用力とサービス維持力の格差が広…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:相次ぐ農産品ひっ迫 給食などコメ高騰に苦慮
特集 卸・商社 2025.08.19昨年後半から今年にかけてコメ・野菜・鶏卵など主要農産品の不足・高騰が相次いでいる。このことは加工食品の調達・販売に軸足を置く業務用卸にも多くの直接的・間接的影響を及ぼしている。 業務用米のタイトな需給環境は10年代から常態化しているが、23年産米の…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:吉辰商事 卸向け発注支援ツール開発
特集 卸・商社 2025.08.19●ロット合わせが容易に 食品メーカーの納品リードタイムの延長や最低納品ロットの引き上げを受け、卸側の発注・在庫管理の難易度が高まる中、新興ITサービス企業の吉辰商事(東京都目黒区、榊真人代表)が業務用卸の運用に適した発注・在庫管理支援システム「FO…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:ヤグチ・萩原啓太郎会長兼社長 流通最適化への…
特集 卸・商社 2025.08.19◇一次卸トップに聞く 気候変動による調達リスクの高まりや物流需給の悪化が業界共通課題としてクローズアップされる中、一次卸に求められる最適化機能に磨きをかけるヤグチ。前期は重点課題に掲げる調達力の向上と品揃えの強化が事業成長をけん引。念願の年商100…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:東亜商事・岡修一専務取締役 構造的問題の解決…
特集 卸・商社 2025.08.19◇一次卸トップに聞く 今年1月、創業70周年を迎えた業務用一次卸最大手・東亜商事。節目となる今9月期は売上高目標を前年比8.2%増の1900億円に定め、記念販促やタイムリーな商品提案を強力に推進。物流などの環境変化に対応する一次卸機能の拡充にも拍車…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:三桜商事・服部昇社長 従業員の待遇改善に重点
特集 卸・商社 2025.08.19◇一次卸トップに聞く 三桜商事は前12月期に3期連続の増収増益を達成。安定成長を確実にしつつある。近年は収益回復で得た原資を従業員の待遇改善に積極的に振り向け、不足が続くコメなどで調達網の拡充にも力を入れる。服部昇社長に近況を聞いた。(横田弘毅) …続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:トーホー・奥野邦治社長 新たな企業像で80周…
特集 卸・商社 2025.08.19◇全国卸トップに聞く トーホーは8年ぶりにトップが交代し、奥野邦治社長体制を今春始動。SM事業からの完全撤退で、業務用食品卸事業に特化した企業体で「日本、そして海外の外食ビジネスの発展に貢献する」を実現し、2030年1月期の売上高3000億円達成を…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:高瀬物産・高瀬知康社長 提案会を年間100回…
特集 卸・商社 2025.08.19◇全国卸トップに聞く 高瀬物産は前期も過去最高の売上高と営業利益を確保。提案会の高頻度開催により得意先評価は拡大、在庫適正化の進展などでコスト効率も向上。成長力と筋肉質経営を高いレベルで両立させてきた格好だ。高瀬知康社長に近況を聞いた。(横田弘毅)…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:西原商会・西原一将社長 理念浸透図り好調を維…
特集 卸・商社 2025.08.19◇全国卸トップに聞く 西原商会の2025年2月期・連結年商(グループ47社)は過去最高の1281億円(前年比6%増)。コロナ禍初年の21年期・672億円から約倍増の勢いにある。一方、事業多角化と業務改革にも積極的に取り組み、西原イズムの研さんを強化…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:尾家産業・尾家健太郎社長 全国6地区戦略が軌…
特集 卸・商社 2025.08.19◇全国卸トップに聞く 尾家産業は10年後に売上高2000億円、営業利益60億円を目標数値とする新ビジョンを掲げた。「収益力の強化」「事業領域の拡大」「事業基盤の整備・強化」が重点戦略の3ヵ年中計も今期始動。全国6地区戦略を支える社内構造改革、戦略的…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:UCCコーヒープロフェッショナル・橋本樹一郎…
特集 卸・商社 2025.08.19◇全国卸トップに聞く コーヒーの歴史的高値が続く中、全国卸・UCCコーヒープロフェッショナルが製品・サービス力の向上を加速させている。原料環境に応じた価格形成と並行してメニュー提案などの取り組みを強化。得意先の活性化と課題解決を強力に後押しする。就…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:大光・金森武社長 実力高め中期的成果得る
特集 卸・商社 2025.08.19◇広域卸トップに聞く 大光の金森武社長は、主要取引先と構成する「エムオー会」総会で前期(25年5月期)の決算報告を行った。売上高はすべての事業で増収となり過去最高を更新したが、営業利益と経常利益は人件費、物流費、光熱費、減価償却費などの経費増が響き…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:久世・久世真也社長 持続可能で質的な成長を
特集 卸・商社 2025.08.19◇広域卸トップに聞く 久世は需要増加に伴って急増する取引要請に応えるべく、物流キャパシティーの早期改善を課題に位置付けていた。前期(25年3月期)から新しい物流センターを開設し、「持続可能で質的な成長」を目指して体制を整えている。久世真也社長に近況…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:ニッカネ・金田陽介社長 本社移転で物流能力万…
特集 卸・商社 2025.08.19◇広域卸トップに聞く 今年、創業50周年を迎えたニッカネ。4月には宇都宮本社を増床移転、物流を中心にメディカル給食事業者向けサービスに一段と磨きをかけ存在感を高めている。金田陽介社長に近況を聞いた。(横田弘毅) ニッカネは東北から関東・甲信・静岡…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:関東食糧・臼田真一朗社長 Web営業さらに進…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・関東トップに聞く 関東食糧は24年までに本社を含む関東9拠点の商物流ネットワークを完成。東京を中心に新規取引の開拓を積極的に推し進めている。強化中のメディケア給食ルートへの供給ボリュームも上がってきた。臼田真一朗社長に近況を聞いた。(横田…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:IZUMIYA・鈴木雅治社長 加速するグルー…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・関東トップに聞く 小田原市のIZUMIYAは26年2月期、連結売上高200億円の達成を目指す。継続的なM&Aと拠点投資で首都圏をカバーする商物流網を確立。コロナ禍以降の有力外食チェーンへの供給増加によって業容拡大に拍車が掛かってきた。鈴木…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:協和物産・村野隆一社長 基本をハイレベルで徹…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・関東トップに聞く 在京業務用卸の協和物産はコロナ禍を境に首都圏市場での存在感を急速に高めている。既存得意先からの紹介で新規取引を広げる堅実な営業スタイルながら、高い生産性とサービス力を武器に得意先件数を順調に拡大している。来期(26年8月…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:大京食品・窪田洋一郎社長 改革進み成長ステー…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・関東トップに聞く 在京業務用卸の大京食品はコロナ禍でひときわ強い逆風を受けた。ここ数年はそのリカバリーに追われてきたが、前期(25年6月期)は安定成長に向けた構造改革が進展。委託物流事業者との歯車がかみ合い、総得意先件数も上昇に転じた。窪…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:ウルノ商事・宇留野裕太社長 絶えず付加価値生…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・関東トップに聞く 茨城県水戸市に本拠を置くウルノ商事は、同県を中心に埼玉県東部、千葉県北部をカバーする東関東の有力業務卸だ。学校給食向けの食材供給で高いシェアを持ち、近年は病院・老健施設への供給も拡大。前期は年商を80億円の大台に乗せた。…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:プレコフーズ・高波幸夫社長 広がる加工ニーズ…
特集 卸・商社 2025.08.19◇生鮮卸・関東トップに聞く プレコフーズは食肉を中心に生鮮3品を首都圏の業務用ユーザーに供給する総合生鮮卸だ。ISO22000に基づく徹底した衛生管理ときめ細かな流通加工機能を武器に、総得意先数は3万5500軒に到達。前期売上高は300億円を突破し…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:フードサプライ・竹川敦史社長 持続的な青果流…
特集 卸・商社 2025.08.19◇生鮮卸・関東トップに聞く フードサプライは首都圏を中心に飲食店など約6500軒のユーザーに農産品を供給する業務用青果卸だ。産地契約・市場取引・自社農園を組み合わせた調達網を駆使し、イノベーションが起こりにくい青果卸売業界で強い存在感を放つ。竹川敦…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:ネオテイク・大竹光彦社長 ラーメン特化戦略が…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・新潟トップに聞く 新潟県内の飲食業界は、県外チェーンの進出やインバウンドの伸び悩みなど、厳しい環境にさらされている。その中で新潟県内トップの業務用食材卸・ネオテイクの25年10月期は、直近8ヵ月経過時点で売上高は前年比9.7%増、粗利益同…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:ジーケーエス・竹尾匡利社長 正しい努力で「売…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・中部トップに聞く 岐阜市のジーケーエスは今期(73期、26年6月期)、「正しい努力による売利(うり)を向上させる」をスローガンに掲げ、売上高、粗利益ともに前年比5.5%増を目指す。竹尾匡利社長は、しっかりと利益の取れる商売を追求し、従業員…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:コーゲツ・加藤和彦社長 老健中心に新規開拓注…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・中部トップに聞く 静岡県沼津市・コーゲツの前期58期(25年3月期)は売上げと利益ともに前年をやや割る形で着地した。そこで老健メディカルを中心に新規開拓に注力し、業績拡大を図る。現在、Web受注システム導入率が30%を超え、よりきめ細やか…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:岩田産業GHD・岩田陽男会長兼CEO 55周…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・九州トップに聞く 岩田産業グループホールディングス(GHD)は、2026年に岩田産業創業55周年を迎える。卸売業の原点に立ち返り「食を通じて九州を元気に!」の経営スローガンの下、九州を元気にしたいという思いを具現化することで、さらなる社会…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:ハウディ・富永哲生社長 ほっとキッチン事業強…
特集 卸・商社 2025.08.19◇地域卸・九州トップに聞く ハウディは企業理念として、「食生活の向上と食文化の発展に貢献する」を掲げる。1961年の設立以来。学校給食の卸売業から始まり、メディカル、外食など広く得意先を拡大してきた。昨年8月には福岡支店を新築移転。今年4月には本州…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:業務用卸覆面座談会 仕入れ担当者の本音
特集 卸・商社 2025.08.19◆コメ高騰影響大 強まる価格訴求ニーズ 卸物量ベース減 市況一服 日本食糧新聞社主催「第29回業務用加工食品ヒット賞」は全国の有力業務用食品卸76社のモニターアンケート結果をもとに、主要業務用食品卸団体で構成される選考委員会を経て決定される。選考委…続きを読む
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全国外食産業・業務用卸流通特集:大阪王将・文野幸司社長 新モデル店舗が新顧客…
特集 外食 2025.08.19◇有力外食チェーントップインタビュー イートアンドグループの大阪王将は2025年2月期に創業55周年を迎えた。同期、グループ売上高373億3500万円(前年比3.9%増)のうち、外食事業は158億8200万円(同9.6%増)と全体をけん引。外食事業…続きを読む