近畿中四国卸売流通特集:業務用卸=トーホー 新体制でブランド向上
2025.08.30
◇トーホー・奥野邦治社長 トーホーは中計2年目の今期、奥野邦治社長体制を始動した。外食産業向け事業での全国展開、ブランド力向上に軸足を置きつつ、長期ビジョン「日本、そして海外の外食ビジネスの発展に貢献する」の実現、2030年1月期の売上高3000億…続きを読む
◇地域卸・新潟トップに聞く 新潟県内の飲食業界は、県外チェーンの進出やインバウンドの伸び悩みなど、厳しい環境にさらされている。その中で新潟県内トップの業務用食材卸・ネオテイクの25年10月期は、直近8ヵ月経過時点で売上高は前年比9.7%増、粗利益同…続きを読む
◇生鮮卸・関東トップに聞く フードサプライは首都圏を中心に飲食店など約6500軒のユーザーに農産品を供給する業務用青果卸だ。産地契約・市場取引・自社農園を組み合わせた調達網を駆使し、イノベーションが起こりにくい青果卸売業界で強い存在感を放つ。竹川敦…続きを読む
◇生鮮卸・関東トップに聞く プレコフーズは食肉を中心に生鮮3品を首都圏の業務用ユーザーに供給する総合生鮮卸だ。ISO22000に基づく徹底した衛生管理ときめ細かな流通加工機能を武器に、総得意先数は3万5500軒に到達。前期売上高は300億円を突破し…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 茨城県水戸市に本拠を置くウルノ商事は、同県を中心に埼玉県東部、千葉県北部をカバーする東関東の有力業務卸だ。学校給食向けの食材供給で高いシェアを持ち、近年は病院・老健施設への供給も拡大。前期は年商を80億円の大台に乗せた。…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 在京業務用卸の大京食品はコロナ禍でひときわ強い逆風を受けた。ここ数年はそのリカバリーに追われてきたが、前期(25年6月期)は安定成長に向けた構造改革が進展。委託物流事業者との歯車がかみ合い、総得意先件数も上昇に転じた。窪…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 在京業務用卸の協和物産はコロナ禍を境に首都圏市場での存在感を急速に高めている。既存得意先からの紹介で新規取引を広げる堅実な営業スタイルながら、高い生産性とサービス力を武器に得意先件数を順調に拡大している。来期(26年8月…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 小田原市のIZUMIYAは26年2月期、連結売上高200億円の達成を目指す。継続的なM&Aと拠点投資で首都圏をカバーする商物流網を確立。コロナ禍以降の有力外食チェーンへの供給増加によって業容拡大に拍車が掛かってきた。鈴木…続きを読む
◇地域卸・関東トップに聞く 関東食糧は24年までに本社を含む関東9拠点の商物流ネットワークを完成。東京を中心に新規取引の開拓を積極的に推し進めている。強化中のメディケア給食ルートへの供給ボリュームも上がってきた。臼田真一朗社長に近況を聞いた。(横田…続きを読む
◇広域卸トップに聞く 今年、創業50周年を迎えたニッカネ。4月には宇都宮本社を増床移転、物流を中心にメディカル給食事業者向けサービスに一段と磨きをかけ存在感を高めている。金田陽介社長に近況を聞いた。(横田弘毅) ニッカネは東北から関東・甲信・静岡…続きを読む
◇広域卸トップに聞く 久世は需要増加に伴って急増する取引要請に応えるべく、物流キャパシティーの早期改善を課題に位置付けていた。前期(25年3月期)から新しい物流センターを開設し、「持続可能で質的な成長」を目指して体制を整えている。久世真也社長に近況…続きを読む