農水省がコメ利用の商品開発支援 フーデックスに出展新発想の商品続々 常識が変わる!進化する「コメ」の最前線【PR】
農林水産省が支援する「コメを利用した新たな商品開発」で誕生した商品が3月10~13日、東京ビッグサイトで開催される「FOODEX JAPAN 2026/第51回国際食品・飲料展」の「米の新商品開発事務局(ぐるなび内)」ブース(小間番号E6-C60)で紹介され、コメに対する関心の高まりを背景に、来場者の注目を集めそうだ。


JA北大阪(北大阪農業協同組合)の「FURI+(フリタス)」は、いろいろな料理に振りかけるだけで手軽に食物繊維が補えるコメ由来ふりかけタイプ食品で、原料は、同JAが産学連携で開発したスーパー玄米「WE米(ういまい)」を採用。このコメの普及を目指し炊飯以外の用途も模索する中で、顆粒化した同品の開発に至ったという。まず学校・社内食堂などの協力を得て、テストマーケティングを行うとともに、顆粒を食品原料とする提案活動も開始する。

坂金製菓の「ALL JAPON kashi matcha」は、コメ由来のポン菓子に抹茶を顧客が混ぜ合わせて食べる古くて新しいお菓子。素朴な甘さのポン菓子を国産素材と組み合わせることで、各地の地域産業を応援。第1弾として、国内外で人気の抹茶を採用した。味わいが淡泊なコメだけに、今後は多様な素材との展開を視野に入れる。取引先企業には「シャカシャカが楽しい体験型商品」と高評価を得ている。

「WOOMEN(グルテンフリー米粉麺)」
ムシロジックホールディングスの「WOOMEN(グルテンフリー米粉麺)」は、小麦麺に引けを取らない麺のコシと豊かな風味を実現した特許技術を採用。ヴィーガン対応かつグルテンフリーでありながらもしっかりしたかみ応えと満足感があるなど、麺としてのおいしさに妥協しない商品に仕上がった。開発に当たって原料の割合を1%ずつから見直し、加水量や練り時間、圧延の強さまで何百回も試行錯誤を重ね、完成したという。

幸南食糧の「PLANT BASEDおにぎり(プラントベース)」と「おにぎり ふくまる」は、輸出を視野に開発した冷凍おにぎりシリーズで、コメのプロならではのご飯が最もおいしいとされる「釜炊き製法」と炊きたての味をキープする急速冷凍が特徴だ。ふくまるは「一口で日本を旅する」をコンセプトに、国や言語を超えた“日本の郷土のこころ”を世界につなぐ。プラントベースは「ラーメン風」など外国人の好みを意識したラインアップで、植物性素材の「MIRA-Dashi」を使用することで動物性素材は不使用ながらもしっかりした味わいと満足感を実現した。

九重味淋が昨年度、製造開始した「玄米本みりん」は、従来不可能とされていたもち玄米を使用。糖質や生活習慣病が気になる人や健康志向の人をターゲットにした伝統製法のみりんで、オリジナル商品や料理レシピの開発で日本のみりん文化を支えてきた同社が、ノウハウを結集して開発。製造の各工程で工夫を重ね、商品化へとこぎつけたという。

RICE HACKの「ORYVIA(オリビア)」は、国産米100%のクラフトビール(酒税法上発泡酒に該当)で、グルテンフリーとアレルゲン不使用。日本酒造りのノウハウを発展させて開発し、海外製品との差別化を図っている。昨年は大阪・関西万博内店舗で販売。マスコミ取材も多かった上、小泉進次郎前農林水産大臣の激励で認知向上し、OEM供給を開始した。ほか、業務用ECサイトも立ち上げ累計出荷数1万本を達成。今後は海外輸出も視野に入れる。

「お米でできたマイチーズ(my cheese)」
Happy Eco Life Kitchenの「お米でできたマイチーズ(my cheese)」は「食事制限のある人も同じものを食べて笑顔になれる商品を」の思いから生まれた、国産もち米原料のヴィーガンチーズだ。アレルゲン特定原材料等28品目不使用で、食品添加物不使用。チーズの香りやコクを出す酵母と、とろける柔らかさと伸びにつながるコメと水分、油分の黄金比がポイントで、既存の植物性代替チーズと一線を画す商品だ。冷蔵でも柔らかさをキープするとともに、パウチ容器入りで使いやすさも考慮。今後は「お米でできたご当ちーず」として、各地で地元産米を使った取り組みを開始する計画だ。
この「コメを利用した新たな商品開発事業」は、農林水産省がコメの需要拡大・創出を目指し、ニーズをとらえたコメを使った商品開発に取り組む民間事業者などを支援。新規・独自性があることなどを要件に、公募・審査を経て採択する(事務局=ぐるなび)。これまでも多様な商品が誕生し、事務局が運営する新商品開発情報サイト「コメノミリョク」でも紹介している。
[コメノミリョク]
米の新商品開発事業事務局(ぐるなび内)