水産庁、秋サンマは今年も低水準の見通し
水産庁は29日、8~12月のサンマ漁況見通しについて、北海道東~常磐の海域にかけて「来遊量は昨年と同程度の低水準となる」と発表した。歴史的な不漁が続くサンマだが、今年も漁獲量の回復は見込めないもよう。また近年は変動が大きい魚体については、食用に適する1歳魚のサイズで昨年を上回る110~120g台が中心と予測している。
漁場の形成では、8~9月には「北海道~ウルップ島の東方沖の公海」に、10月には「ある程度まとまった魚群が北方四島周辺海域およびそれら