「岩下の新生姜」ブランドで知られる岩下食品は、上期の売上げは前年比微増。紅生姜は昨年から好調が続くが夏場以降は動きにやや落ち着きがみられるものの、新生姜製品は夏場以降も前年実績を上回る動きとなっている。 らっきょうの売上げは堅調に推移している。岩下…続きを読む
東海漬物は、今秋発売した「プチ辛口キムチ」が堅調に推移している。既存の「プチこくうまキムチ」より辛口のカップ商品で、利便性と一定の辛いもの需要に応えてラインアップを強化した。引き続き「こくうまキムチ」ブランドの拡張や、浅漬けの「ぷち!」シリーズなど個…続きを読む
国内ガリ製品トップメーカーの遠藤食品は、来年以降に向けて全アイテムの栄養成分表示を100g当たりから1食分(10g当たり)の数値へと変更を進めている。 主に塩分量について、1食分の表記にすることで、高塩分という漬物のイメージを積極的に払しょくする狙…続きを読む
●新工場に主力製造集約 ピックルスコーポレーションは白菜が旬を迎える冬に向け、キムチと浅漬けの販売を強化する。12月から稼働する茨城新工場(茨城県八千代町)には、主力の「ご飯がススムキムチ」製造ラインを集約し、既存工場の製造キャパシティーに余裕がで…続きを読む
130周年を迎えた新進は、9月から「トリュフ香るメンマ」を発売した。香りと歯応えを楽しめる味付けメンマで、8月に開催した「新商品グランプリ2024秋冬」で冷蔵食品部門3位を受賞した。そのまま食べるだけでなく、炒め物やラーメンに液ごと加えて調理できる汎…続きを読む
●キムチ 価格転嫁は進行中 漬物市場で最大カテゴリーのキムチはランキング100位のほとんどを白菜キムチが占めている。20位圏内のアイテムでは全国展開している東海漬物、ピックルスコーポレーション、備後漬物、美山などのNB商品が並ぶ中、シジシージャパン…続きを読む
全国1000店舗超の食品スーパーが参画するKSP-POS(KSP-SP社運営)の金額実績を基に、漬物カテゴリーの単品売上高ランキング(全国・カテゴリー別)を取りまとめた。集計対象期間は23年7月~24年9月まで(カテゴリー別では24年1~9月)。当該…続きを読む
新潟県漬物工業協同組合は、漬物の新しい可能性を探り、昨秋から「フリーズドライ漬物」の開発に取り組んでいる。10月30、31日に全国の中小企業組合が集結する「組合まつりinTOKYO」が東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催した。同組合は今回初めて…続きを読む
現在、ガリや紅ショウガをはじめとするショウガ漬けの多くがタイ・中国産の輸入原料を用いている。23年はエルニーニョ現象の影響による干ばつでタイ産が不作、中国産も内需の生鮮ショウガの高騰に為替の影響が重なり、塩蔵ショウガはタイ・中国産ともに14年の過去最…続きを読む
気候変動による品質低下や収量減少が梅の生産現場で大きな課題となっている。高温、豪雨、台風、降雹(ひょう)などは人為的に操作できないため、被害を抑える対策を立てられても全面的に影響を回避することはできない。日本最大の梅産地である和歌山県では、梅そのもの…続きを読む