中部食品マーケット特集2025

中部食品マーケット特集:一号舘・佐藤洋一郎社長 原料特性を生かし単価向上

佐藤洋一郎社長

佐藤洋一郎社長

JAみえきたの直営店がある「Ichigokan+PLUS桑名陽だまり店」(三重県桑名市)店内では多くの惣菜・弁当を展開する)

JAみえきたの直営店がある「Ichigokan+PLUS桑名陽だまり店」(三重県桑名市)店内では多くの惣菜・弁当を展開する)

「一号舘手仕込みカツ丼」「ごち旨!銀鮭ハラス焼弁当」「アジの南蛮漬け」などで単価アップ

「一号舘手仕込みカツ丼」「ごち旨!銀鮭ハラス焼弁当」「アジの南蛮漬け」などで単価アップ

 ◇中部有力スーパートップに聞く
 23年から三重県四日市市の一号舘は惣菜・弁当の単価を上げるため、生鮮原料特性を生かした商品開発に力を入れている。特に弁当の売上げが今期(26年3月期)ここまでで、特に前年比約20%増と好調に推移するなど、その成果は着実に出ている。しかし、佐藤洋一郎社長によれば「まだ道半ばだ」という。そこで地元食材の活用を通じて、独自性をさらに高めながら、惣菜・弁当の売上げ拡大を目指す。(宇佐見勇一)

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