新トップ登場:味の素・中村茂雄社長 新価値創造掲げ全社成長

15代目社長は創業116年で初めての技術畑出身。味の素の代表執行役社長に2月3日に就いた中村茂雄氏は入社の動機を「新しいものを開発し、世の中の役に立ちたい一心」と言い、信念に新価値創造を掲げる。研究歴は20年を超え、特許取得数は512件で製品寄与率を加味すると歴代1位。稼ぎ頭の味の素ビルドアップフィルム(ABF)を自ら生み出し、販売して育成。直近3年はブラジル味の素で食品事業も担い、残した成果を全社の成長につなぐ。具体策を聞いた。

中村社長は半導体基板の絶縁材料であるABF

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