昨年4月、三井物産系流通の統合で発足した三井物産流通グループは、統合シナジーの獲得を最重点に事業戦略を加速する。最適な顧客対応を目指して再編した組織体制を基盤に、物流・包装資材などで新たな付加価値を生む機能提案を強化。同社の柴田幸介社長は7日、主要仕…続きを読む
15代目社長は創業116年で初めての技術畑出身。味の素の代表執行役社長に2月3日に就いた中村茂雄氏は入社の動機を「新しいものを開発し、世の中の役に立ちたい一心」と言い、信念に新価値創造を掲げる。研究歴は20年を超え、特許取得数は512件で製品寄与率を加…続きを読む
カナダ・ケベック州政府のマルティーヌ・ビロン国際関係・フランス語圏担当大臣、女性の地位担当大臣が来日し、インタビューに応じた。今回の来日の目的やケベック州の経済状況および米国関税の影響、日本の産業界へのメッセージをビロン大臣に聞いた。(根津弥生) …続きを読む
【関西発】オーストラリアは日本の約22倍の国土面積を誇り、おいしく高品質な食資源を多数保有する。中でも東南部に広がるニューサウスウェールズ(NSW)州は同国の経済的中心かつ、オージー・ビーフやワインなど食の一大供給地だ。6月16日には大阪・関西万博で…続きを読む
◇特別インタビュー ◆マルハニチロ サステナビリティ戦略部部長 兼水産資源推進室室長 佐藤雄介氏 “健康価値創造”にまい進 2026年3月に社名を「Umios」に変更するマルハニチロ。新社名には海を起点に価値を生み出し、ステークホルダーと一体と…続きを読む
◆特別インタビュー ◇加藤産業・小泉武士広報・CSR推進部専任課長 曽田峰央広報・CSR推進部次長 四つの重要課題解決を 加藤産業はサステナビリティ基本方針を掲げ、「脱炭素」「フードロス&ウェイスト」「資源循環」「多様な人財の活躍」の四つのマテ…続きを読む
◇特別インタビュー 良品計画 食品部コミュニケーション・スペース開発担当部長 中村功二氏 同 経営企画部ESG経営推進課 稲永真守梨氏 ◆日常で自然に実現目指す 良品計画が展開する無印良品は、その商品開発において1980年の創業時点から社会課…続きを読む
◇特別インタビュー スープストックトーキョー・工藤萌取締役社長 ◆理念への共感が生む好循環 食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を運営し、「世の中の体温をあげる」を企業理念に掲げるスープストックトーキョー。一杯のスープには生…続きを読む
◆特別インタビュー ◇和歌山県みなべ町・木田勝紀うめ課副課長 400年続く農業システム 和歌山県のみなべ町と田辺市にまたがる「みなべ・田辺の梅システム」は、2015年に国連食糧農業機関(FAO)によって世界農業遺産に認定された。約400年続くサ…続きを読む
◆特別インタビュー ◇農林水産省大臣官房総括審議官 新たな食料・農業・農村基本計画が4月に閣議決定され、食品産業の持続的な発展に向けた具体的な方向性とKPI(重要評価指標)が示された。サステナブルな農業構造への転換と軌を一にして、食品産業において…続きを読む