この1年間われわれの業界は値上げで単価が上がり、販売数量は下がるものの価格で補うことができた。コストも下げることができるフォローの風があった。8月は猛暑でお客さまが表に出なかったのか、飲料が売れないという初めての経験で推移した。40度Cクラスの暑さの…続きを読む
冷凍食品業界は協調領域がかなりあり、これをより深めたい。物流の2024年問題は乗り越えたといわれているが、25年、26年と状況はさらに厳しくなる。環境、食品表示、協会組織など、皆で取り組み、業界全体の健全発展に尽力していく。 利益や付加価値の源泉が…続きを読む
シャンパーニュ「ドン・ペリニヨン」など高級洋酒を扱うMHDモエヘネシーディアジオのブルノ・イヴォン社長は、19日の輸入記者会の合同インタビューで「シャンパーニュ、ウイスキー市場ともに競争が激化している」との見方を示した。楽観はしていないが悲観もしてい…続きを読む
●24年度最高益に 今春、J-オイルミルズの新トップに就任した春山裕一郎社長。同社初の非食品出身社長として、新風を起こすかじ取りが期待される一方、食用油の業界環境は依然加速度的に変化し、不透明感がまん延する。コロナ下での赤字決算の後、同社ではかねて…続きを読む
明治22年、三重県桑名市に醤油醸造業で創業したヤマモリは、130年以上の歴史を誇る総合食品メーカーだ。 同社は、『果てしなき夢をえがき満足を追求しつづける』を理念とし、「あったらいいな」「できたらいいな」をリンクさせた商品を開発し、企業活動を通じた社…続きを読む
2024年に創業130周年を迎えた新進。同社は、福神漬やたくあん等、日本の伝統的な漬物の製造販売を行い、長きにわたり日本の食文化を支え続けてきた。同社が2022年4月から展開しているのが、「Long Shelf Life」シリーズだ。同シリーズは、保…続きを読む
●中京以外も注力 6月20日、安永元(1772)年の創業から250年以上の歴史を誇るイチビキの新社長に中村拓也氏が就任した。同氏は1998年の入社からすぐに惣菜を製造する食品事業の立ち上げに携わるなど、2020年の取締役就任まで製造現場と密接に関わ…続きを読む
サントリーグループでは、酒類中心のものづくりに長く携わってきた。健康食品はなじみの薄い分野だったが、25年1月のサントリーウエルネス社長就任後、まず取り組んだのは現場視察。昨年の機能性表示食品の健康被害の影響で、業界が厳しい状況にある中でも、そこで働…続きを読む
冷凍食品はおいしさ、コスパ、タイパ、安全性の面で支持され、幅広い世代に浸透した。ワンプレート商品が過去5年間で7倍に成長したとの話も聞き、冷食は特に高齢者世帯や介護を抱える家庭において、重要な役割を果たしている。冷食協の推計では24年の総消費金額は4…続きを読む
食酢のパイオニアとして調味料分野をリードするミツカングループは、1804年に知多半島で創業した。醸造酢と合成酢の区別や日本初の酢の瓶詰めに取り組むなど、食と健康を第一に考え、品質本位の姿勢を守り続けている。 長年、日本の食卓を支えてきた同社は、18年…続きを読む