永谷園、賞味期限を年月表示へ
2021.01.20永谷園は5月から賞味期限表示を年月に変更する。食品ロス削減と効率化を果たす。 賞味期限の年月日表示を年月に変える。即席味噌汁の「あさげ」など、期限9ヵ月以上の市販・業務用商品を対象にする。 「お茶づけ」は今後予定し、ほか一部商品の期限を延長する。…続きを読む
一汁三菜の汁物を代表する味噌汁。コロナ禍が続く中、味噌のトップメーカー・マルコメは「内食の拡大で、味噌・味噌汁の需要が見直されたといっても過言ではない。料理や用途によって通常の生味噌、液状タイプの『液みそ』、フリーズドライ(FD)の『顆粒みそ』を使い…続きを読む
醤油は内食・調理増の対応に伸びしろを残している。家計調査の支出金額は前年比6%増と好調だが、競合するつゆ・たれの伸びに及ばない。コロナ対策などで店頭販促が控えられ、代替するデジタル施策とともに提案レシピが進化。生醤油の浸透機能を伝えるキッコーマン食品…続きを読む
フンドーダイは、昨年創業150周年を迎えた。ここに向け、社内でリブランディングプロジェクトを立ち上げ準備した。第1弾として開発に取り組んだのが、特醸甘口醤油「平成」だ。熊本県産の赤酒、和三盆を使いこだわりを強化。全国へ向け、150年の集大成商品として…続きを読む
大阪府で唯一の醤油メーカー、大醤の前9月期は売上げ微減と最終赤字となった。コロナ禍で売上比率7割の業務用の市場停滞が響いたが、家庭用は自社ブランド品が質販店や生協で導入を増やし、好調に推移した。 17年春の新工場竣工以降、生産性向上で収益率アップに…続きを読む
日本丸天醤油の20年度醤油実績は前年比2桁減で推移。コロナ禍で外食ルートが同2割減、加工用同1割減となり、好調推移した市販用も下半期は勢いが止まり前年並み。一方、ポン酢類が市販用・業務用ともに同2桁伸長。PB開発依頼も増える中、新たな視点のポン酢を春…続きを読む
ヤマモリの醤油部門の今年度販売状況は、4~10月累計売上高は前年比2%減だった。付加価値型商品に販売をシフトさせていく方針のもと、家庭用の醤油で「特級醤油1L」や「特級醤油1.8L」を2019年秋に終売した影響がある。 その付加価値型の主力商品で1…続きを読む
正田醤油は前11月期、醤油の出荷量、売上高とも前年比5%減で着地としたとみられる。メーンチャネルの業務・加工用の減少が響いた。消費者の巣ごもり志向によって家庭用は同7%増と好調。生揚げやギフトも低迷し、業務用を補いきれなかった。密封醤油の配荷を急ぎ、…続きを読む
ヒゲタ醤油は今3月期、コロナ禍で醤油出荷量、売上げとも苦戦している。基幹商品「本膳」は密封容器や加工向けが順調に浸透した。主要チャネルの業務用は顧客の営業の自粛で影響甚大。「本膳」小袋がテークアウトで注目され、居酒屋のランチ強化にも対応。差別化しやす…続きを読む
盛田の21年3月期上期は減収減益で着地。コロナ禍は外食店などの業務用ルートで大きくダメージを受けたが、市販用が好調に推移し、調味料売上げは前年比4%減にとどめた。今秋は家庭内調理の習慣を根付かせたいと、注力商品を使い簡単に絶品メニューが完成する「盛田…続きを読む
ヤマサ醤油は今12月期も鮮度シリーズを前年比2桁成長させている。内食増も追い風に600mlの「鮮度生活」、付加価品「絹しょうゆ」を大幅に伸ばしてけん引した。業務用は全般に苦戦。つゆ・たれの家庭用食品を伸ばし、全社で補っている。 「鮮度生活」で開封後…続きを読む