醤油特集:川中醤油 「むらさき」がダブル受賞
2023.12.06
創業117年の広島の老舗醤油メーカー、川中醤油の「さしみ醤油むらさき」が、日本醤油協会主催の「第50回(2023年)全国醤油品評会」で農林水産省大臣官房長賞を受賞。さらに一般消費者が選ぶしょうゆ応援隊賞も受賞して、ダブル受賞した。 同品は、丸大豆を…続きを読む
日本丸天醤油の23年度実績は売上げ5%増、利益は原料高で厳しい状況が続く。10月までの醤油単体実績は売上げを確保したものの、物量は2.2%減。業務用市場が新型コロナウイルスの5類移行後に回復し、価格改定の押し上げもあったが、1LPETの減少が響いた。…続きを読む
ヒガシマル醤油の23年度業績は売上げ、利益ともに堅調に推移している。醤油単体では出荷量が微減も、価格改定により売上げは前年並みを維持。家庭用で好調のフレッシュボトルシリーズには今秋、「昆布だし醤油 塩分ハーフ」を加え、醤油では珍しい“ハーフ”表記で、…続きを読む
正田醤油の前11月期は加工・業務用が好調に推移し、増収に貢献しているとみられる。販売量の多い加工用ローリー、コンテナ、生揚げで伸ばした。 今期はご当地メニューを商品化した「〈麺でおいしい食卓〉旨辛肉汁うどんつゆ」「つけて焼いたら焼きまんじゅうトース…続きを読む
ヤマサ醤油は今12月期、「鮮度生活」300mlを浸透させている。主流の450ml、200mlと異なり、現代の小世帯の卓上、料理に適量と提案して支持され始めた。 売れ筋の「特選丸大豆」「特選生(なま)」のほか、塩分50%カットの「減塩しょうゆ」も成長…続きを読む
【長野】ひかり味噌は、長野県で里山の再生などに取り組んでいる一般財団法人「C・W・ニコル・アファンの森財団」と森づくり協定を結んだ。同財団が進める企業タイアップの第1号。同県信濃町の「アファンの森」南エリアの一部を「Afan Heulwen Wood…続きを読む
【関西】日本の醤油発祥の地、紀州湯浅から遠く1万km離れたフランスのボルドー地区で11月、湯浅醤油の技術を詰めこんだBio白醤油「SHINKO BLANCHE(シンコ・ブランシュ)」が誕生した。24年早々にはフランス国内流通と日本への逆輸入が実現し、…続きを読む
マルサンアイの味噌事業の前期(23年9月期)状況は、第3四半期時点の売上げが前年比6.9%減となっている。生味噌、調理味噌、即席味噌、液状味噌すべてで前年を下回っており、これまで好調だった液状味噌は市場自体が昨年ほど伸長していない点もあり苦戦を強いら…続きを読む
キッコーマン食品中部支社の上期(23年4~9月)醤油部門の家庭用売上げは、いつでも新鮮シリーズ「しぼりたて生しょうゆ」「味わいリッチ減塩しょうゆ」の620mlタイプが非常に好調に推移し、全体をけん引している。また、4月に値上げを実施しているが、昨春の…続きを読む
ナカモの前期(23年9月期)は10月から1月ごろまでは値上げで苦戦が続いたが、行動規制の緩和とともに、観光地向けの土産商品と業務用商品が徐々に回復。これに加え、下期以降、主力商品である「つけてみそ かけてみそ」をはじめとする「調理みそ」シリーズ商品が…続きを読む
愛知県味噌溜醤油工業協同組合の調べでは、愛知県内の今年1~9月までの味噌の累計出荷量が前年比微減となっている一方、同県内・同期間での醤油の累計出荷量は微増となっており、同じ醸造調味料の中でも差がある。一つに醤油が味噌と比べて、多種多様な料理で活用でき…続きを読む