変わる消費・購買行動:家庭用冷食、行動変容で魅力再認識 多様な食スタイル合致

量販店では新店・改装に伴い冷凍食品売場を充実させる動きも

量販店では新店・改装に伴い冷凍食品売場を充実させる動きも

 家庭用冷凍食品はコロナ禍での内食需要増加で市場が拡大し、23年5月の5類移行後も大きな反動減は見られず定着している。感染拡大中は外出制限で冷凍食品を使用する機会が増え、その魅力が見直された。コロナを経て家庭内喫食や時短・タイパなどの価値観が顕在化。コロナ収束後も物価上昇に伴う節約志向やモノよりコトの体験欲求、嗜好の多様化といった変化が見られ、冷凍食品がさまざまなニーズに合致していることが底上げ要因となっている。(山本大介)

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