胃心伝真=矛盾背負う食品値札
2026.11.04黒田バズーカから13年半。日銀は物価上昇率がようやく目標の2%に届いたと表明した。ただ当時描いた賃金主導の好循環とは様相が異なり、2万品目規模に迫る食品値上げを前に、食卓がその恩恵を実感するにはほど遠い▼政府は原材料や人件費の上昇を取引価格に反映させ…続きを読む
プロ野球セ・リーグは、阪神タイガースが連覇を達成。昨年はセ・リーグの2リーグ制以降で史上最速となる、ぶっちぎりの優勝であった。今年は開幕戦を黒星でスタートし、勝ち切れないゲームが多く、セ・パ交流戦を負け越すなど苦戦が続いたが、何とか優勝することができ…続きを読む
先日、「バックルームズ」という映画を観に行った。数年ぶりに映画館に入場するための行列に並んだ。行列の原因は「ちいかわ」の映画だ…と入館して気付いた。その日は、同映画の入場者特典の配布開始日だったこともあり、さまざまな世代の観客が特典を入手するため、列…続きを読む
太平洋戦争の終結直後、日本政府は食料難の打開に向けて全国で大規模な農地開拓を行った。千葉県成田市でも宮内庁の御料牧場が開放され、入植者たちが食料増産に汗を流した▼このとき、鍬1本で土地を切り開いたのは、故郷に戻れなくなった沖縄出身者や満州からの引揚者…続きを読む
もうすぐ10月18日「冷凍食品の日」。業界を挙げた盛り上がりが期待される。藤江太郎日本冷凍食品協会会長は成長のキーワードを「新化・深化・信化」と強調する▼企業努力による絶え間ない既存品の改良や新技術による品質向上で信頼が高まっている今だからこそ「昨年…続きを読む
夏が終わり、ようやく秋の気配を感じる。とはいえ、今年の関東の9月は「秋」というより「雨の月」だった。東京都心では9月の全日で降水を観測し、8月下旬からの連続降水は過去最長を更新。空を見上げても、青空より傘の出番が多かった▼そんな長雨の9月を終え、10…続きを読む
秋本番となり、季節に向けた家仕事が始まる。火鉢の準備をし、炭を買い足す、戸棚の奥から土鍋を取り出し、今秋冬の「一番鍋」は何にしようかと思案する▼地元、越谷はネギが名産。深谷、下仁田にはブランド力で劣るが味は一級品だ。ネギは脇役然としているが、すき焼き…続きを読む
今年度、中期経営計画を始動した企業が注目だ。とりわけ、道内小売3強の一角・イオン北海道とスープ、たれ製造の道内最大手・和弘食品が新中計をスタート▼イオン北海道は「地域のみなさまお一人おひとりにとってのMY LIFE STOREとして、北海道の暮らしに…続きを読む
フレイルという言葉をご存じだろうか。年を重ねて心と体の状態が弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)というそうだ。8月27日、全国きな粉工業会総会における日本栄養大学栄養クリニックの蒲池桂子氏の「食育ときな粉」の講演でその言葉を聞いた▼フレイル予防には食…続きを読む
令和の米騒動は、高値から大幅下落という形でいまだ渦中にあり、高米価による消費減退と、その後の急速な安値で生産力が低下する最悪のシナリオで突き進んでいる▼コメ流通業界も、コメ不足からコメ余り、米価高騰から米価下落へと翻弄され、直近では、仕入れ高・販売安…続きを読む
19日にいよいよ「第20回アジア競技大会」が開幕する。32年ぶりに日本で開催されるアジア最大のスポーツの祭典。その開催地が地元の愛知・名古屋なのだが、直前になっても実感が湧かない。スケールが大きすぎるからかもしれない▼ただ、10年前に愛知・名古屋での…続きを読む