胃心伝真=生鮮山菜ビジネス
2022.05.25ワラビ、コゴミ、ゼンマイ、タラの芽、サシ、ウド--。北国は雪が解けると春山菜の季節だ▼この山菜、従来は山村地域限定で個人消費が主流であったが道の駅などからファンが広がり、ネットなどインフラの発達や流通のスピードアップで都市部の食品スーパー(SM)でも…続きを読む
農地での温室効果ガスの排出や吸収を知らないとした回答者は農業者2776人の64.5%、流通加工業者2475事業所の58.0%、消費者1000人の73.3%。一方、1295市区町村は30.6%。「農業分野の地球温暖化緩和策に関する意識・意向調査結果」(…続きを読む
3月25日にプロ野球が開幕したが、阪神タイガースは開幕からセ・リーグワースト記録を更新する9連敗を喫すなど最悪のスタートを切り、最下位を独走している▼昨シーズンは優勝したヤクルトスワローズにわずか2厘差の2位になるなど、戦力的には他球団に見劣りしない…続きを読む
目覚ましい活躍を見せる千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。4月10日の登板で完全試合を達成。17日も2試合連続の完全試合達成直前の8回に降板。佐々木投手は、陸前高田市立高田小学校3年生の時に東日本大震災を経験している▼昨年2月、みちのく未来基金が新…続きを読む
先日、埼玉県の上里菅原神社を訪れた。この神社の神主の奥さまがウクライナ人で、ウクライナへの寄付金を受け付けている。ウクライナ語の御朱印をいただいた際に、その奥さまに対応をしていただいた▼その際、一言何か言葉を伝えたいと考えたが、全く適当な言葉が思い浮…続きを読む
音楽に思い出が重なるように、時として食品は人生のワンシーンに彩りを与えてくれる▼子どものころ、離れて暮らす祖母からたびたび荷物が届いた。そこには必ず、愛してやまない一つのお菓子が入っていた。全国発売されている商品であり、自分が住んでいる近所でも簡単に…続きを読む
4月1日に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラスチック資源循環法=プラ新法)」が施行された。これを契機に企業はプラスチックとの関わり方を見直す動きが活発化しそうだが、消費者の心理はどうか▼クロス・マーケティングが実施した「脱プラスチ…続きを読む
29歳から4代目社長として数々の事業を成功させ、醤油メーカーを総合食品メーカーに発展させた名経営者がヤマモリの三林憲忠社長だ。このほど40年ぶりの社長交代を決断し、自身は会長に就き新社長を支えていくという▼三林社長との出会いは約15年前。先輩の取材に…続きを読む
ドル円相場が120円半ばに達し、ようやく金融当局の為替政策に批判的な意見が目立ち始めたが、あまりに遅い▼足元までの原料高騰は異常気象による不作が大きく、ウクライナ危機の影響はこれから本格化する。そこに急激な円安が追い打ちをかけている。すでに消費者物価…続きを読む
「昔は値上げは成長の好機だった。業界は値上げを機に商品力を高め、需要と規模を拡大してきた」とは、ある卸トップの話。それが長期のデフレで「値上げは悪」の風潮が支配的になり、価格転嫁のメカニズムが崩壊して久しい▼昨今「値上げは悪」とは到底言えない情勢だ。…続きを読む
紙面刷新の一環で1日付から地域版「関西発」がスタートした。毎週金曜日に掲載予定で、8日付は「北海道発」。94年4月に開始した「エリア最前線」から28年ぶりのリニューアル▼本紙は食品専門紙で唯一、全国8拠点9支社局を持つ。この総合力を生かし、今まで以上…続きを読む