胃心伝真=応援を力に
2025.07.04今年1月、埼玉県八潮市中央1丁目付近で道路が突然陥没した。当時現地からの映像で、交差点付近で営業していた「和食麺処 サガミ 八潮店」の大きな看板が崩れ落ちていく様を目の当たりにした▼「サガミ」を運営するサガミホールディングスは、愛知県名古屋市に本社を…続きを読む
とうとうこの日が来た。ミスタープロ野球・長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が鬼籍に入った。例えようのない喪失感でいっぱいだ▼広島人で親の影響もあり、生粋のアンチ巨人だ。何せ物心ついた時は巨人V9の真っ最中で、わが広島カープは万年Bクラスの弱小球団。ジャイアン…続きを読む
若年層・中年層を中心に「食べること」への関心が低下しているというが、人口減と少子高齢化の進行であらゆる市場が縮小傾向にある中で、コロナ禍を経て復活した展示会事業では、食品関連のイベントが全国的に増加している▼手前みそだが、当社も惣菜デリカ・弁当・中食…続きを読む
3月に地元紙に掲載された記事広告が県内漬物業界で波紋を呼んでいる。記事中、減塩を推奨する観点で書かれた「たくあん2切れの塩分はポテトチップス1袋分に相当する」旨の記述だ▼確かに気になる。そもそもポテトチップス自体さほど塩分が高い食品ではなく、比較対象…続きを読む
「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケズ~サウイフモノニ ワタシハナリタイ」。宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」は1931年に発見された。その中に「一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ」とある▼一汁一菜を基本としながら、玄米四合は約600…続きを読む
映画「第三の男」の名言「イタリアではボルジア家30年の圧政の下で、ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチやルネッサンスを生んだ。スイスでは500年の平和が何を生んだか、鳩時計だ」。逆風、逆境が創作の源となるのは真理かもしれない▼日本市場で快進撃を続…続きを読む
1973年に販売を開始し、2024年に年間の販売本数が3億本を突破した井村屋の「あずきバー」。初代社長の「うちにはあずきがあるやろ」という一言から、「ぜんざいをそのままアイスキャンディーにする」という斬新な発想の商品が生まれた▼特徴は「あずきがアイス…続きを読む
コロナ禍からの回復が鮮明となり、メーカー団体の総会などの会合が東京以外で行われる機会が増えている。仕事柄、店舗やホテルの予約をすることが多いが、驚くのがコロナ以前との価格差だ▼コロナ前の19年と比べると、ほぼ同じ内容で最低数千円は値上がりしている。食…続きを読む
5月は関西方面への出張が重なった。今、大阪の街にはたこ焼きを頬張る外国人観光客の笑顔があふれている。道頓堀の屋台前には行列ができ、熱々のそれをカメラで撮影する姿は珍しくない。「食い倒れの街」と呼ばれる大阪の魅力は、まさにその“食”にある▼SNSを通じ…続きを読む
やや古いデータだが、スーパーの棚卸資産回転率は45.57回(14年版スーパーマーケット白書)である。つまり在庫日数は8日(365日÷45.57回)。仕入れた商品を8日で売り切っているということだ▼品目によってバラつきはあろう。だが、仕入決済前に商品を…続きを読む
愛知県には、政令指定都市の名古屋市に次ぐ規模の中核市が4市ある。豊田市、豊橋市、岡崎市、一宮市で、いずれも人口30万人を超える中部地方を代表する都市だ。他の県民にこの4市はどう映っているのだろうか▼愛知県民としては、豊田と岡崎には徳川家のルーツ、豊橋…続きを読む