胃心伝真=名古屋に新たな迎賓館
2024.11.20名古屋に新たな迎賓館が誕生。それは愛知県と名古屋市による高級ホテル補助制度の認定を受け、来春開業する「エスパシオナゴヤキャッスル」(仮称)のことだ▼「エスパシオ箱根迎賓館麟鳳亀龍」に続き国内で2ホテル目となる同ホテルは、名古屋城を目前に臨む“ビヨンド…続きを読む
広島を代表する冬の味覚「牡蠣」。例年10月1日は養殖カキの水揚げ解禁日だが、今年は解禁日が例年より20日遅れの21日となった。猛暑の影響で海水温が高い状態が続き、カキの生育が遅れていたことが主な要因とのこと。ただ、解禁日を遅くしてもまだ生育が遅れてい…続きを読む
「被災地でボランティア活動をしていた時に出合ったパンの缶詰のおいしさにびっくりした」と語るのは、製造元であるパン・アキモトの藤崎良太取締役製造部長。この出合いが契機で同社に入社し、缶詰の開発・製造に携わる▼飲み水が乏しく、火を使った調理も困難という状…続きを読む
しばらくすると全国的にサケの遡上が本格化する▼新潟県村上市の三面川が発祥とされるサケのふ化放流事業は、食資源の保護はもちろん環境保護活動でもある。里山保全の象徴がギフチョウならば、河川の象徴は間違いなくサケだろう。特に春の稚魚放流は、食育・環境教育の…続きを読む
コロナの収束で、地方の町に仕事で出掛ける機会が増えた。再訪の町であれば、かつて訪れた飲食店であの味を再度と、胸高鳴らせ店頭に立つと閉店の文字が。コロナ禍の猛威を再認識する▼初めての町を訪れた時、駅が高架構造であれば、その時点で諦める。駅前は再開発され…続きを読む
80年代の百貨店は上層階で強力な文化催事を連打し、下層階の売上げ拡大につなげた。シャワー効果の恒常的な獲得に向け、最上階に瀟洒(しょうしゃ)な美術館を設ける店も多かった▼西武池袋本店はその先頭を走っていた。9階のセゾン美術館で先鋭的な現代アートを発信…続きを読む
先日、山口県を訪れた。活イカの刺し身が名物とのことで楽しみにしていたが、当日は入荷中止とのことだった。店員に聞くと、海水温の上昇でイカの水揚げがかなり減っているという。加えて、地元の人に聞くと店舗で活イカを注文できるのは5回に1回程度だそうだ▼今年の…続きを読む
10月に入り、ようやく秋の気配を感じられるようになってきた。自宅でエアコンをつける機会もなくなった。昼間に汗をかくことは少なくなり、朝晩は少し肌寒い。今年も「鍋料理」のシーズンが近づいてきた▼クックパッドの検索データを活用したデータサービス「たべみる…続きを読む
トヨタ自動車がオレイン酸を多く含む大豆の開発、生産に力を入れている。同社は90年代に環境問題対策の一環でバイオテクノロジーの研究開発に着手。その後、自動車部品に世界で初めてバイオプラスチックを採用し、バイオ燃料の開発も手掛けた▼トヨタは自動車生産やバ…続きを読む
日本伝統のし好飲料であり、最古のインスタント飲料でもある昆布茶。料理用途の拡大や夏場のアイス需要などで通年商材としての特色が色濃くなりながらも、今秋も需要期到来としてシーズン入りしている▼伝統的ながらニッチな印象を持たれることが多い同市場だが、多方面…続きを読む
北海道内の業務用ラーメン業界がにわかに騒がしい。もともと新規参入と撤退で出入りの激しい業界だが、「コロナ対策で受けた融資返済に行き詰まり廃業する店が増加傾向」(製麺業者)という。人手不足や水道光熱費、原材料、資材の高騰も店舗経営を圧迫する▼この数年、…続きを読む