胃心伝真=一丁目一番地
2025.10.0810月の季語に秋色がある。キンモクセイの黄色もその代表だ。キンモクセイというと強烈な記憶に資生堂のCMソング“君のひとみは10000ボルト”がある。当時、TV・ラジオはもちろん、街からもこの歌がビンビンと漏れ聞こえてハイテンションだった▼1978年、…続きを読む
新米をかみしめる晩夏、猛暑干天で野菜の価格がまた上昇中だ。先日はブロッコリーとトマトの購入を躊躇した▼カット野菜のフードニアのグループ会社が今春、大分県で農業に本格参入。自社原料用ではなく、生産人口の減少が止まらない日本で指をくわえていられないと、ま…続きを読む
あじかん、オタフクソース、広島海苔の3社が、それぞれの製品を使用して恵方巻きを作る「巻寿司教室」を8月4日に開催した。節分の日に、その年の恵方に向かって巻き寿司を丸かぶりすると願いがかなうといわれており、恵方巻きを広めたといわれているあじかんは、毎年…続きを読む
記録的猛暑の影響か先日、軽度の熱中症になってしまった。ある程度の予防をしていたのだが、完全に回復するまでに10日ほど要した。あらためて熱中症の怖さを実感した▼9月に入っても猛烈な暑さが続いており、気象庁の1ヵ月予報では9~10月にかけて全国的に平年よ…続きを読む
全国的な食文化だと思ったらそうではなかった、というのはよくある話だ。最近、知ったのは洋菓子「プラリネ」。新潟ではチョコレートでコーティングした渋めのケーキだが、県外ではそうではないらしい▼たまたま新潟駅で土産物として売られていることから知ったのだが、…続きを読む
気象庁は1日、今年の夏(6~8月)の平均気温が過去最高だったと発表した。10月にかけても全国的に平年より気温が高くなる見込み▼ある卸の社長は「外食チェーンのコーヒーショップが堅調だ」という。猛暑でも外に出ざるを得ない人が、涼を求めて活用しているそうだ…続きを読む
ロシアが侵攻を開始してから3年半が経過し、米・トランプ大統領が和平の道を探るがウクライナ情勢の先行きは不透明だ。こうした中、日本のスタートアップが、戦禍で深刻な打撃を受けたウクライナの養豚産業の再建に取り組む▼養豚DXベンチャーのEco-Pork社は…続きを読む
今から30年ほど前、わが国では第3次ベビーブームの到来が期待されていた。21世紀初頭に団塊ジュニア世代が第1子の平均出産年齢に達し、出生数が跳ね上がると考えられていたのだ。その効果は97年版の将来人口推計にも織り込まれている▼無論、そんなブームは来な…続きを読む
アイルランド北西部ドニゴールにあるアーダラ蒸留所のスリーヴ・リーグ・ディスティラーズは、地域のウイスキー文化復興の象徴だ。かつてこの地では高い酒税と規制の厳しさから密造酒づくりが盛んだったが、150年ぶりに合法的な蒸留所が2017年に誕生した▼創業者…続きを読む
7月に北海道北見市で39度Cになるなど今年の夏は暑かった。残暑も厳しい。札幌では年間真夏日の日数が1924年の記録を101年ぶりに更新した。道内で観測された最高気温は2019年にオホーツク佐呂間町の39.5度C。ちなみに日本の観測史上最低気温は190…続きを読む
世界最高峰の洋菓子コンクール「クープ・デュ・モンド」の次大会(第20回・27年1月開催)日本代表選手が決定した。26年開催のアジア地区予選が最初の関所となるが、世界初・前人未到の3連覇に挑む▼激戦となった代表選手決定戦を勝ち抜いたのは、若手屈指の技術…続きを読む