胃心伝真=最強の日
2023.12.08来年こそはいい年にと暦を開いてみる季節となった。なんと、6日に1回の割合である一粒万倍日が12月は5日から4回連なっていた。訳もなくチャンスを逃した感が出てくる。一粒万倍日は種が万倍に増える日とされ、古来、事始めに吉日とされる▼ちなみに日本の暦の上で…続きを読む
愛媛県の名物「じゃこ天」が思わぬ形で注目を集めている。じゃこ天は、小魚の身だけでなく皮や骨もすりつぶし、小麦粉、卵、塩を加え堅めに混ぜて、小判上に形を整え油で揚げたもので、魚が骨ごと入っているため、カルシウムやミネラルなど栄養満点の食べ物だ▼揚げたて…続きを読む
殻ごと砕いて作る究極の田舎そばが「音威子府そば」。製造元の社長がたった一人で半世紀以上にわたって作り続けてきた。その会社が昨年廃業したのだが、技術伝承が難しいということで後継者もなし。これを惜しんで技術伝承に立ち上がったのが千葉県茂原市の音威子府食堂…続きを読む
加齢に伴いさまざまなものが緩くなってくる。最も危険なのが涙腺だ。油断すると夕暮れ時の住宅街に漂う夕飯のカレーの匂いにすら涙する。しっかりと元栓をしめて日常生活を送らないと妖怪みたいなおじさんが出現してしまう▼カリフォルニアくるみ協会は11日「第1回く…続きを読む
ちまたで「チュモッパ」なるものがはやっている。韓国で食べられている一口サイズの丸いおにぎりのことで、野菜や漬物、海苔などの具材が混ぜ込まれている。見た目がかわいらしく、韓国料理店で初めて食べて気に入った▼自宅でも作ってみようと調べると、日本海水が「ま…続きを読む
この数年、北海道内でワイナリーが急増している。今年度もすでに9件が免許を取得し全道で64軒にまで広がった▼道産ワイン業界では、GI制度導入や池田町が独自開発した「山幸」のOIV(国際ブドウ・ワイン機構)への品種登録、函館に進出した仏老舗ワイナリー・モ…続きを読む
記者は駆け出しのころ食品業界団体の事務局を任せられ、業界のお歴々から多くのことを学んだ。コンプライアンスが厳しくなった現在では書けないことも多々あるが、さまざまな「叱咤」「激励」をいただいたことで今の自分がある▼事務局として団体の総会や行事を調整した…続きを読む
日本の65歳以上の高齢者人口は今年9月現在で3623万人、総人口に占める割合は29.1%で過去最高となった。また75歳以上の人口は初めて2000万人を超え、さらに10人に1人が80歳以上となった▼超高齢社会の日本で、仕事をしながら家族の介護に従事する…続きを読む
米菓、もち、パックごはん、漬物に清酒。コメどころ新潟ならではの基幹産業だ。近年は山形とはラ・フランス対ル・レクチェの洋ナシ対決だけでなく、家計調査のラーメン外食費で1位2位を争うほどラーメン王国でもある▼17年10月から新潟支局立ち上げとともに赴任し…続きを読む
先日、学生時代の旧友らと集まった。4年ぶりの飲み会である。気心知れた旧友らと懐かしみ、語り合い、本当に楽しい時間を過ごした▼コロナショックで大きく変わったものには、昔ながらの繁華街があるという。ある卸トップは「札幌すすきのでは飲食店数が過去にピークで…続きを読む
日本独自の伝統食である昆布茶。“最古のインスタントし好飲料”として古くは平安時代、切り昆布を水や湯、茶などに入れ風味や香りを楽しんでいたほか、口中衛生のための薬的存在でもあったという▼市場は今年も静かなシーズン入り。売場は茶・粉末し好飲料コーナーはも…続きを読む