胃心伝真=牡蠣の危機
2025.11.28広島の味覚の代表「牡蠣」がピンチだ。瀬戸内海沿岸の養殖カキが大量に死んでおり、被害は広島県全域を越えて岡山県や兵庫県にまで及んでいる。広島、岡山、兵庫の3県で全国の養殖カキの約8割を担っており、その影響は甚大だ▼大量死の原因は、高水温や短い梅雨などに…続きを読む
「初めて丸ごとピーマンの豚肉巻き~バルサミコソース~を見た時に、見た目や種やワタまで食べられるということに驚いた」と語るのは、ヨシケイ開発社員で管理栄養士の金子えり氏▼味の素が展開する「捨てたもんじゃない!」でのコラボレーションメニューなのだが、その…続きを読む
多くの加工食品の必須原料であり、食卓に欠かせない汎用油(大豆油やサラダ油など)のコスト環境が非常に厳しい。大豆主要調達先である米国によるバイオ燃料混合比率引き上げ計画発表が契機▼過剰化した副産物のミール(油かす)がわが国に安価で入り、ミールで採算性を…続きを読む
円安の影響やアジア圏を中心に北海道への高い関心が追い風となり、道内各地は観光客でにぎわっている。24年度北海道を訪れた外国人観光客数は282万7000人に上り、コロナ下前の18年度に次ぐ過去2番目の多さとなった▼インバウンド回復の一方でオーバーツーリ…続きを読む
備蓄米、クマ被害、AI偽画像、企業へのサイバー攻撃、そしてサナエノミクス、日経平均初の5万円台--。少し早いが今年を象徴する出来事を思いつくまま列挙してみた。ここで、食品値上げを忘れていることに気付く▼円安つまり円の価値が下がる中での株高では、恩恵を…続きを読む
「べらぼう」が佳境に入っている。江戸期の出版メディアを盛り上げた才人・蔦重こと蔦屋重三郎の人生を描く大河ドラマ。派手な合戦シーンもないのに人気なのは、人物像からセットや衣装、メークまで丁寧に作り込んだ完成度の高さからか▼多くの芸人がちょい役で登場する…続きを読む
新米が出揃ったが、当初心配されていた高温障害は、秋口の降雨と水管理に代表される生産側の努力で最小限にとどめ、業界から安堵の声が聞かれ始めた。ただ昨年来の高米価は続き、5kgで4000円以上が当たり前となり、懸念されるのは高値によるコメ離れと、外国産米…続きを読む
特に最近、商品サンプルをいろんな場で見掛ける。クリーニング店でノンアル飲料、調剤薬局で特定保健用食品など▼「無料でもらえるなら試してみたい」という声は少なくないだろう。普段通う場所であれば、接する頻度はなおさら高まる。設置場所にとっても、少しお得な楽…続きを読む
水産物を商うことへの感謝を伝える供養祭がこのほど、水産卸の山形丸魚本社(山形県天童市)であった。幹部職員らが参列し、生き物の命をいただくことに思いをはせた▼2007年から毎年10月10日の「魚(トト)の日」に合わせ、開催してきた社内行事。タイや酒、コ…続きを読む
冷凍寿司の供給サイドから見て、もはや冷凍することへの品質上の懸念はなさそうだ。冷凍機メーカーのデイブレイクが9月に開催した冷凍寿司イベントで、パネルディスカッションに参加した複数の専門店が課題として挙げたのは、主に解凍するプロセスの方だった▼冷食をう…続きを読む
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げた大阪・関西万博が13日、閉幕した。筆者は大阪在住で、数えてみるとプライベートでは中学生の一人息子と8回訪れた▼「想像以上!が、万博だ。」のキャッチコピー通り、いろんな面で「想像以上だった」。特に会期末が…続きを読む