三桜商事、3期連続増収増益 原資は継続的賃上げに
2025.04.02
東京の業務用一次卸・三桜商事が3期連続の増収増益を達成した。3月27日に東京都千代田区の帝国ホテルで行われた同社販売店組織・三桜会の第44回総会で服部昇社長が報告した。 それによると、24年12月期業績は売上高154億2000万円(前年比4.8%増…続きを読む
◇中部有力業務用卸トップに聞く ●市販品は取り扱い増加 --売上げ状況は。 戸田 前期(24年12月期)の売上げは約140億円、経常利益は前年比で1.4%増となり、増収増益となった。円安やエネルギー費用高で食材価格の高騰も懸念されていたものの、…続きを読む
◇中部有力業務用卸トップに聞く ●人手不足へ仕組み構築 --今期ここまで(24年7月~25年1月)の業績は。 竹尾 売上げが前年比6.1%増で推移しており、このままいけば今期目標の136億円に到達できる見込み。ただ、これは必達目標、本来は8%増…続きを読む
◇中部有力業務用卸トップに聞く ●新名物生み出す連携を --25年3月期の状況はどうか。 藤田 25年1月までは好調に推移していたが、2月に入り営業日数が少ないことや新幹線延伸の効果が一巡したことなどから鈍化していて、最終的には前年比微増での着…続きを読む
◇中部有力業務用卸トップに聞く ●本部集約の効果を実感 --今25年5月期、ここまでの業績は。 金森 今期第2四半期業績は、売上高が前年比8.2%増の364億5600万円、営業利益が同51.3%減の2億7900万円、経常利益が同51.0%減の2…続きを読む
◇中部有力業務用卸トップに聞く ●新規開拓で存在感向上 --前期(24年7月期)の状況は。 浅地 売上げは前年比10%増、利益は同15%増で着地している。24年1月1日に発生した能登半島地震による既存取引先の売上げの減少はあったものの、簡易給食…続きを読む
独自の物流機能を持ち、地域に密着している業務用卸は、きめの細かい物流網を武器に既存取引先の深耕や新規取り組みで売上げ拡大を図っている一方、エネルギーコストや人件費高騰などが利益面での課題となっている。業務用卸各社が改善策を迫られている中、中部地域にお…続きを読む
◇静岡有力卸インタビュー ●倉庫新設で高効率配送 --直近の業績は。 白井 前期(24年12月期)は3月までは好調に推移していた半面、4月以降はコロナ禍収束の反動を受けて苦戦が続いた。実際、売上げは前年比微増の46億8400万円で着地したものの…続きを読む
◇静岡有力卸インタビュー ●三方良しの地域密着も --今25年9月期、ここまでの業績は。 浜村 毎月数千品目程度の値上げがある中でも価格転嫁が順調に進み、売上げは前年を超えて推移している。そのため、今期は目標とする売上高58億円の達成が実現でき…続きを読む
◇静岡有力卸インタビュー ●インバウンドが追い風 --今期(25年9月期)の業績は。 内山 今期ここまでで売上げは県東部をはじめとする伊豆・熱海地区を中心に旺盛なインバウンド需要を追い風に順調に推移している。半面、値上げ交渉が人件費などの経費上…続きを読む
◇静岡有力卸インタビュー ●老健中心に新規開拓へ --直近の業績は。 加藤 今期58期(25年3月期)は主力の学校給食と老健メディカルが物価高に伴い、商品の切り替えや採用品目数の減少などの動きが活発になり、前年をやや割る厳しい数字で着地する見込…続きを読む